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2016.12.11 - GPF 赛事总结 + 平昌对策

羽生、「悔しい」史上初4連覇 五輪連覇へ危機感/フィギュア
sanspo 2016.12.12 05:04
http://www.sanspo.com/sports/news/20161212/fgr16121205040002-n1.html
フィギュアスケート・GPファイナル最終日(10日=日本時間11日、フランス・マルセイユ)男子はショートプログラム(SP)首位の羽生結弦(22)=ANA=が、フリーで187・37点の3位ながら合計293・90点で圧勝。男女を通じて初の4連覇を達成した。SP4位の宇野昌磨(18)=中京大=が2年連続の3位。女子はSP3位の宮原知子(18)=関大=が2年連続の2位。エフゲニア・メドベージェワ(17)=ロシア=が世界歴代2位の合計227・66点で2連覇した。
演技を終えた羽生は両手を腰に当てて力なく視線を落とした。大差のリードを奪ったSPの貯金で4連覇を果たしたが、納得の勝利とはいかなかった。
 「結果についてはすごくうれしいが、演技自体にはやっぱり満足しきれない。自分の中では反省点だらけ」
 冒頭の4回転ループ、続く4回転サルコーは難なく決めたが、4回転サルコー-3回転トーループの連続ジャンプは最初のサルコーで転倒。その後も3回転ルッツが1回転になるミスがあった。フリーだけなら2週間前のNHK杯から得点を10点以上落としての3位。「少し疲れていた」と表情をこわばらせた。
 今大会では年下のライバルの成長ぶりが目立った。フリーで1位となりSP5位から2位に入ったネーサン・チェン(17)=米国=は、4種類の4回転ジャンプを跳べる。さらに基礎点が高い4回転ルッツからの連続ジャンプを武器としている。2年連続で3位となった宇野昌磨(18)=中京大=もフリーで羽生を8点以上も上回った。
 危機感の表れか。羽生は「今シーズン後半に完成させたい」と、難度を上げた演技構成の完成を前倒しすることを明かした。現時点ではトーループ、サルコー、ループを跳ぶが、4種類目を模索中。さらに、「プログラムに組み込むのは、スケートを始めたころからの夢」と、この日は誰も成功させていない4回転半(クワッド・アクセル)への挑戦にも言及した。
 次戦は全日本選手権(22日開幕、大阪・門真市)。日本のエースは、下からの突き上げを推進力にして、平昌五輪での金メダルへ向けて歩みは止めない。

★★★

村主章枝の評論、SPとフリー「中1日」調子の維持難しい
スポーツ報知  2016年12月12日8時30分  
http://www.hochi.co.jp/sports/winter/20161212-OHT1T50088.html
◆フィギュアスケート GPファイナル最終日(10日、フランス・マルセイユ)
 4連覇を果たした羽生選手だが、後半に珍しくジャンプのミスが出てしまい、フリーは3位の結果だった。後半冒頭の4回転サルコーで転倒し、最後の3回転ルッツが1回転となって0点に近い点数だったりと、ジャンプが乱れたことで得点が得られなかった。一方の宇野選手はSPとは打って変わり滑るスピードも大変よく、スピンではプラス3の高評価。ジャンプもほぼミスがなく、フリーでは2位と羽生選手よりも上の順位であった。
 今回、男子はSPとフリーの順位が異なった。なぜか。原因の一つとして、SPとフリーの間が1日空いたことが挙げられる。昨年大会と同様な日程ではあったが、体調を3日間良い状態に保つのは難しい。試合がないといっても、公式練習はジャッジも見に来ているので気を抜けない。
 中日は、体調によって過ごし方が異なる。少し多めに動き負荷をかけることもあれば、休養に徹することもある。五輪も現在は団体戦があり、試合期間が非常に長いため、どこにピークを合わせるかが課題。時には、調子が良くなくても妥協が必要で、選手には精神力の強さを求められる。
 その点、女子フリーで宮原選手は2位の結果であったが、SP3位ながら首位との差もなく総合2位。今回、2日間ともミスの少ない演技をして、精神的にも非常に強いことがうかがえた。
 年末に日本一を争う全日本選手権を控える。日本人スケーターのレベルが上がり、国内を勝ち抜くことは容易ではない。このGP大会で得た経験と成果を全日本で発揮し、素晴らしい作品が生まれることに期待したい。(元五輪代表、振付師)

