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2016.10.28 - SC SP 新闻报导

16-17 赛季 2016 SC news

2016 SC SP 图集

羽生ジャンプ乱れ4位、無良2位 スケートカナダSP
asahi 2016年10月29日11時48分

フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦スケートカナダが28日(日本時間29日)、カナダ・ミシサガで開幕。男子ショートプログラム(SP)は、羽生結弦(ANA)が4回転ループジャンプの着氷でひざをつくなどミスがあり、79・65点で4位だった。4回転ループは羽生が今季、国際スケート連盟(ISU)公認大会で初めて成功させた大技。無良崇人(洋菓子のヒロタ)が81・24点で2位。3度の世界王者経験のあるパトリック・チャン(カナダ)が90・56点で首位。
 〈男子SP2位の無良〉 4回転ジャンプの着氷が乱れる。「悪い所が目立つ。スピードもないしスピンのレベルも取れていない」
★★★
羽生「慎重になりすぎた」ジャンプで精彩欠きSP4位発進 無良は2位
スポーツ報知  2016年10月29日11時51分   ◆フィギュアスケートGPシリーズ第2戦スケートカナダ 第1日(28日、カナダ・ミシソーガ)
 男子ショートプログラム(SP)が行われ、GPファイナル3連覇中の羽生結弦(21)=ANA=は冒頭の4回転ループは着氷で右ひざをつき、4回転サルコー―3回転トウループの連続ジャンプは3回転サルコーの単発になるなど精細を欠き、79・65点で4位発進。「悔しい。技術的なことを意識しすぎてしまった。慎重になりすぎた」と振り返った。それでも約10点の差は逆転圏内。29日(日本時間30日)のフリーへ向けて「ジャンプがいっぱいある分、チャンスがいっぱいあるとポジティブにとらえている。切り替えます」と話した。
 90・56点のパトリック・チャン(カナダ)が首位。無良崇人(25)=洋菓子のヒロタ=は81・24点で2位につけた。

★★★
羽生結弦「意識しすぎた」 SP、4回転二つとも失敗 (後藤太輔)
asahi 2016年10月29日11時59分 プリンスの「レッツ・ゴー・クレージー」が流れる中、見る者全員が微動だにせず、羽生の滑りを見つめた。注目の4回転ループジャンプ。折ったひざを伸ばして跳び上がり、回る。しかし、空中で失敗とわかるほど体が傾いた。着氷でひざをついた。続く、4回転サルコーは3回転に。連続ジャンプにも出来ず、大きく得点を失った。
   ループは、同じ右足で踏み切るトーループのように、左足のつま先を使って体をはね上げて回すことができないため、難しい。その大技の完成だけに意識を奪われたまま臨んだのが、4週間前の大会。4回転ループを成功させたが、SPもフリーも他のジャンプでミスをした。
 演技を通した中での技の成功率が低くなっていた。そこで、今大会に向けて、曲をかけてプログラムを通して滑る練習を繰り返した。「通したときのジャンプの精度、呼吸やリズムを意識してきた。自信がついた」と成果を強調していた。
 しかし、今回は4回転を二つとも失敗。「とにかく悔しい。『こう跳べばいい』と、色んなことを意識しすぎた。慎重になってしまった」。演技直後、腰に手を当てて宙を見た。

★★★
羽生 ミス目立ちSP出遅れ4位「悔しい 緊張があったかも すぐ切り替え」
スポニチ 2016年10月29日 12:05
 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦、スケートカナダ第1日は28日(日本時間29日)、オンタリオ州ミシソーガで男子ショートプログラム(SP)が行われ、今季GPシリーズ初戦となる羽生結弦(21=ANA)は4回転ジャンプでミスが目立ち、79・65点で4位スタート。首位のパトリック・チャン(カナダ)とは10・91点差と出遅れた。
 羽生は最初のジャンプ、4回転ループで着地に失敗し、右ひざをついた。続く4回転サルコー―3回転トーループも、サルコーが3回転になって単発に。最後のジャンプ、トリプルアクセルは鮮やかに成功した。
 羽生は明るく振る舞いながら「悔しいです。ミスをしてしまった」と落胆も垣間見えた。4週間前の自身初戦、オータム・クラシックはSPで史上初の4回転ループを成功するなど「いろいろなことが順調にいっていたので、順調にいっていたからこその緊張があったかもしれない」と分析。「しょうがないです。すぐ切り替えます」と29日(日本時間30日)に行われるフリーで逆転を狙う。

