2017.10.22 - RC Day 5 一夜明け + Gala 新闻报导

▶ 2017 RC Day 5 图集: 一夜明け+颁奖礼 / Gala

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asahi 遠藤啓生

羽生結弦に聞く、「劇的に勝ちたい」一問一答
2017年10月23日7時46分 スポーツ報知
http://www.hochi.co.jp/sports/winter/20171023-OHT1T50093.html

【モスクワ(ロシア)22日=高木恵】フィギュアスケートのGPシリーズ第1戦のロシア杯で2位だった羽生結弦(22)=ANA=は22日、会場で取材に応じた。

 ―ルッツを入れた構成の現状の手応えは?
 「まだ5パーとか…昨日10パーって言いましたけど、まあ(改めて映像を)見たところ5パーですね」

 ―五輪までの試合で?
 「いいイメージを作ることを優先させたい。ノーミスはしていきたい。五輪の緊張感は特別なものだと身にしみて感じている。そのなかで難しいジャンプを跳ぶということは自信をもっていかないといけないこと」

 ―ルッツへの挑戦。
 「スケートって芸術性も大事だし、そういうところに特化したいという気持ちももちろんあるが、それじゃ試合じゃないだろうというのが僕の気持ち。ジャンプは僕にとって相棒的なものなので」

 ―(海外メディアから)ファンはあなたをアニメのヒーローのように思っているが?
 「自分のなかで、特にこれになりたいとか、あれになりとかはないけど、アニメは好き。とにかく劇的に勝ちたいという気持ちはすごくある」。

★★★

羽生 平昌五輪後の現役続行を示唆 4回転アクセル挑戦を明言
daily 10/22(日) 18:37配信
https://www.daily.co.jp/general/2017/10/22/0010666024.shtml

 フィギュアスケート男子の羽生結弦(22)=ANA=がロシア杯から一夜明けた22日、モスクワで取材に応じ、平昌五輪後にこれまで競技会では誰も成功していない4回転アクセル挑戦を明言。平昌五輪後の現役続行を示唆した。

 羽生は「いつ辞めるかは全然決めていないので。将来的には(4回転)アクセルをやりたい。まだ限界とは思っていない」と明言。挑戦時期については「さすがに平昌前は厳しいと思う。そこはいろいろ考えつつです」と話した。

 現段階は「足首とかへの不安が大きなジャンプなので、練習している段階にも入っていないかな。遊びでやりました」とまだ本格的な練習は取り組んでいないと言うが、平昌五輪後も現役を続行し、今度は世界で初めての4回転アクセルジャンパーを目指す挑戦が始まりそうだ。

★★★

羽生 五輪後も現役続行へ、人類初の4回転半成功目指す「自分のなかでは限界と思っていない」
2017年10月22日18時49分 スポーツ報知
http://www.hochi.co.jp/sports/winter/20171022-OHT1T50135.html

 フィギュアスケートの羽生結弦(22)=ANA=は22日、平昌五輪後も現役を続ける意欲を見せた。平昌五輪後に人類初の4回転半(クアッドアクセル)成功を目指す。

 ロシア杯で初めて4回転ルッツを成功させた羽生は「この構成がマックスか?」の質問に「いつやめるのか全然決めていないので。将来的にアクセルをやりたいと思っているし、マックスではない。自分のなかでは限界と思っていない」と答えた。

 「競技会で決めたいという意味か?」に「はい」と即答。「さすがに平昌前は厳しいかなと思う。そこはいろいろ考えつつ」と、五輪後の挑戦を示唆した。

 足首の負担が大きいジャンプでけがのリスクも高い大技。「練習はして…している段階にも入っていないかな。遊びでやりました」と話した。

★★★

羽生 平昌五輪後も現役続行へ!4回転半ジャンプに挑戦を明かす
sponichi 2017年10月22日 18:50
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2017/10/22/kiji/20171022s00079000289000c.html

フィギュアスケートのGPシリーズ第1戦のロシア杯で2位だった羽生結弦(22=ANA)は22日、モスクワで取材に応じ、来年2月の平昌五輪後に4回転半ジャンプに挑戦する意向を示した。

 21日のフリーで自身4種類目の4回転ジャンプとなるルッツに成功した羽生は「将来的にアクセルをやりたい」と語った。競技会での挑戦について問われると「ハイ。さすがに平昌前には厳しいかな。いろいろ考えつつです」と話し、平昌五輪後の競技続行を視野に入れていることを明かした。

