2015.11.28 - FS 新世界纪录 part 1

【羽生の一問一答】信じられない…
http://www.daily.co.jp/newsflash/general/2015/11/28/0008603939.shtml
「フィギュアスケート・GPシリーズ最終戦・NHK杯」(28日、長野ビッグハット)
男子フリーが行われ、3位以内で12月のGPファイナル(バルセロナ)進出が決まるソチ五輪金メダリストの羽生結弦(20)=ANA=が、216・07点を マーク。27日に行われたショートプログラム(SP)と合わせ、世界新記録となる合計322・40点で優勝し、ファイナル進出を決めた。
以下は羽生の優勝インタビュー及び一問一答。
-見事な滑り。
「ありがとうございます。皆さんは直接…、僕も含め、僕らスケーターに直接手を加えて下さったり、何かをして下さったわけではないですけれども、本当に応援と いう大きな力をもらいました。本当にこのスコアは、そしてこの演技は、皆さんのおかげです。本当にありがとうございました。そしてテレビを見ている皆さん も、本当にありがとうございます」
-世界で初めての300点。
「いまだに信じられてないです。スコアは本当にビックリしましたけれども、実際にここまで、スケートカナダからNHK杯まで、本当に血のにじむような…、本当につらい努力というか、練習をしてきましたので、まずその練習をさせて下さった僕の周りの方々、サポーターの皆さん、そしてカナダのクリケットのリンク、 そして自分が生まれ育った仙台のリンク、すべてに感謝したいと思います」
-この結果は想像していた?
「いやあ、やってやるとは思ってましたけど…(笑)。ただ、自分自身、すごく今回、特にフリーは滑る前にものすごく緊張していて、本当だったらいつもブライアン(オーサーコーチ)と滑る前に話すことができるんですけど、話すことすらできなくて…。本当に緊張したんですけど、この、名古屋の、オリンピックがあっ たリンクということで…」
-長野、ですね。
「長野ですね。すいません。名古屋って言いましたね、私。興奮してます。本当に、長野の、オリンピックがあったリンクで滑ることによって、オリンピックのマークもありますし、自分自身プレッシャーかけて、絶対王者だぞという自信を、すごく言い聞かせながらやってました」
-オーサーコーチとはどんな話を?
「ただただ、びっくりしたねっていう話をしました。終わった後に『いい子だったよ』と言われたんですけど、『まだいい子なの?』という話はしましたけど」
-今後に向けて。
「今回は今回で終わってしまったことなんで、とにかく、まずここまですごいハードな練習をしてきましたけれども、それでもケガをしないで、まずここまで来れた自分の体、ケアして下さった先生方に感謝しつつ、またこれ以上の演技ができるようにさらに練習を積んでいきたいと思っています」
-素晴らしい演技をありがとうございました。
「ありがとうございました。皆さん本当にありがとうございました。またこれからもお願いします!」

【一問一答】
-演技を終えて
「本当に嬉しいです。正直、フリーでノーミスの演技をすることがなかったので。今はまだ興奮していて、なんと言っていいか分からない。応援が本当に力になった。日本中、世界中から力をもらっている感じがした」
-驚異的なスコアが出た
「本当にビックリした。ただ、スケートカナダからここまで本当にハードで、血が滲むような努力、練習をしてきた。ハードな練習でも怪我をしないでこれた自分の体や、支えてくれた人たちに感謝したい」
-演技前の心境は
「正直。すごく緊張していた。ただ、これまでの経験がすごく生きた。ソチ五輪の時は、演技が終わった瞬間に“金メダルがなくなった”と思って、自分が金メダル が欲しくて、重圧を感じてきたことに気づいた。今回は僕自身、300点という得点を取りたいという気持ちが少なからずあって、緊張している中で“点を取り たい”と考えているなと認めてあげることができた。うまく精神のコントロールができた」
-今後に向けて
「今後この3つの(世界新の)得点が自分の壁になると思うし、プレッシャーも掛かってくると思う。それに打ち勝つ精神力をつけたい。この得点を超えるために、日々努力していきたい」
-今後さらに難しい4回転が必要になってくる?
「僕自身まだ4回転ルッツは奇跡的に(練習で)1度下りたことがあるだけだし、ループもまだプログラムに組み込めるような精度じゃない。アクセルも数回チャレ ンジしたけど、回転も着氷もできていない。ただ、今大会で感じたのは、(4回転ルッツを決めた)金博洋選手の演技は、スケート界の将来を見ている気がする」

 