★★★

羽生結弦が史上初の4連覇…“フィギュア大国”日本は「安泰」なのか?
dot.asahi 2016/12/12 16:00
https://dot.asahi.com/dot/2016121200146.html
 先週末に開催されたISUグランプリ(GP)ファイナル。羽生結弦(22)が男女シングルを通じて史上初の4連覇を達成したほか、宇野昌磨(18)も銅メダルをつかんだ。女子もまた、宮原知子(18)が銀メダル、シリーズ参戦4年目でのファイナル初出場となったジュニア女子・坂本花織(16)が銅メダルをそれぞれ獲得した。さらに、羽生、宇野、宮原による覚悟を決めた『PPAP』と、終幕のエキシビションまで強豪日本が存在感を示した。
 これで2018年に開かれる平昌(ピョンチャン)五輪に向けて、欧州勢と四大陸(北米、アジア)勢が対戦するのは、残すところ3月末の世界選手権と来季のGPファイナルのみとなった。今後、男女トップシーンの勢力図はどう動くのだろうか。
 男子は、ショート、フリー、総合の世界記録ホルダー、羽生を軸に今後も巡っていくだろう。今大会でも、羽生のフリーでの失速の後、ベテラン2人が勝機を意識したのか。世界選手権2連覇中のハビエル・フェルナンデス(25、スペイン)と世界選手権過去3連覇のパトリック・チャン(25、カナダ)は共にジャンプで失敗し、若手2人、ネイサン・チェン(17、アメリカ)と宇野がメダルに輝いた。
 先頭を走る羽生が4回転をショートとフリーで計6本構成する限り、勝利には羽生以上の本数の4回転成功が求められる。フィギュアスケートの得点は技術点と演技構成点の合計で、ジャッジの評価点である演技構成点は男子で150点満点となる。この上限があるため、演技構成点の高い男子上位陣の争いは、技術点の勝負になっている。フィギュアスケートではジャンプの回転数が技術点を高くし、男子で計11回あるジャンプの出来栄え点も得点を左右する。より多く、より美しく回れるか。このシビれるスポーツ性が今の男子シングルの魅力だ。
 しかし、物事が一極に集まれば対極を生むように、少ない4回転でもエンタテイメント性に特化した男子選手も魅力を放っている。4回転1本で今大会に臨み、ダンスで攻めたアダム・リッポン(27、アメリカ)、同様にフィギュアスケートの踊りを進化させているジェイソン・ブラウン(21、アメリカ)、現役トップ選手ながら上位陣の振付師でもあるミーシャ・ジー(25、ウズベキスタン)、勝負の中で生きる彼らショーマンの存在は男子シングルに彩りを添えている。
 女子は、昨季世界選手権に続いて今大会も自己ベストが連発し、歴史的好試合となった。ソチ五輪もそうであったように、女子は大一番でドラマチックな展開を魅せる。女子上位陣はジャンプ構成で差がつかず、世界女王エフゲニア・メドベデワ(17、ロシア)を筆頭に、自己のキャラクターを確立させた上で、ジャンプ、スピン、ステップ、全ての技で満点を目指す勝負になってきた。至高を極めるメドベデワの総合得点が今大会で世界記録まで0.9点と迫ったなか、宮原も離されず、女子史上4位の得点をマークした。この先も頂上決戦が続いていく。
 五輪にも世界選手権にも一国の出場選手枠は「3」しかなく、女子の3枠を巡る国内の争いはロシアも日本も激しさを増すばかりだ。メドベデワをしのぐ演技構成点を誇るソチ五輪銅メダルのカロリーナ・コストナー(29、イタリア)の復帰、アメリカ、カナダの北米勢、そして新時代の技術を持つジュニアも相まって、勝負と演舞のステージを盛り上げる。平昌五輪までの一戦一戦、女子シングルに魅了されることになるだろう。(文=Pigeon Post ピジョンポスト 島津愛子)


