2010.12.24 - 全日SP 新闻报导

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小塚がSP首位!高橋4位/フィギュア
sanspo 2010.12.24 20:26
フィギュアスケートの全日本選手権は24日、来年3月の世界選手権(東京)の代表最終選考会を兼ねて長野市ビッグハットで開幕。男子ショートプログラム(SP)が行われ、悲願の初制覇を狙う小塚崇彦(21)=トヨタ自動車=がミスのない演技を披露し、87・91点で首位に立った。
今季シニアデビューを果たした羽生結弦(16)=東北高=が、素晴らしい滑りを見せて、78・94点で2位と大健闘。GPファイナルでは日本男子で最高の2位に入った織田信成(23)=関大=は冒頭の4回転ジャンプで転倒するなどのミスがあり、77・48点で3位。2年連続 5度目の全日本制覇を狙う高橋大輔(24)=関大大学院=は、ジャンプで着氷が乱れるなどのミスがあり得点が伸びず、74.78点で4位と首位の小塚に13点以上の差をつけられた。
25日は男子フリーと女子SPなどが行われる。女子SPの滑走順は村上佳菜子(16)=中京大中京高=が24番目、安藤美姫(23)=トヨタ自動車=は26番目、鈴木明子(25)=邦和スポーツランド=は28番目、浅田真央(20)=中京大=が29番目となっている。
小塚崇彦
「(点数に)本当にびっくり。自然とガッツポーズも出た。ジャンプ、ステップ、スピンのすべてがやりたいようにできた。本当に良かった」
羽生結弦
「点数はびっくりするほど出た。力を入れてきたステップとスピンが評価されて良かった。演技には満足している。練習してきたものを出せて良かった」
織田信成
「(4回転ジャンプの転倒は)自分に勝てなかった。跳ぶ瞬間に一瞬、弱気になった。(妻と子が)初めて見に来てくれたのに、いい演技ができなくて悔しい」
高橋大輔
「何で失敗したのかわからない。緊張感に負けたのかも。この出来だと厳しい状況。フリーは失敗を引きずらず、力を出し切る演技がしたい」
佐藤信夫コーチ
「(小塚は)優勝したフランス杯のように、うまく滑れていた。あとは一晩寝て(フリーで)どうなるか。いつもそこが問題。安心はできない」

★★★

フィギュア:ほぼノーミスで小塚がSP首位 全日本選手権
毎日新聞 2010年12月24日 20時47分
 フィギュアスケートの全日本選手権は24日、来年3月の世界選手権(東京)最終選考会を兼ね、長野市のビッグハットで開幕した。男子はショートプログラム(SP)を行い、今季グランプリ(GP)シリーズランキング1位の小塚崇彦(トヨタ自動車)が、ほぼノーミスの演技を見せ87.91点でトップ。今季シニア転向した16歳の羽生結弦(はにゅう・ゆづる)=宮城・東北高=が78.94点で2位につける健闘を見せ、GPファイナル(北京)銀メダルの織田信成(関大)は転倒が響いて77.48点で3位。昨季世界王者の高橋大輔(関大大学院)は74.78点で4位と出遅れた。
 ペアは高橋成美(木下工務店ク東京)マービン・トラン(カナダ)組だけが出場した。
 25日にSPが行われる女子は、試合会場で前日練習を行い、大会5連覇を狙う浅田真央(中京大)や16歳の村上佳菜子(愛知・中京大中京高)らが入念にジャンプなどを確認した。

 ○…昨季の世界ジュニア王者、16歳の羽生が高橋、織田、小塚の3強に割り込んだ。冒頭のトリプルアクセルを決めると、続く2連続3回転ジャンプにも成功。目立ったミスもなく、SPの今季自己最高得点で2位に入った。三つのスピンのうち二つが最高評価のレベル4で「練習してきた成果が出た」と満足そうな表情を見せた羽生。フリーの結果次第では世界選手権の出場権を得られる可能性もあるが、「気負わずに滑りたい」と話した。

 ○…高橋の連覇に黄信号がともった。ジャンプは着氷が乱れ、最後のスピンはレベル2の判定。得意のステップもレベル3止まり。技術点が伸びず、SP首位の小塚に13点以上の大差をつけられた。長光歌子コーチは「調整できなかった。グランプリ(GP)ファイナルの前の体に戻してほしい」と話し、GPファイナルの前日練習で小塚と激突したときの痛みが完治していないことを示唆。しかし本人はケガについては触れず「フリーではきょうの失敗を引きずらないようにしたい」と前向きに語っていた。