羽生さらに高みへ、322点のプレッシャーに「打ち勝つ」=フィギュアNHK杯
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151128-00000101-spnavi-spo
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦となるNHK杯は28日、長野で男子フリースケーティング(FS)が行われ、羽生結弦(ANA)がフ リー216.07点、合計322.40点で優勝した。羽生は前日のショートプログラムに続いて、世界最高得点をマーク。合計で前人未踏の300点超えを果 たし、12月のGPファイナル(スペイン・バルセロナ)進出を決めた。
羽生は、冒頭の4回転サルコウ、続く4回転トウループを軽々と決めると、後 半に配した4回転トウループからの連続ジャンプも鮮やかに下りる。和風の音楽「SEIMEI」に合わせ、時よりにらみつけるような表情で迫力ある演技を披 露。最後の決めポーズでは満面の笑み。右手で大きく拳を振り下ろし喜びを爆発させた。
以下は演技後の羽生のコメント。
「本当にうれしいです。本当に練習が納得いくようにできたのも、体のメンテナンスをしてくれた先生方をはじめ、リンクがあり、先生方がいるから練習できたと思うので、周りの方々に感謝を述べたいと思います。
(点数は)本当にびっくりしましたし、僕自身、何か試合に入る前に300点取りたいとか、フリーで200点超えたいとか、そういう気持ちも少なからずありました。それ にちゃんと気づくことができ、それによって自分がプレッシャーを感じていることに気づくことができたのも、本当に今までのたくさんの経験があったからこそ だと思うので、本当に今までやってきたことが無駄じゃなかったんだなと思います。
(さらに挑戦することとは)技術的なことで言うと、4回転ループを試合で組み込めるまでには至っていません。まずはそこを練習していきたいと思っています。それはすぐにはできないと思 いますけど、ただこの内容、これ以上の内容をもっとコンスタントに、たぶん次の試合からは自分の322点という得点、(SPの)106点という得点、 (FSの)216点という得点が自分自身にかなりのプレッシャーとしてかかってくると思うので、それに打ち勝つ、それをコントロールする精神力をつけなけ ればいけないなと今は考えています。
(今後は)とにかく頑張るのみです。頑張れるのは皆さんのおかげだと、今回本当に思いました。
(壁を越えた先に見えたのはまた壁だったと話していた。今どんなものが見ているか?)実際にフリーをやり終えたあと、正直うれしくて、なかなか国際試合でフリーをノーミスでやり切れていなくて、本当にうれしかったです。ただ言ってみれば、後半の4回転トウループはもっときれいに跳べると思います。でもそれがすぐにできるとは思いませんし、先ほども言ったように今後は自分の得点に対するプレッシャーが必ずかかってきます。それは壁だと思いますし、それを越えるために日々努力していきたいと思います。
(後半の4回転は課題だと思うが、どこに気をつけた?)う~ん、それはあんまり言いたくないな(笑)。
(緊張していたのは、点数を出してやると気合いが入りすぎた?)自分でも緊張していた理由がよく分かっていません。五輪のフリーのときに同じようなことを言ったと思うんですけど、気づいたら金メダルを狙っていた、終わっ た瞬間に金メダルはなくなったと思ったと同時に、自分は金メダルを意識して緊張していたんだというふうに思ったんですけど、それが今回のNHK杯ですごく 生きて、自分がこの会場に来る前から200点超えしたいと思っているのと、300点超えしたいと思っているのと、ノーミスしたいと思っているのと、すべて がやりたいこと、プレッシャーとしてふりかかるようなことを考えていることをちゃんと自分で認めてあげられたんですね。緊張しているからこうしようというのを今回はある程度分かってできたので、なんか実感がないというのは正直ありますけど、少しでもコントロールできた精神状態でフリーはできたのかなと思い ます。
(スケートカナダとは別人だった。トリガーとなったのは?)スケートカナダは悔しかったですし、一皮むけた羽生結弦になれるようにということを言ったと思うんですけど、一皮むけたのかは皆さんの価値観次第なので、自 分の中では後半の4回転まできれいに決めることができた。まぁ、そこまできれいではないですけど、今回のステップとして手をつかないで後ろに3回転をつけ られたというのは自分の中で達成感はありますし、またその悔しさをバネに一生懸命練習して、その環境を作ってくれた周囲の方に感謝の気持ちでいっぱいで す。
(フィジカル面でアップしたように思えたが?)たぶんそれは自分が 最後までノーミスでできたといううれしさ、やはり地元での開催ということで、皆さんが本当に大きな声援を送ってくれましたし、会場内に五輪のマークがある ので次の五輪で連覇するためには、もっと成長しなければいけない、もっと強いところを見せないといけないという気持ちはあったので、本当に環境に助けていただけたかなと思っています」

