2015.12.15 - 归国新闻

羽生「若干休みたい…」 ファンの“神”例えに「恐縮」/フィギュア
http://www.sanspo.com/sports/news/20151215/fgr15121517420007-n1.html

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フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナル(バルセロナ)で男子初の3連覇を飾ったソチ五輪金メダルの羽生結弦(21)=ANA=が15日、羽田空港に帰国した。GPファイナルで330・43点と世界歴代最高点をマークした羽生は、記者会見で金メダルを手に「びっくりしているのが本音」と笑顔で話した。来春の世界選手権(米ボストン)最終選考会を兼ねた25日開幕の全日本選手権(札幌)では4連覇を目指す。
--帰国してみて
「びっ くりしているのが本音。点数は関係なく自分のスケートをどれだけ向上させられるかが大切。会場によって見え方が違う。どの方がみても素晴らしいと思える演 技をしたい。ファイナルで他の選手が素晴らしい演技をする中、羽生はこんな演技で優勝するのかと思われたくなかった」
--全日本選手権へ向けた調整は
「いまの段階ではNHK杯からGPファイナルまでと変わらない。ただ同じようにやりすぎて、調整の誤差でないか懸念がある。いかに体の状態を作っていけるかが大きな課題。期待されることも注目されることもうれしいけど、滑るのは僕自身。緊張感のコントロールが大切になる」
--ファンからは神に例えられている
「いってもらえることはありがたいし恐縮するけど、全然神じゃない。応援してくれる方々が神様。見えないところから力をくれる」
--世界選手権へ向けて、4回転ループを入れる演技構成の変更は
「それは要相談。今回はほぼパーフェクトだった。すべてのジャンプでGOE(出来栄え点)でかなりの加点をいただいた。サルコーとトーループに比べると、ループのクオリティーはそこまでいっていない。何が最高の挑戦になるのか考えたい」
--全日本選手権で何か試したいことは
「試すという言葉は、その試合を抜いてしまう感情がわいてしまう。それは絶対にいや。素晴らしいスケーターたちが出てくる。負けないように自分の演技をしたい」
--次戦までの息抜きは
「若干休みたい。周りは世界選手権で優勝したみたいになっているけど切り替えて始動しないといけない。またノーミスしなきゃというプレッシャーはかかっている」
--プレッシャーは
「払しょくできない。緊張は誰もがするし、慣れてもするもの。何をすべきか、何ができるかを考えたい」
--今年の1年を漢字人文字で表すと
「難しいけど、将棋もやるので『成』。ここまでくるのに歩兵のように一歩一歩進んできた。ここから強くならないといけない」

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羽生「応援してくれる方が神様」/一問一答
http://www.nikkansports.com/sports/news/1579892.html
12日まで行われたフィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルで男子史上初の3連覇を達成した羽生結弦(21=ANA)が15日、開催地のバルセロナから帰国した。
-ファンには「神」という人もいるが
羽生 全然神ではないです。神様は実際にいると思いますが、それは何を信じれるかの違いだと思う。みなさんから言ってもらえることはありがたいというか恐縮ですが、スケーターからしたら応援してくださる方がむしろ神様というか。
-試合前に聴いていた曲は
羽生 「ONE  OK ROCK(ワンオクロック)」さんには本当に助けられました。(曲名は)「完全感覚Dreamer」、あとは「キミシダイ列車」。とにかく歌詞も そうですが、自分がモチベーション上がっていけるように、過去といまの違いというか、過去があるからいまがあると、感じながらやれたと思うので、それはす ごく聞いてました。
-全日本選手権に向けて
羽生 たぶんまたノーミスしなくてはいけないという重圧は確実にかかってます。全日本ということで違った重圧もあるし、試合に向けて緊張感が高まってくる。その時々に合わせた自分のコントロールの仕方、高め方を見つけていければいいな。
-今後の進化について
羽生 皆さんが点数、点数となっている時だと思うが、自分自身のスケートをどれだけ向上させて磨いていけるかが大切。

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羽生結弦 今年の漢字は「成」
http://www.daily.co.jp/newsflash/general/2015/12/15/0008648767.shtml
フィギュアスケートのGPファイナル(バルセロナ)でSP(110・95点)、フリー(219・48点)、総得点(330・43点)とも世界最高記録を更新し、男子史上初の3連覇を達成した羽生結弦(21)=ANA=が15日、スペインから羽田空港に帰国した。
到着ロビーではファン約300人の声援を受け、笑顔も浮かべた。「ビックリしました。僕としては前回のNHK杯で世界記録、300点超えをして、達成感を得ているので、今回は自分の中で安堵感が強かった。そういう意味で(反響は)ビックリですね」と、目を丸くした。
この日、今年を象徴する漢字として「安」が発表されたが、羽生も自身の今年を表す漢字を発表。「成長したなというシーズン。『成』でお願いします」。その心は「別に信成さんにかけてるわけじゃないですよ(笑)。僕、将棋もやるんですけど、将棋に『成る』ってあるじゃないですか。ここまで歩のように進んできて、やっとここまでなれたなと。そして、ここから動き始める。ここからさらに強くなっていきたいので。いいこと言ったな」と、笑顔で語った。歩が成れば、『金』。ここから18年平昌五輪に向けて、“金メダルロード”を歩む覚悟だ。
今後は25日に開幕する全日本選手権(札幌)で4連覇を狙う。「切り替えて、全日本に向かいたい」と、力を込めた。

 

羽生、勝利のルーティンは「ワンオクロックさん」
http://www.nikkansports.com/sports/news/1579726.html
世界歴代最高点を生んだのは、この曲だった!? フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルで男子史上初の3連覇を達成した羽生結弦(21=ANA)が15日、開催地のバルセロナから羽田空港に帰国。演技の直前まで聞いていた曲について聞かれると、「『ONE OK ROCK(ワンオクロック)』さんには本当に助けられました」と明かした。
05年に結成された4人編成の日本のロックバンドで、羽生が曲名を上げたのは「完全感覚Dreamer」と「キミシダイ列車」。「とにかく歌詞もそうですが、自分がモチベーション上がっていけるように、過去といまの違いというか、過去があるからいまがあると、感じながらやれたと思うので、それはすごく聞いてました」とした。
羽生はイヤホンを常時10個以上持ち歩くこだわりを持っていることでも有名。試合まではJポップを聞いて士気を高めるのが習慣となっている。

 

羽生は称賛、沙羅は恐縮の同便帰国
http://www.daily.co.jp/general/2015/12/16/0008650399.shtml
フィ ギュアスケートGPファイナルで男子史上初の3連覇を達成した羽生結弦(21)=ANA=が15日、大会が行われたスペイン・バルセロナから羽田空港に帰 国した。W杯で2勝した欧州遠征から帰国したジャンプ女子のエース・高梨沙羅(19)=クラレ=と同便で、搭乗前には「お互い頑張ろう」とエールを送り合ったことを明かした。
羽生は「テレビで英語のインタビューをしっかり答えていたのを見て、自分も英語を頑張らないとと思ったし、素晴らしい気力、精神力を持っていて、学ぶことも多いと思った」とたたえた。高梨は「オーラに圧倒された。どんなことをしゃべったのか全然覚えていない。日本を代表する素晴らしい選手におめでとうと言っていただいたので、明日からの合宿を頑張れる」と恐縮しきりだった。