 現在、4回転半ジャンプについては「練習している段階にも入っていないけれど、遊びでやりました」とした。

★★★

羽生結弦が平昌五輪後も現役続行へ
sankei 2017.10.22 18:52更新
http://www.sankei.com/sports/news/171022/spo1710220017-n1.html

 フィギュアスケート男子の羽生結弦(22)=ANA=が22日、モスクワでグランプリ(GP)シリーズ第1戦のロシア杯後の取材に応じ、連覇を狙う平昌五輪後も現役を続ける意向を明らかにした。羽生は現役続行の理由に、史上初となる4回転半ジャンプに挑戦することを掲げた。

★★★

羽生が平昌五輪後の現役続行に意欲「将来的にはアクセルも跳びたい」/フィギュア
sanspo 2017.10.22 19:18
http://www.sanspo.com/sports/news/20171022/fgr17102219180012-n1.html

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦、ロシア杯で2位だった男子の羽生結弦(22)=ANA=がフリーから一夜明けた22日、現地で取材に応じ、来年2月の平昌五輪後の現役続行に意欲を示した。

 羽生は「いつ辞めるかは決めていない。将来的には(平昌五輪後の競技会で)アクセル(4回転半ジャンプ)も跳びたい」と胸中を明かした。

★★★

羽生、五輪後の現役続行示唆=4回転半挑戦へ-フィギュア
jiji 2017/10/22-19:47
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017102200806&g=spo

【モスクワ時事】フィギュアスケート男子の羽生結弦(ANA)は22日、連覇を目指す来年2月の平昌五輪後も現役を続けることを示唆した。グランプリ(GP)シリーズ第1戦ロシア杯が行われたモスクワで取材に応じ、明らかにした。
 羽生は「いつ辞めるか全然決めていない。将来的には(4回転)アクセルをやりたい。さすがに平昌の前は厳しいかなと思う」と話し、4回転で最も基礎点の高いアクセル(4回転半)に平昌五輪後の競技会で挑戦したいとの考えを示した。
 4回転半の現状について「足首などへの負担が大きいジャンプなので、練習している段階にも入っていない。遊びでやった」と話した。
 ロシア杯のフリーでは4回転ルッツを初めて成功させ、ループ、サルコー、トーループを含む4種類の4回転を計5度組み込んだ。「まだ自分の中で限界とは思えていないし、マックス(の構成)ではない」と話した。
 羽生は2015年8月、平昌五輪を区切りに競技の第一線から退き、プロに転向する意向を示していた。 

★★★

羽生「4回転半やりたい」 平昌五輪後の現役続行に意欲
asahi 後藤太輔 2017年10月22日20時12分
http://www.asahi.com/articles/ASKBQ66NCKBQUTQP01Y.html

 フィギュアスケート男子の羽生結弦(ANA)はグランプリシリーズ初戦のロシア杯から一夜明けた22日、報道陣の取材に応じ、平昌五輪後に4回転半(クワッドアクセル)ジャンプに挑戦する意向を示した。

羽生は、ロシア杯で挑戦した4回転ルッツを含む演技構成が最高のものになるかを聞かれ、「いつやめるかは全然決めていないので。将来的にはアクセルをやりたいなと思っていますし。だからマックスではない」と話した。さらに、競技会で4回転半を決めたいかと聞かれ、「はい。さすがに平昌前は厳しいかなと思う。そこはいろいろ考えつつで」と話した。

 羽生は以前、平昌五輪で現役を引退することを示唆したことがあるが、その後は明言を避けていた。(後藤太輔)

★★★

羽生結弦4回転半跳ぶ!五輪後も現役続行を示唆
nikkan 2017年10月22日20時19分
https://www.nikkansports.com/sports/news/201710220000672.html
 フィギュアスケートの羽生結弦(22=ANA)がグランプリ(GP)シリーズ初戦のロシア杯2位から一夜明けた22日、連覇を狙う2月の平昌(ピョンチャン)五輪後の試合でクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)に挑戦し、現役を続行する意欲を示した。

 前日のフリーで自身初の4回転ルッツに成功したばかり。1日もたたず、世界でまだ誰も成功していない大技達成の夢を語った。前日試合でみせた4回転ルッツを含む4回転5本の構成は自身にとってMAX(マックス)かとの問いに「いつ辞めるか全然決めていないので、将来的には(クワッド)アクセルやりたいと思っています。なので、マックスではない。まだまだ自分の中で限界とは思えていないです」と話した。