★★★
まさかのミス連発=羽生、順調から暗転-スケートカナダ
時事  2016/10/29-12:02   冒頭の4回転ループは十分に回れず右膝を着き、続く連続ジャンプでも一つ目の4回転サルコーを跳べなかった。伸びないとは分かっていても、80点にも届かない得点を見て、羽生はがっくりとうなだれた。
 公式練習では、気持ちの高ぶりを抑えることを重視した。本番にピークを合わせるための精神面のコントロールはできていただけに、「いろんなことが順調にいっていた。順調だったからこその緊張があった」と打ち明けた。
男子ショートプログラム(SP)でジャンプした後、体勢を崩す羽生結弦=28日、カナダ・ミシサガ
 1カ月前のオータム・クラシックでも、連続ジャンプの最初の4回転サルコーが1回転になるミスを犯した。今回はその今季初戦よりも低い79点台。歴代最高得点を持つ羽生にとっては屈辱的な低い点数だ。後半のスピン、ステップこそ最高のレベル4を得たが、本来の実力には程遠い内容だった。
 今季のSPは4月に急死した米人気歌手プリンスさんのロック調の曲。「クールにという感じ」を意識しているが、その完成形を見せるのは、今回もお預けとなった。(ミシサガ時事)

時事写真特集

http://www.jiji.com/jc/d4?p=han015&d=d4_ftdd

★★★
スケートカナダ・談話
時事  2016/10/29-12:07
◇しょうがない
 羽生結弦 ミスをしてしまったというのが率直な感想。しょうがない。動きは悪くなかったが、その流れを(本番で)使えなかった。緊張はしていた。

★★★
羽生まさかの4位出遅れ、連続技失敗に    「くやしい」
nikkansports 2016年10月29日12時12分

<フィギュアスケート:GP第2戦スケートカナダ>◇第1日◇28日◇カナダ・ミシソーガ◇男子ショートプログラム(SP)
 GPファイナル3連覇中の羽生結弦(21=ANA)は79・65点で4位と出遅れた。
 冒頭の4回転ループは回りきれず、右ひざをつき着氷。続く4回転サルコー-3回転トーループの連続技も失敗した。演技後は「くやしい。しょうがないです。切り替えます」と笑みを浮かべながら話し、「フリーは(ジャンプを跳ぶ)チャンスがたくさんある」と気持ちを切り替えていた。
 無良崇人(25=洋菓子のヒロタ)は、そつなく演技をまとめ81・24点で2位も「すっきりしない感じ」。パトリック・チャン、羽生ら優勝候補がミスをする中「自分が流れを断ちきろうと思い、丁寧にやろうとする気持ちが強すぎた」と反省した。
 ソチ五輪銀のパトリック・チャン(カナダ)が90・56点で1位。ケビン・レイノルズ(カナダ)が80・57点で3位に入った。

★★★
羽生はSP4位、宮原も5位発進 フィギュアGPカナダ
nikkei  2016/10/29 12:19
【ミシソーガ(カナダ)=共同】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦、スケートカナダは28日、カナダのミシソーガで開幕し、男子ショートプログラム(SP)で羽生結弦(ANA)は4回転ジャンプでミスが目立ち、79.65点の4位と出遅れた。首位は90.56点のパトリック・チャン(カナダ)で、無良崇人(洋菓子のヒロタ)が81.24点の2位につけた。

★★★
【写真速報】スケートカナダ男子SP 羽生は4位、FPでの巻き返しに期待
三尾圭  | スポーツフォトジャーナリスト  2016年10月29日 12時31分配信 フィギュアスケートのグランプリシリーズ第2戦、スケートカナダが行われ、男子ショートプログラムで羽生結弦は4回転ループで着地を失敗するなど79.65点の4位に終わった。現地時間29日に行われるフリープログラムでの巻き返しが期待される。

★★★
羽生結弦はSP4位と出遅れ 4回転でミス 無良崇人が2位 GPシリーズ第2戦スケートカナダ
sankei 2016.10.29 12:48
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦、スケートカナダは28日、カナダのミシソーガで開幕し、男子ショートプログラム(SP)で羽生結弦(ANA)は4回転ジャンプでミスが目立ち、79.65点の4位と出遅れた。首位は90.56点のパトリック・チャン(カナダ)で、無良崇人(洋菓子のヒロタ)が81.24点の2位につけた。(共同)