★★★

磨きかけた表現力で「白鳥の舞い」=羽生、健闘の2位スタート-全日本フィギュア
時事ドットコム 2010/12/24-22:16
16歳が演じた「白鳥の湖」。「自分なりに(白鳥を)できたと思います」。シニア転向1年目の羽生が、SP2位の好スタートを切った。
 冒頭で飛距離のあるトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を落ち着いて決め、リズムに乗った。長い手足や柔軟性を生かし、女性のような優雅さや情感も漂わせて白鳥になり切った。11月のロシア杯以降、ジャンプ以外のステップやスピンに重点を置いて練習に励んできた。「指先や顔のつくり方を直して、もっときれいに見せられるようにした」。努力が実った評価を喜んだ。
 女子で脚光を浴びる同い年の村上とともに、昨季はジュニア世界選手権を制した。昨年の全日本でも6位に入ったが、「去年と違ってシニアの一員。緊張感を克服したい」と話していた。それが実績のある高橋や織田を抑えてフリーを迎える。
 世界選手権代表入りにも、わずかに希望が出てきた。「ジャンプもしっかり決め、他の滑りの部分もしっかり点数が取れるように」。意欲を隠さなかった。

★★★

羽生「すべてで納得できるもの」/フィギュア
sanspo 2010.12.24 22:38
フィギュアスケートの世界選手権(来年3月・東京)代表最終選考会となる全日本選手権は24日、長野市ビッグハットで開幕し、男子ショートプログラム(SP)は昨季の世界ジュニア選手権を制した16歳の羽生結弦(宮城・東北高)がミスのない演技で78・94点の2位に 立った。
トップの小塚には差をつけられたが、羽生は高橋、織田を抑えての発進。「スケーティング、スピン、ジャンプすべてで納得のできるものだった」と会心の演技をさわやかな笑顔で振り返った。
冒頭のトリプルアクセルを鮮やかに決め、続く2連続3回転ジャンプもしっかりと着氷。阿部コーチも「今シーズンで一番いい内容だった」と手放しで褒めた。
今季シニアに転向したばかりの16歳。グランプリ・シリーズのデビュー戦だった10月のNHK杯で4位と健闘したが、「表彰台を」と欲の出た11月のロシア杯は7位に沈んだ。フリーに向け「気負わずに自分の実力を出したい」と自然体を強調した。

★★★

全日本選手権男子SP:若手とベテラン入り乱れる大混戦
Sports@nifty  2010年12月24日 (金)
小塚崇彦が首位、羽生結弦が2位と、若手が頭角を現した全日本選手権男子SP。織田信成、高橋大輔と続き、その1.03差で町田樹が5位につける。ソチ五輪に向けた新しい4年間のスタートにふさわしい、新旧入り乱れる男子の激戦がスタートした。【野口美恵】
■羽生、スケーティング強化の効果を発揮
GPシリーズロシア杯で苦杯をなめた。自分なりに力を発揮し200点を超えたものの7位。「自分に足りないものが分かった。シニアのスケーティングが自分にはまだ無い」と痛感した。ロシア杯は、パトリック・チャン(カナダ)、ジェレミー・アボット(アメリカ)といったスケーティングに定評のある選手がそろう大会。ジャンプのミス以上に、基礎スケーティング力の圧倒的な差で点を開けられたのだ。それから1カ月半。「ひたすらスケーティングの練習をしてきた」
この日の滑走順は、トップ12選手のうち一番手。他のトップスケーターがまだ演技していなかった事もあるが、羽生のスケーティングは別格で、ひと蹴りの伸びが際立つ。ロシア杯よりも一歩一歩のさばきは力強く、上半身の演技も氷から力の伝わってくる安定感のあるものに近づいた。大きく流れのあるトリプルアクセ ルから始まり、全ジャンプをクリーンに着氷すると、スピンもレベル4を2つマークした。
「自分の限界を決めずに、とにかく出来るところまでやりたい」。力いっぱいの演技をすれば、おのずと表彰台も近づいてくるはずだ。

★★★