 クワッドアクセルはまだ「降りたことはないです」と話し、練習でも「足首への負担が大きなジャンプなので、練習はしてる段階…にも入っていないのかな」とまだ実戦に入れるのは現実的ではないとした。「平昌前は厳しいと思うんですけど、そこはいろいろ考えつつ…」と先のプランを見据えた。

★★★

羽生ら軽やかにエキシビション
asahi 共同 2017年10月22日23時35分
http://www.asahi.com/articles/GCO2017102201002307.html

【モスクワ共同】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦、ロシア杯の上位選手らによるエキシビションが22日、モスクワで行われ、男子で2位だった羽生結弦(ANA)らが軽やかに舞った。

 羽生は昨季から使用する「ノッテ・ステラータ(星降る夜)」を情感豊かに演じた。浅田真央さんを指導したタラソワ氏からプレゼントされた曲を同氏の地元ロシアでお披露目し、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)やイナバウアーで多くの日本人ファンが訪れた会場を沸かせた。

 女子3位の樋口新葉(東京・日本橋女学館高)、同5位の坂本花織(シスメックス)もしなやかな滑りを見せた。(共同)

★★★

羽生結弦らエキシビションで華麗な舞い ファン魅了
nikkan 2017年10月23日0時27分
https://www.nikkansports.com/sports/news/201710230000003.html

 フィギュアスケートグランプリ(GP)シリーズ第1戦のエキシビションが22日、モスクワの会場で行われた。

 男子2位の羽生結弦(22=ANA)は昨季から使用する「ノッテ・ステラータ」を披露。1回転半ジャンプを、大きな飛距離をつけて跳ぶ「ディレードアクセル」を美しく決めるなど華麗な舞いで、観客を魅了。フィナーレでも、リンクに飛び散った金のリボンを体に巻き付け、ファンから声援を浴びた。

 女子3位の樋口新葉(16=東京・日本橋女学館高)は「ハレルヤ」を、同5位の坂本花織(17=シスメックス)は「007」のメドレーで滑った。

★★★

羽生、平昌五輪後も現役続行 ロシア杯2位から一夜明け語った
Sanspo 2017.10.23 05:02
http://www.sanspo.com/sports/news/20171023/fgr17102305020001-n1.html

 【モスクワ22日=鈴木智紘】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦、ロシア杯で2位だった男子の羽生結弦(22)=ANA=が、フリーから一夜明けて当地で取材に応じ、来年2月の平昌五輪後の現役続行に意欲を示した。今大会で自身4種類目の4回転ジャンプとなるルッツを成功させた22歳は、将来的に最高難度の4回転半ジャンプの挑戦を視野に入れる。

真っすぐな視線で、はっきりとした口調だった。ロシア杯での熱演から一夜明け、エキシビションで軽やかに舞った羽生は将来へ思考を巡らせる。平昌五輪後の現役続行へ意欲を示した。

 「いつ辞めるかは決めていません。将来的には(クワッド)アクセル(4回転半ジャンプ)も跳びたい。さすがに平昌(五輪)前は厳しいと思う」

 2015年8月。拠点のトロントで練習を公開した際は、平昌五輪後のプロ転向を表明していた。今年4月。進退について「決めていません」と話すにとどめていた。

 前日21日のフリーで、自身4種類目の4回転ジャンプとなるルッツを決めたばかり。王者の視線はすでに、さらなる高みを見据える。競技会では成功者のいない4回転半への挑戦。基礎点は全てのジャンプで最も高い15・0点の超大技だ。

 SP、フリーともに自身最高難度の構成で臨んだ今大会だったが、「限界とは思えていない。100%を目指せば、その100%はまた遠い所にいく」と羽生。4回転半は練習段階にないが、遊び感覚では挑んでいる。

 次戦はGPシリーズ第4戦のNHK杯(11月、大阪)。「僕にとって、ジャンプは相棒的なもの」。22歳が理想を追求する日々に終わりはない。

★★★

羽生、平昌「後」現役で4回転半挑む 五輪後の去就初めて言及
sponichi 2017年10月23日 05:30
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2017/10/23/kiji/20171023s00079000020000c.html

 2位だった羽生結弦(22=ANA)は、モスクワで取材に応じ、来年2月の平昌五輪後の競技続行を視野に入れていることを明かした。五輪後、クアッドアクセル(4回転半ジャンプ)挑戦に意欲を示した。女子フリーは21日に行われ、樋口新葉(16=東京・日本橋女学館高)が3位、坂本花織(17=シスメックス)は5位だった。