 

 

羽生、史上初300点超で圧巻V!「この演技はみなさんのおかげ」/フィギュア
http://www.sanspo.com/sports/news/20151128/fgr15112818500008-n1.html
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ最終戦、NHK杯2日目が28日、長野市ビッグハットで行われ、前日の男子ショートプログラム(SP)で世界歴代最高を4・88点更新する106・33点を記録した羽生結弦(ANA)が、男子フリーでもノーミスの圧巻の演技で216・07点をマーク。SPと合わせ322・40点で史上初の300点台を叩き出し、優勝を決めた。
2位にはSP95・64点で高得点をマークした金博洋(中国)が合計266・43点をつけた。SPで自己ベストの88・29点で3位につけた無良崇人(洋菓子のヒロタ)が合計242・21点でそのまま3位を守りきった。
羽生は史上初の3連覇が懸かるGPファイナル(12月、バルセロナ)に進出した。
演技後のインタビューで羽生は「ありがとうございます。応援という大きな力をもらいました。このスコア、この演技はみなさんのおかげです」と会場のファンに感謝。総合300点超に「いまだに信じられないです」と大興奮で、「スコアは本当にビックリしたんですけど、実際にここまでスケートカナダからNHK杯まで本当に血のにじむような、本当につらい練習をしてきた。まずその練習をさせてくださった僕の周りの方々、カナダのリンク、仙台のリンク、すべてに感謝したい」と感謝の言葉が続いた。「やってやるとは思っていた」と笑顔で明かすと、「自分自身、フリーを滑る前、ものすごく緊張していて、本当だったらいつもブライアン(コーチのブライアン・オーサー氏)と滑る前に話すことができるんですけど、話すこともできなくて。長野のオリンピックのあったリンクで、オリンピックのマークもある。自分自身にプレッシャーをかけ、『絶対王者だぞ』と言い聞かせながらやった」と自らを追い込んで臨んだことを告白した。
一方で演技後にオーサー氏から「いい子だったよ」と声をかけられたことを話しながら、「え、いい“子”なの?」と茶目っ気たっぷりのやり取りをしたことも笑いながら明かした。
羽生結弦
「やってやると思っていた。点数には正直びっくり。本当にうれしい。(前戦から)血のにじむような努力、練習をしてきた。今度は自分の点数が壁になる。それを越えるために日々努力したい」

 

フィギュア:羽生がV 史上初の300点超え NHK杯
http://mainichi.jp/sports/news/20151129k0000m050008000c.html
フィギュアスケートのNHK杯は28日、長野市のビッグハットで男子のフリーが行われ、ソチ五輪金メダルの羽生結弦(20)=ANA=が世界歴代最高の 216.07点をマークし、合計で世界初の300点突破となる322.40点で3年ぶり2回目の優勝を飾った。史上初の3連覇が懸かるグランプリ(GP) ファイナル(12月10日開幕、スペイン・バルセロナ)への進出も決めた。
映画「陰陽師」の楽曲に乗って4回転3本を含む全てのジャンプ、そしてステップ、スピンを鮮やかに決めた。演技を終えると右手で大きくガッツポーズ。前日のショートプログラム(SP)に続いて世界最高得点を更新し「本当にうれしい」と笑みを浮かべた。
基礎点が1.1倍となる演技後半に高難度のジャンプを多く組み込んだ。それでも、一つ一つのジャンプを余裕さえ持ちながら完璧にこなし、大幅な加点を得た。表現面が5項目で評価される演技構成点も、項目によって10点満点をつけた審判が続出。驚異的な高得点につながった。
前日のSP後は自らを「王者」、そしてこの日は「絶対王者」と呼んだ。しばしば「挑戦者」と言っていた昨季とは明らかに違う。「300点を取りたいとか、フリーで200点を超えたいという気持ちが少なからずあった。今までやってきたことは無駄ではなかった」。王者と自覚して自らを追い込み、五輪金メダリストはさらに強くなった。【福田智沙】

 

 