★★★
フィギュア=羽生4位で無良は2位発進、スケートカナダSP
Reuters 2016年 10月 29日 12:59 JST

無良崇人は81.24点をマークし、2位につけた。パトリック・チャン(カナダ)が90.56点でトップに立った。
女子SPでは本郷理華が65.75点で4位、宮原知子は65.24点で5位につけた。永井優香は40.39点で11位。エフゲニア・メドベージェワ(ロシア)が76.24点でトップに立った。

★★★
羽生は男子SP4位発進、無良が2位 スケート・カナダ
AFP 2016年10月29日 13:48 発信地:トロント/カナダ 【10月29日 AFP】(更新)16-17フィギュアスケートグランプリ(GP)シリーズ第2戦、スケート・カナダ(Skate Canada International 2016)は28日、オンタリオ(Ontario)州ミシサガ(Mississauga)で男子シングル・ショートプログラム(SP)が行われ、羽生結弦(Yuzuru Hanyu)は79.65点で4位となった。
 首位には90.56点でパトリック・チャン(Patrick Chan、カナダ)、2位には81.24点で無良崇人(Takahito Mura)、3位には80.57点でケヴィン・レイノルズ(Kevin Reynolds、カナダ)が続いている。
 世界選手権(ISU World Figure Skating Championships)で3度の優勝を誇るチャンは、4位の羽生約11点差をつけた。
 羽生は2年連続スケート・カナダのSPで強い印象を残すことができなかった。昨年大会のSPでは6位と大きく出遅れ、フリースケーティング(FS)で巻き返して2位に入った羽生は、最初のジャンプで膝をつくと、続くジャンプも単発になった。

★★★
【フィギュア】村主章枝…男女評論
スポーツ報知  2016年10月29日19時27分 
期待の羽生選手だが、冒頭の新技4回転ループジャンプの軸が外に外れてしまい、転倒。2個目の4回転サルコージャンプが3回転になり技術点が出ず、4位スタートとなってしまった。失敗した4回転ループは、転倒の減点だけではなく、回転が足りずに3回転ループの転倒という判定になってしまった。
 ジャンプスピンでも、直前の4回転サルコーの失敗の影響からか、足を持った形のドーナツスピンで8回転回らなければいけないところが6回転となってしまい、レベル4が取れなかった。
 演技後のインタビューでは、緊張してしまったというコメントを残しているが、その精神状態が演技に出てしまったのか、スピードが全体的に遅くなり、芸術点も抑えられてしまった。
 今回のプログラムだが、様々な新しいことに挑戦している。4回転も今までのトウループよりも得点の高い、ループジャンプ。スピンも新しい種類を取り入れたり、曲も今年4月に亡くなったプリンスさんのものを使用しており、テンポが速いものである。
 曲のテンポというのは、ジャンプに影響を及ぼすことがある。人間、それぞれ体が刻みやすいリズムというものがあり、それが速い人もいれば、遅い人もいる。そのため、ジャンプのタイミングの取り方もスケーターによって異なる。シーズン序盤のため新しい曲でのテンポの取り方が、まだ馴染んでいないのかもしれない。
 五輪チャンピオンになっても、なお、新しいことにチャレンジする羽生選手。完成した作品が見られる日が、今から楽しみである。
 女子では、世界選手権メダリストの宮原選手が、ミスのない演技と思われた。だが、コンビネーションジャンプの2個目のトリプルトウループが回転不足判定で、単独のトリプルフリップが正しくないエッジ踏切判定となってしまい、技術点が伸び悩んだ。しかし、プログラム全体はスピードもあり、頭から足の先まで、神経の行き届いた素晴らしいもの。思わぬ5位発進となったが、ジャンプのみが修正ポイントだと思う。(振付師、元五輪代表)