 羽生の向上心は尽きることがない。フリーで自身4種類目の4回転ジャンプとなるルッツに初挑戦して成功。一夜明けると次なるジャンプの目標を掲げた。「いつやめるかは決めていないので、将来的にはアクセルをやりたい。(ルッツが)限界とは思っていない」。競技会での挑戦について問われると「はい。さすがに平昌前には厳しいかな。いろいろ考えつつです」と答えた。平昌五輪後の去就については明言してこなかったが、競技続行も視野に入れていることを明かした。

 クアッドアクセル成功となれば、もちろん史上初となる。現時点では「降りてないです。足首に負担が大きいジャンプなので練習している段階にも入っていない。遊びではやりました」と練習は行っていない。2連覇を狙う平昌五輪後、本格的なチャレンジを始めることが濃厚だ。

 まずはフリーで、ルッツを含む4種類5本の4回転と2本の3回転半を入れた高難度のプログラムの完成を目指す。平昌五輪まで11月のNHK杯(大阪)、12月のGPファイナル(名古屋)、全日本選手権(調布)の3戦を予定。「(ルッツは)今回は加点がついたけれど完璧じゃない。さらに磨いていきたい」と力強く語った。

★★★

羽生結弦、平昌五輪後も現役続行&4回転半挑戦明言「ジャンプは僕の相棒」
2017年10月23日6時0分 スポーツ報知
http://www.hochi.co.jp/sports/winter/20171022-OHT1T50286.html

 【モスクワ(ロシア)22日=高木恵】フィギュアスケートのGPシリーズ第1戦のロシア杯で2位だった羽生結弦(22)=ANA=は22日、会場で取材に応じ、来年2月の平昌五輪後の現役へ意欲を見せた。66年ぶりの連覇という偉業を成し遂げた後、人類の夢の大技「4回転半(クアッドアクセル)」の初成功を目指す。

 ロシア杯で4種類目の4回転となるルッツに初挑戦し成功した羽生が、早くも次なるビッグプラン「4回転半ジャンプ(クアッドアクセル)」挑戦を切り出した。「競技会で決めたいという意味か?」の問いに「はい」と即答。現役選手として挑む意志を示した。「さすがに平昌前は厳しいかな。そこは考えつつ」。五輪後の現役続行を示唆した。

 今大会で4回転5本、トリプルアクセル2本の「本気を出せるプログラム」に挑んだ。その上で「この構成がマックスか?」と問われると「いつやめるのか全然決めていない」と自ら切り出し、「将来的にアクセルをやりたいし、マックスではない。自分のなかでは限界と思っていない」と答えた。

 アクセルは6種類のジャンプで唯一前向きに踏み切り、4回転半は4回転ルッツよりも高得点の大技。足首にかかる負担が大きく、けがのリスクも高い。五輪を控える現時点では「遊びでやりました」と本格的な練習はまだで、降りてはいない。ただ、昨季はループ、今季はルッツを習得し「僕の場合、難易度と同じで徐々に徐々にステップアップしていく」。16年GPファイナルで4連覇を達成した際には「練習したいし、自分にはできると思う」と答えた。

 15年8月に拠点のトロントで「ソチ、平昌で(金メダルを)取って終わり。小さい頃から決めていた」と平昌後のプロ転向を表明したが、今年4月には「(進退は)決めていません」と話すにとどめていた。限界をつくることなく挑み続け、異次元の世界を駆け抜けたこの2年の間に「挑戦者」の気持ちは動いた。

 「スケートを始めた時は4回転半を跳ぶことが夢だった」と口にしたことがある。16年10月のオータム・クラシックで4回転ループを世界で初めて成功させるなど、人類初が誰よりも似合う男。「ジャンプは僕の相棒」と話す羽生の挑戦欲を、クアッドアクセルがかきたてる。

 ◆羽生の世界初
 ▽100点超え 14年ソチ五輪のSPで101・45点。
 ▽200点超え 15年11月NHK杯フリーで216・07点。
 ▽300点超え 15年11月NHK杯の合計点322・40点。
 ▽ファイナル4連覇 16年12月GPファイナルで男女通じて史上初の4連覇を達成。
 ▽演技後半の4回転3本 今年4月の国別対抗戦フリーで後半にサルコーとトウループの3本の4回転を世界で初めて成功。