羽生、「絶対王者」の自信 ノーミス貫き未到の高みへ

http://www.asahi.com/articles/ASHCX316QHCXOIPE002.html

(28日、フィギュアスケートGPシリーズNHK杯・男子フリー)
和太鼓の音が鳴りやむ。羽生は天を見上げ、拳を突き上げた。前人未到のフリー200点、合計300点超え。合計で27・13点も更新した。「やってやるとは思っていた。『絶対王者だぞ』という自信を言い聞かせながらやっていた」
フリーもほぼ完璧だった。冒頭で跳んだ2種類の4回転は、ともに出来栄え(GOE)で2・5点以上の加点がつく軽やかなジャンプ。これまで成功していなかった演技後半の4回転―2回転の2連続ジャンプも、2本目を3回転に難度を上げて決めた。
着氷がきれいだから無駄な力の消費もなく、スタミナ不足が目立った演技後半でもスピードが落ちなかった。苦手の最後の3回転ルッツを成功させると、ガッツポーズを見せた。ブライアン・オーサーコーチによると、チームメートで昨季の世界王者のハビエル・フェルナンデスからジャンプの助言があったという。
シニアに上がって6季目。実はソチ五輪を含めてこれまで、SP、フリーともにノーミスをそろえたことはほとんどなかった。「きれいにまとめることが、どれだけ難しいかというのは僕たちスケーターにしか分からない」と話したこともあった。
悩みながら見つけた答えは、自分に正直になることだった。朝から、最高得点を出したいという思いがあったが、「重圧として降りかかるものを認めてあげた」。その上で気持ちを制御して集中力を高め、大記録を生んだ。
SP、フリー、合計点と全て新記録をたたき出した。「この点数が自分自身に重圧としてかかってくると思うので、それに打ち勝つ精神力を付けたい」。五輪王者は新たな領域に足を踏み入れた。(前田大輔)

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羽生の異次元演技に織田「アゴ外れた」

http://www.daily.co.jp/newsflash/general/2015/11/28/0008603946.shtml

「フィギュアスケート・GPシリーズ最終戦・NHK杯」(28日、長野ビッグハット)
男子フリーが行われ、3位以内で12月のGPファイナル(バルセロナ)進出が決まるソチ五輪金メダリストの羽生結弦(20)=ANA=が、216・07点をマーク。27日に行われたショートプログラム(SP)と合わせ、世界新記録となる合計322・40点で優勝し、ファイナル進出を決めた。
前人未踏の300点台を20点以上を上回る異次元の演技。リンク横で見守ったプロフィギュアスケーターの織田信成は「(点数が出た時は)アゴが外れたまま、しまらなかった。口がポカン(としてしゃべれなかった)。それぐらい、素晴らしい演技でした」とテレビカメラを前に興奮冷めやらぬ表情で語った。
羽生の演技が終わり、カメラを向けられると、「いや~、震えました!見終わった後、手の震えが止まらなかったです。すごすぎて」と驚きと興奮が収まらず。4回転については「3回とも、全ての質、素晴らしかったです。プラスの評価しかない(演技)」と絶賛した。
隣にいたプロスケーターの鈴木明子は「鳥肌が…演技最初の4回転2つ決まった後ぐらいから、ずーっと、鳥肌が立ちっぱなしでした」と感動していた。
羽生は、冒頭の4回転サルコー、続く4回転トーループに軽々と成功。課題となっていた後半の4回転トーループも含め、全てのジャンプで見事に着氷。陰陽師安倍晴明を演じるフリー「SEIMEI」をほぼ完璧に滑りきり、大きなガッツポーズ。観客の大声援に大きな声で「ありがとう!」と応じていた。

 

さらに上積み可能な羽生 連続ステップに抑揚つければ…岡崎真氏解説

http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2015/11/29/kiji/K20151129011595450.html

羽生のフリーは魂のこもった素晴らしいものだった。使用曲「SEIMEI」は、曲調の変化が乏しく表現が難しいもので前戦のカナダでは動きによる緩急の付け方に物足りなさを感じたが、今回は人類初の合計300点というモチベーションが演技全体にあふれ、活力がみなぎっていた。
 現行の採点制度でいつかは誰かがマークするはずだった300点の大台。SPとフリーのどちらかが良かったのではなく、SPで100点、フリーで200点を超えるという、演技をそろえたところに価値がある。世界中に「次元の違い」をアピールできたと思う。
 ただし、羽生の素晴らしさ、恐ろしさは、これが目いっぱいという感じがしないところだ。例えば前半の4回転ジャンプ2つが終わったあとの連続ステップは、もっと抑揚がつけられる。最後のスピンは体力が尽きかけて、羽生本来のスピードではなかった。さらにループなど別種類の4回転も練習していると聞けば、得点を上積みできる可能性は十分ある。この300点は本当の怪物へと成長する「序章」にすぎないのではないかと感じている。(ISUテクニカルスペシャリスト、プロコーチ)