★★★
羽生、ジャンプ失敗のワケは… けが避けようと体が反応 (後藤太輔)
asahi  2016年10月29日21時25分 「すごく練習してこられたし、ここまでちゃんと体が持ってくれている」
 演技後、羽生結弦はふと、練習できること自体への安心感を漏らした。SPで4回転ジャンプを二つとも失敗した悔しさを、一通り語り終わった後だった。
 明らかな失敗ジャンプを続けた。4週間前にはSPでもフリーでも成功した4回転ループは「跳んだ瞬間にああーっと思って」。そのままだと痛い転び方をすると感じ、体に引き寄せていた腕を本能的に開いて回転をやめたという。ひざを突くようにして着氷。続く4回転サルコーも3回転になった。けがを避けようと、体が反応した。
 ログイン前の続き昨年12月の全日本選手権前に左足甲を痛め、今年3月末から4月にかけてあった世界選手権後は2カ月間、滑らなかった。「ここまで長く滑らないのは初めて」だった。4回転ジャンプを1日1回跳ぶことを許された時は、季節は秋になろうとしていた。
 それ以外にも、右足首や左ひざも痛めたことがあり、酷使できない。体調を崩しやすく、今秋も風邪をひいた。1日の練習時間は2時間に満たず、週5回練習できればいいほうだ。他選手と比べて練習量を少なくせざるを得ない。
 羽生は「練習は時間よりも質」「スタミナって、そんなにつかない」と自覚する。五輪連覇を阻む最大の敵はけがかもしれない。その敵と付き合いながらの五輪プレシーズンになる。

★★★
羽生結弦SP4位出遅れ、ジャンプでミス 無良が2位 スケートカナダ
Daily Sports 2016.10.29 「フィギュアスケート・GPシリーズ・スケートカナダ」(28日、ミシサガ)
 男子ショートプログラム(SP)に出場したソチ五輪金メダリストの羽生結弦(21)=ANA=は、79・65点だった。順位は4位と出遅れた。無良崇人(25)=洋菓子のヒロタ=は81・24点で2位につけている。首位はパトリック・チャン(カナダ)で90・56点。
 オータムクラシック同じ上下白の衣装に、前髪をかき上げる“ワイルドスタイル”で臨んだ羽生。冒頭の4回転ループで膝をつくミスが出ると、続く4回転サルコーでもバランスを崩し、連続ジャンプをつけられなかった。最後のトリプルアクセルは美しく着氷。「レッツゴークレイジー」の激しいギターの音に乗せ、音楽界の貴公子・プリンスになりきった。
 得点を見ると厳しい表情で何度も小さくうなずいた羽生。フリーでの巻き返しを目指す。

★★★
羽生、出遅れ4位 大技失敗引きずる フィギュアGP第2戦
Tokyo Web 2016年10月29日 夕刊
【ミシソーガ(カナダ)=原田遼】グランプリ(GP)シリーズの第2戦、スケートカナダは28日(日本時間29日)、当地で開幕し、男子ショートプログラム(SP)で今季GP初戦の羽生結弦(ゆづる)(ANA)は4回転ジャンプのミスが響き、79・65点の4位と出遅れた。

GPシリーズ独特の緊張感にのまれた。羽生はSP冒頭の4回転ループを跳んだ瞬間、「あっ」と思ったという。体勢を立て直そうと試みたが、右膝をついた状態で着氷した。今季初戦となったオータム・クラシックに続く成功とはならず、その後もミスを引きずった。
 続く4回転サルコーからの連続ジャンプも踏み切りが合わず、単発の3回転になった。自己最高を30点以上も下回る79・65点。「悔しいです」と顔を引きつらせた。
 4回転ループが半分の成功率だった前日の公式練習後、「ちょっとずつ試していた。つかみきれそうな感触がある」と語っていた。直前の6分間練習では成功させたが、「自信が過剰になったかもしれない」と悔やんだ。
 昨季終盤に左足甲を痛め、今も万全ではない。今後の影響が懸念されるが、その中で前向きになれる要素に目を向ける。最高のレベル4を獲得した終盤のスピンについて「オータム・クラシックよりも明らかに良くなっている。そういう意味では良かった」と光を見いだした。
 昨季は2度にわたり歴代世界最高得点を更新しながら、世界選手権でハビエル・フェルナンデス(スペイン)に敗れた。失意の中、「けがのリスクはあるけど、世界記録保持者として難易度をどんどん上げていき、新しい扉を開ける存在になりたい」と誓った。再びスケートの難しさを知ったソチ五輪金メダリスト。「しょうがないです。切り替えます」と必死に笑顔を取り繕った。 (原田遼)