 ★ユヅに聞く
 ―ルッツを入れた構成の現状の手応えは?
 「まだ5%とか…昨日10%って言いましたけど、まあ(改めて映像を)見たところ5%ですね」

 ―五輪までの試合で?
 「いいイメージを作ることを優先させたい。ノーミスはしていきたい。五輪の緊張感は特別なものだと身にしみて感じている。そのなかで難しいジャンプを跳ぶということは自信をもっていかないといけないこと」

 ―ルッツへの挑戦。
 「スケートって芸術性も大事だし、そういうところに特化したいという気持ちももちろんあるが、それじゃ試合じゃないだろうというのが僕の気持ち。ジャンプは僕にとって相棒的なものなので」

 ―(海外メディアから)あこがれのアニメのヒーローは?
 「自分のなかで、特にこれになりたいとか、あれになりたいとかはないけど、アニメは好き。とにかく劇的に勝ちたいという気持ちはすごくある」

★★★

羽生、平昌五輪後も現役続行示唆 前人未到の4回転半の挑戦に意欲
daily 10/23(月) 6:01配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171023-00000007-dal-spo

 フィギュアスケート男子でソチ五輪金メダリストの羽生結弦(22)=ANA=は22日、平昌五輪後にこれまで競技会で誰も成功していないクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)に挑戦する意志があることを明かし、五輪後の現役続行を示唆した。自身初の4回転ルッツを成功したものの2位に終わったグランプリ(GP)シリーズロシア杯から一夜明け、今後の野望を語った。

 挑戦心の塊のような男だ。世界最高得点を保持する世界王者・羽生が、さらなる野望を口にした。「いつ辞めるかは全然決めていないので。将来的には(クワッド)アクセルをやりたい。まだ限界とは思っていない」。平昌五輪では66年ぶりの五輪連覇を目指すが、さらにその先には、世界初のクワッドアクセル成功者を目指す戦いが待っていそうだ。

 現段階では練習でも4回転半ジャンプの成功はなく「足首とかへの不安が大きなジャンプなので、練習している段階にも入っていないかな。遊びでやりました」という程度。「さすがに平昌前は厳しいと思う。そこはいろいろ考えつつです」とした。挑戦は五輪後に現役続行で、と考えるのが妥当だろう。

 羽生は15年8月、自身の進退について「ソチ、平昌で(金メダルを)取ってからプロスケーターをやろうと思っていた。ベストな状態でなりたい」と話し、平昌五輪を区切りにプロへ転向する考えを示していた。

 今大会は2位に終わったが、自身初めて4回転ルッツを試合で成功。日々演技を進化させ続けている。昨季、世界で初めて4回転ループを成功させ“真・4回転時代”を切り開いた羽生なら、クワッドアクセルの初成功者となっても何ら不思議はない。

★★★

羽生結弦の夢、4回転5本構成「マックスではない」
nikkan 2017年10月23日9時53分 紙面から
https://www.nikkansports.com/sports/news/201710230000208.html

 【モスクワ22日=高場泉穂】フィギュアスケートの羽生結弦(22=ANA)がグランプリ(GP)シリーズ初戦のロシア杯2位から一夜明け、平昌五輪後の試合でクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)に挑戦し、現役を続行する意欲を示した。前日のフリーで4回転ルッツを成功させたばかりで、まだ誰も成功していない大技達成の夢を語った。まずは男子シングル66年ぶりの五輪連覇を目指し、その先もフィギュア史に残る偉業に挑む。

 羽生は来年2月の平昌五輪の先も見ていた。前日のフリーでは完璧な演技はできなかったが、4種類目の4回転ジャンプ、ルッツを試合で初めて成功。自身最高難度だった。一夜明け会見で、前日に見せたルッツを含む4回転5本の構成は自身にとって「マックスか」と問われ、こう答えた。

 羽生 いつ辞めるかは、全然決めていないので、将来的には(クワッド)アクセルをやりたいなと思っています。マックスではない。まだまだ自分の中で、限界とは思えていないです。

 競技会でやるかの質問にも「はい」と肯定。「さすがに平昌五輪前は厳しいと思うんですけど、そこはいろいろ考えつつ」。五輪後の試合に出場すること、クワッドアクセルに挑むことをともに初めて示した。