★★★

なじんできた4回転ループ=羽生、平昌五輪へ着々-フィギュアGPファイナル
jiji 2016/12/12-16:17
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016121200517&g=spo
 【マルセイユ(フランス)時事】10日までフランスのマルセイユで行われたフィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルで、男子の羽生結弦(ANA)が史上初の4連覇を果たした。世界歴代最高得点をマークした昨季のような圧倒的な強さはまだないが、さらにレベルの向上を図っている途上で大きなタイトルを守った。
 フリー後には「誰からの追随も許さないようになりたい」と悔しがったが、再び突き抜ける下地はできつつある。史上初めて成功させた大技の4回転ループがなじんできた。フリーではNHK杯に続いて決め、まずまずの加点を引き出した。
 今季は序盤から、スケーティングなど他の要素を犠牲にしても、3種類目の4回転となるループの成熟を急いだ。男子の4回転争いは加速する一方だが、取り残されるわけにはいかない。GPファイナルのフリーではミスがあったとはいえ、ルッツとフリップを持つネーサン・チェン(米国)、フリップが武器の宇野昌磨(中京大)に次ぐ3位にとどまった。
 表現も含む総合力を求めるオーサー・コーチとは当初は意見が食い違ったが、今は互いに理解し合っている。オーサー・コーチは「新しい要素であるループの場数を今のうちに踏んでおきたいのだろう。賢いアプローチ」と話し、平昌五輪で連覇を狙う来季を見据えた羽生の戦略を認める。
 世界選手権2連覇のハビエル・フェルナンデス(スペイン)のように、4回転の種類を増やさず完成度を高める選択肢もあったが、より高い難度に挑む道を選んだ。今季前半に蓄えてきた力を一気にぶつける次の機会をにらむ。

★★★

羽生「演技の平均値上げたい」 失敗目立った男子(後藤太輔)
asahi 2016年12月12日17時35分
http://digital.asahi.com/articles/ASJDD0FG8JDCUTQP12Y.html?rm=209
 毎年のように技術をレベルアップさせながらプログラムを滑りこなすのは難しい。演技の完成度が低いシーズン前半にあり、緊張感が高まるGPファイナル。男子は多くの選手が複数種類の4回転ジャンプに挑戦したが、失敗が目立った。
 羽生はフリーの冒頭で4回転ループを決めた。一方で、後半の4回転サルコー―3回転トーループは転倒。今季4戦目で、この連続ジャンプは一度も成功していない。
 羽生だけでなく、世界選手権2連覇中のフェルナンデス(スペイン)、ソチ五輪銀メダリストのチャン(カナダ)もジャンプで何度もミス。4回転フリップを決めるなど、フリーで好演技を見せた宇野や、ネーサン・チェン(米国)も、SPでは崩れていた。
「SPとフリー、片方だけだったらうまくいく」。羽生は両方でミスなく演じる難しさをにじませた。また、「スケーティングやスピンは、ジャンプが跳べなくなるとおろそかになってしまう」とジャンプに気を取られ、他の部分が充実させられない点を反省した。
 羽生は、「ピーク(を合わせる手法)は、色々と考えて試したが、変えられるものではない」と、調子が最高潮の時を試合に合わせる難しさも語る。2014年ソチ五輪の金メダルは、ミスする選手が相次いだ中での獲得だった。「(調子の)ピークが合わなくても、いい演技ができるよう演技の平均値を上げたい。平昌五輪に向けて確実にできるフリーにしたい」。今大会で、五輪2連覇への道筋を改めて確かめていた。(後藤太輔)