★★★
羽生、4回転2度失敗で4位「跳んだ瞬間『あー』と…」/フィギュア
sanspo 2016.10.30 05:04
羽生らしさを欠いた。演技後の「キス・アンド・クライ」では、失望感からか思わず首を横に振った。めったにないミスが続き、まさかの4位発進。トップに立ったチャンとの差は約11点と厳しい滑り出しとなった。
 「跳んだ瞬間に『あー』と思った」
 今季から挑戦する冒頭の4回転ループを失敗。公式練習での成功率は高かったが、踏み切りで思い切りを欠いた。回転が足りずにダウングレード判定。次の4回転サルコー-3回転トーループも不発で、3回転サルコーの単独ジャンプとなった。SPでの79・65点は、自己ベストを約30点下回る低調な結果だった。
 昨季終盤に左足甲の靱帯(じんたい)を損傷し、オフに長期間の休養を強いられた。初戦のオータム・クラシックを控えた9月には4回転ループを跳んだ際に右足首を痛め、さらに、その後は風邪をひいて1週間休んだ。自身にとってのGP初戦へ向けて、練習をコンスタントにこなすことはできていなかった。
 昨年のこの大会では73・25点でSP6位発進。近年でのワーストだったが、フリーで巻き返し、2位で表彰台を死守した。
 「すごく練習はしてこられたと思うし、実際に体が持ってくれている」
 思うように練習を積めていない現状を認めなかった。演技ではらしさを失いながらも、言葉は強気で、いつもの羽生のまま。4本の4回転に挑む29日(日本時間30日)のフリーで、大逆転を目指す。

男子SPで羽生を上回り2位の無良崇人
「50%ぐらいの完成度。気負った部分があった。悔しい気持ちでいっぱい」

★★★
羽生SP4位も フリー逆転へ4回転4本「チャンスいっぱい」
sponichi 2016年10月30日 05:30
 男子ショートプログラム(SP)で、羽生結弦(21=ANA)は2つの4回転ジャンプをいずれもミスし、79・65点の4位と出遅れた。90・56点で首位のパトリック・チャン(25=カナダ)とは10点以上の差が開いたが、4回転ジャンプ4本を予定している29日(日本時間30日)のフリーでの逆襲に意欲を見せた。女子SPでは昨季GPファイナル2位の宮原知子(18=関大)も65・24点で5位と出遅れた。
 わずかな心の隙からほころびが生じた。今季の羽生は左足甲を痛めた影響で調整遅れがあったが、4週前の初戦のオータム・クラシック後は十分滑り込んで調子を上げていた。会場は練習拠点のトロントの郊外で「飛行機の疲れもない、自分の体には有利な状況」とコンディションも万全。直前の6分間練習では前の試合で世界で初めて成功させた4回転ループを決めていた。
 「いろいろなことが順調で、順調だからこその緊張があったかもしれない。慎重になりすぎた」
 冒頭の4回転ループは軸がぶれた。「跳んだ瞬間、アーッと思った」と回転が足りずに右膝から落ちた。続くコンビネーションジャンプでは「フォームや技術的なことをいろいろ考えすぎた」結果、1つ目の4回転サルコーが3回転となってバランスを崩し、2つ目の3回転トーループをつけられなかった。
 地元出身でトップに立ったチャンの好演直後の滑走順。昨年バルセロナで行われたGPファイナルで地元出身のフェルナンデスが会場を沸かせた直後に完璧に滑った経験も「ちょっとした過信があったかもしれない」と油断につながった。前日誓った「ノーミス」からはほど遠い内容の4位スタートに「悔しいです。しょうがないです」と語るしかなかった。
 110・95点の自己ベストに遠く及ばない79・65点で、トップとは10・91点の差がついた。ただ、フリーでは4回転ジャンプを昨季より1本多い4本挑む。「チャンスがいっぱいあるなって、凄くポジティブにとってる。フリーこそ、たくさんたくさんジャンプの点数があって、今の自分にとって重要だなと実感しています」。今季の羽生にとっては十分逆転圏内だ。過去のGPシリーズ通算6勝中、逆転勝利は1度しかない。先行逃げ切りで勝つことの多い羽生にとって、このシチュエーションこそ新たな挑戦の真価を示す格好の舞台だ。
 ▽羽生結弦のスケートカナダ 今回が3度目の出場。13年はチャン(カナダ)に次いで2位。昨年はSPでジャンプ2つが0点になるミスを犯して6位と出遅れ、最終的にチャンに次ぐ2位