 幼い頃からソチ、平昌の五輪2大会で金メダリストとなった後に引退し、プロになることが夢だった。4月には「今は考えていません」と進退を白紙にして五輪に向かうとしていたが、気持ちに変化があった。

 練習で挑んでいるクワッドアクセルはまだ成功していない。「足首への負担が大きなジャンプなので、練習はしてる段階にも入っていないのかな。遊びです」。実戦投入の段階ではなく、今は4回転ルッツを入れたフリーを完成させることに注力する。前日の演技を映像で見返し、完成度は「5%」と反省。「五輪の緊張感は身に染みて感じています。その中で難しいジャンプを跳ぶには自信を持っていかないといけない。いいイメージをつけたい」とGP次戦のNHK杯(11月10日開幕、大阪)での完璧な演技を約束した。

★★★

羽生結弦、現役続行を示唆 プロ転向の青写真一転…くすぐられた挑戦心
daily 10/23(月) 14:58配信
https://www.daily.co.jp/general/2017/10/23/0010669607.shtml

 フィギュアスケート男子でソチ五輪金メダリストの羽生結弦(22)=ANA=が23日、GPシリーズ初戦となったロシア杯の一夜明け会見で、平昌五輪後にこれまで競技会で誰も成功していないクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)に挑戦する意向を示し、初めて五輪後の現役続行の可能性を示唆した。

 自身が切り開いた胸躍る新たな時代が、幼い頃からの青写真に変化を生じさせた。羽生は15年8月のトロントでの公開練習の際に、幼い頃からの将来設計として自身の進退について「ソチ、平昌で(金メダルを)取ってからプロスケーターをやろうと思っていた。プロの仕事を全うできる体力の状態で、プロとしてやりたい。(平昌五輪で)優勝で終わりたい」と男子66年ぶりの五輪連覇を花道として、プロへ転向する展望を語っていた。

 ただ、そこから2シーズンで男子フィギュアの状況は一変。トーループ、サルコーの2種類の4回転ジャンプで羽生が世界最高得点を大きく更新したことを皮切りに、各選手が複数種類の4回転ジャンプを、複数回跳ぶ“真・4回転時代”が到来。5種類の4回転を跳ぶネーサン・チェン(米国)を筆頭に、史上初めて4回転フリップを成功させた宇野昌磨や、力強い4回転ルッツを跳ぶ金博洋(中国)ら“4回転の申し子”といえる新世代が続々と台頭してきた。

 羽生自身も史上初めて4回転ループを成功。今回のロシア杯では自身4種類目の4回転ジャンプとなる4回転ルッツを成功させた。激しい時代に身を置き進化してきた中で、自らのさらなる進化の可能性を実感し、芽生えたのは夢の大技への思い。「将来的には(クワッド)アクセルをやりたい。まだ限界とは思っていない」。究極を求める男の挑戦は、まだまだ終わらない。

★★★

集合写真で羽生結弦を持ち上げた粋なイタリア人スケーターに感謝の声が殺到
daily 10/24(火) 13:23配信
https://www.daily.co.jp/general/2017/10/24/0010672054.shtml

 22日に行われたフィギュアスケート・ロシア杯のエキシビションで、出演者全員の集合写真を撮る際に、後方で写らないポジションにいた羽生結弦(22)=ANA=をリフトで持ち上げて助けたイタリアのペアの選手、オンドレイ・ホタレック(33)のインスタグラムに、ファンから感謝のメッセージが殺到した。

 羽生はエキシビションで集合写真を撮る場面で、後方で演出で使われたゴールドテープを取り除くのに苦戦。ポジション取りに失敗し、写真に写らない位置になってしまったが、跳びはねる羽生を見て、ホタレックがすかさず羽生を持ち上げてフォロー。“フライングピース姿”で無事に写真に収まった。

 ホタレックはインスタグラムにその写真を掲載。ほとんど自身の姿は写ってないが「なんで僕の姿が見えないかって?サポートの役割があったんだ。YUZUにはリフトが必要だったんだ」と、コメントを添えた。このイタリア人スケーターの粋な行動に、日本や中国などの羽生ファンから感謝の声が殺到。「ゆづを持ち上げてくれてありがとう!」「あなたこそがヒーローだ」とのメッセージが並んだ。

 その反響の多さに、ホタレックは再びインスタグラムを更新し、羽生の横断幕の前で寝そべる姿を掲載。「想像してないぐらいYUZUのファンからメッセージを受け取ったよ。喜んでもらえてうれしい」と、綴った。