★★★

羽生 エキシビションで突然の大技 「平昌に向け」4回転ループ→3回転トーループ
daily sports  2016.12.13 6:04配信
http://www.daily.co.jp/general/2016/12/13/0009746504.shtml
 「フィギュアスケート・GPファイナル」(11日、マルセイユ)
 平昌五輪の秘密兵器だ。男子シングルで史上初の4連覇を飾った羽生結弦(22)=ANA=が11日、エキシビションで大技を披露。新たな武器が完成間近であることをうかがわせた。
 突然の披露だった。自らの出番を終えてエンディングセレモニーも終わりを迎えたとき、GPファイナルの女子シングルで連覇を飾ったメドベージェワ(ロシア)が羽生に歩み寄り、耳打ちした。その直後にリンクに勢いよく滑りだすと、4回転ループと3回転トーループの連続ジャンプを見事に成功。思わずガッツポーズで喜びを表現した。
 温めていた大技だった。9月に世界初となる4回転ループを成功させたばかりだが、さらに難易度が高い4回転ループ-3回転トーループはNHK杯での練習などでも披露しており、「練習でちょっとずつやっていて、平昌に向けて視野に入れていけば」と話していた。既に4回転ルッツへの挑戦も明かしているが、この大技が加われば鬼に金棒だ。
 「どんな試合でも勝ちたい。この後しっかりやらないといけない」と慢心がない絶対王者は向上心のかたまり。今月末の全日本選手権、さらに出場が予想される年明け2月の四大陸選手権、3月の世界選手権に向けて進化を続けていく。

★★★

羽生 時差対策だけじゃない平昌五輪“異空間”攻略法
tokyo sports 2016年12月13日 11時00分
http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/othersports/627895/
【フランス・マルセイユ10日(日本時間11日)発】フィギュアスケート・グランプリ(GP)ファイナルの男子フリーで、羽生結弦(22=ANA)は4回転ジャンプのミスなどがあり187・37点で3位にとどまったものの、ショートプログラム(SP)との合計293・90点で優勝。男女を通じて史上初の大会4連覇を達成した。これで期待が高まるのは2018年平昌五輪での2連覇。午前10時に競技開始が濃厚という“異空間”を攻略するべく、万全の態勢が敷かれる。
 羽生がまたも歴史を塗り替えた。世界のトップ6だけが出場を許される大会で史上初の4連覇を達成。4度の優勝も男子は過去、“皇帝”エフゲニー・プルシェンコ(34=ロシア)のみという快挙だ。
 フリーでは自らが望む演技ができず「演技自体にはやっぱり満足し切れない。フリー3位は非常に悔しい。自分の中では反省点だらけ」と苦い表情だったが、史上初の快挙には「結果についてはすごくうれしいと思う。SPとフリー合わせてのフィギュアスケートですから」と素直に喜んだ。
 平昌五輪のプレシーズンの今季も絶好調。がぜん、五輪2連覇が現実味を帯びてきた。一方で、気になるのが平昌五輪の“異常さ”だ。大会組織委員会が公開している日程案では、フィギュアスケートは各種目で午前10時に競技開始となっている。関係者が「今までに聞いたこともない」という異例の事態。変更の可能性も残されているが、五輪に巨額な放映権料を支払う米大手テレビ局「NBC」の意向が強く反映されており、これまでも批判を浴びながら変わることはなかった。今後も急転する可能性は低いとみられる。
 フィギュアスケートはどちらかといえば“夜型競技”だ。しかし今回は、場合によって夜明けから氷上で練習する“超朝型”が求められる。羽生のみならず、全選手にとって最大の課題。日本スケート連盟は「代表が決まり次第、合宿などで対応策を講じる」(伊東秀仁フィギュア部長)と、時差調整を進める方針を明かしている。
 さらに羽生にとって強い味方となるのが、その眠りを支援する寝具メーカー、「東京西川」の西川産業だ。同社は“企業秘密”を取り入れ、羽生の睡眠に全面協力するという。
「弊社には眠りやすい環境づくりに加え、起きやすい環境づくりについても独自のデータがあります。競技開始がどんな時間帯になっても、遠征先で睡眠コンディションを整えるあらゆることを全面的に支援いたします」(西川産業営業企画室)
 これまでもマットや枕に加え、寝る前の香りや音楽など環境面でもサポートしている。気持ちよく起きることでも効果的にバックアップを受けられれば心強い。
 今大会の
会見で海外の記者から前人未到の4回転アクセルについて質問が飛び「スケートを始めたころからの僕の夢。練習して、できれば競技会で披露したい」と宣言するほど、何事にも挑戦する姿勢を見せる。平昌の異空間も、チャレンジ精神で克服してしまいそうだ。