★★★
羽生、ミス連発でまさかの4位!
スポーツ報知  2016年10月30日6時0分  
◆フィギュアスケートGPシリーズ第2戦スケートカナダ 第1日(28日、カナダ・ミシソーガ)
 【ミシソーガ(カナダ)28日=高木恵】男子ショートプログラム(SP)が行われ、GPファイナル3連覇中の羽生結弦(21)=ANA=は4回転ジャンプでミスを連発し、79・65点の4位と出遅れた。首位は90・56点のパトリック・チャン(カナダ)で、無良崇人(25)=洋菓子のヒロタ=が81・24点の2位につけた。女子SPの宮原知子(18)=関大=は65・24点の5位。男女フリーは29日(日本時間30日)に行われる。
 会場の視線を一身に浴び、羽生は冒頭の4回転ループを踏み切った。前戦のオータム・クラシックで史上初めて成功させた大技は「跳んだ瞬間に『あぁ』って思った」。軸がぶれ、右膝を氷についた。「悔しいです。何があったかと言われれば、ミスをしてしまったというのが率直な感想」。自己ベストの110・95点を31・3点下回った。
 直前練習では成功させていたジャンプでミスを連発した。4回転サルコー―3回転トウループではサルコーが3回転になり単発に終わった。「順調にいっていたからこその緊張があったかもしれない。技術的なことを意識しすぎて、慎重になりすぎた」と反省。左足甲じん帯を損傷し、世界選手権後に全治2か月の診断が下された。9月には練習中に右足首を痛めた。慎重にならざるを得なかった。
 シーズン序盤に“4か月の遅れ”が大きくのしかかる。左足故障の影響で、氷上練習を再開したのは6月。例年は5月下旬から7月にかけてアイスショーに出演し、新プログラムを披露してきた。観客の前で滑ることでの“実戦感覚”や衣装のフィット感なども、そこで調整してきた。今季は1か月前のオータム・クラシックが初お披露目。氷に溶け込みすぎてしまう白い衣装を今後微調整していくことも視野に入れている。
 今季のSPはプリンスのロックナンバー「レッツ・ゴー・クレイジー」。この日は髪の毛をワックスで固めた新スタイルで登場し驚かせた。「せっかくこういうプログラムなので、ちょっとでも毎回楽しみがあったらなと思って」。ライブ感を追求しながら、完成度を高めていく。
 フリーでは前戦で決めきれなかった4度の4回転に挑む。「ジャンプがいっぱいある分、チャンスがいっぱいあるとポジティブに捉えている。切り替えます」。帰り際、順位とスコアが表示されたモニターを眺め、2度うなずいた。10・91点の差は、十分に逆転圏内だ。

★★★
【岡崎真の目】羽生 ポイント外すとジャンプ大失敗に
sponichi   2016年10月30日 07:35
以前も指摘したが、ループというジャンプは踏み切りと着氷の足が同じで、フリーレッグ(氷についていない足)をほとんど使えないという独特の難しさがある。4回転ともなれば高さと飛距離を稼ぐ必要があるが、前述の理由で重心移動が少なく、パワーを生み出すことが難しい。羽生の場合、滑走の軌道と空中の軌道を踏み切り時に少しずらすことによって反動を生みパワーを得ているが、ポイントを少しでも外すと今回のような大失敗につながるのだろう。
 リズムを崩し、続く4回転サルコー―3回転トーループの連続ジャンプが3回転サルコーの単発になり、以前の羽生なら大崩れの可能性もあった。だが、ここから気持ちを切り替え、得意のトリプルアクセル以降はほぼ完璧な内容に立て直したのは、見事というほかない。五輪王者のプライドを見た気がする。
 故障による出遅れが心配されただけに、例えば2発目の4回転をサルコーではなく得意のトーループにするという選択肢もあるはずだが、逃げずに基礎点の高いものを選んでいることは好感が持てる。4位発進とはいえ、決して悲観する内容ではないと思う。 (ISUテクニカルスペシャリスト、プロコーチ)