2018.02.14 - 平昌冬奥 Day 3 OP 新闻报导

2018.02.14 - 平昌冬奥 Day 3 OP + SP draw 图集

f:id:yuzupedia:20190510024643j:plain

nikkan 山崎安昭

羽生結弦がSPジャンプ確認 4度のジャンプで3本決める
daily 2018.02.14
https://www.daily.co.jp/olympic/2018/02/14/0010985047.shtml

 「平昌五輪・フィギュアスケート男子・SP」(16日、江陵アイスアリーナ)

 男子ショートプログラム(SP)へ向けた公式練習が14日、行われ、世界王者でソチ五輪金メダリストの羽生結弦(23)=ANA、宇野昌磨(20)=トヨタ自動車、田中刑事(23)=倉敷芸術科学大大学院=がそろって練習した。

 練習開始時間より数分遅れてリンクに登場した羽生は、入念なスケーティングで体を温めると、トリプルアクセル(3回転半)を着氷。4回転トーループ-3回転トーループの連続ジャンプを3回転の方は手を上げた形で美しく決めた。

 SP「バラード第1番」のスタートのポーズから挑んだ4回転サルコーは尻もちをついたが、2度目の挑戦でしっかりと着氷した。

 曲かけではジャンプは跳ばず、指先まで気を配ったスピンやステップを確認した。

 この日ジャンプを跳んだのは4度。うち3本をきれいに決めて見せた。

 男子SPは16日、フリーは17日に行われる。

★★★

連覇目指す羽生は最終組1番滑走に 宇野も最終組 田中は4組
daily 2018.02.14
https://www.daily.co.jp/olympic/2018/02/14/0010985200.shtml

 「平昌五輪・フィギュアスケート男子・SP」(16日、江陵アイスアリーナ)

 滑走順抽選が14日行われ、連覇を目指す羽生結弦(23)=ANA=は25番に決まり、最終5組の1番滑走となった。

 昨季世界選手権2位の宇野昌磨(20)=トヨタ自動車=は最終組4番目の28番、田中刑事(23)=倉敷芸術科学大大学院=は4組4番目の22番滑走に決まった。

 他国では、今季GPファイナル王者のネーサン・チェン(米国)が羽生の次の26番、ミハエル・コリャダ(OAR)が27番、元世界王者のハビエル・フェルナンデス(スペイン)が29番に決定。最終30番目は四大陸選手権を制した金博洋(中国)に決まった。

★★★

羽生結弦、SPは4回転2度か 復帰戦へ調整
daily 2018.02.14
https://www.daily.co.jp/olympic/2018/02/14/0010985489.shtml

 【平昌共同】フィギュアスケート男子で平昌冬季五輪が右足首故障からの復帰戦となる羽生結弦が14日、会場の練習リンクで調整した。16日のショートプログラムの曲をかけた練習ではジャンプを跳ばなかったが、踏み切りの動きなどからサルコーとトーループの2度の4回転ジャンプを入れた構成を意識したとみられる。

 五輪2連覇を目指す羽生は現地入りして初めて宇野昌磨と同じリンクで練習し、スケーティングを中心に確認。ジャンプはサルコー、トーループの4回転に計3度挑んで2度成功し、トリプルアクセルも1度跳んだ。取材ゾーンでは「ありがとうございました」とだけ話した。

★★★

羽生結弦 3度目の公式練習は軽めの調整 SPを意識しての滑り
2018年2月14日 15:23
https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2018/02/14/kiji/20180214s00079000181000c.html

 右足首の負傷から復活を期すフィギュアスケート男子の羽生結弦(23=ANA)が14日、江陵アイスアリーナのサブリンクで、韓国入り後3度目の公式練習に参加した。

 16日に行われるショートプログラム(SP)を意識して滑り、ジャンプは計4本跳んだ。トリプルアクセル(3回転半)と4回転―3回転の連続トーループを着氷。4回転サルコーは2度跳んで、1回は成功、1回は転倒した。前日は4回転ジャンプ計5本に成功するなど計21本のジャンプを精力的に跳んだが、この日は軽めの調整だった。

 団体戦の男子SPで1位となった宇野昌磨(トヨタ自動車)はループなどの4回転ジャンプに着氷し、調子の良さをうかがわせた。

★★★

羽生結弦ら日本男子が初めてそろって練習 流れ確認
nikkan 2018年2月14日15時58分
https://www.nikkansports.com/olympic/pyeongchang2018/figureskate/news/201802140000501.html

 フィギュアスケート男子シングルの羽生結弦(23=ANA)、宇野昌磨(20=トヨタ自動車)、田中刑事(23=倉敷芸術科学大大学院)の3選手が14日、初めてそろって練習を行った。

 羽生は、15分ほどゆっくりとスケーティングを行った後、この日1本目のジャンプ、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を成功。その後、4回転トーループ-3回転トーループの連続技、4回転サルコーを転倒した後、もう1度跳んで成功とジャンプは4本のみ。ショートプログラム(SP)の曲を通す練習では、ジャンプを跳ばず、全体の流れを丁寧に確認していた。

 男子シングルは、16日にSP、17日にフリーを行う。

★★★

フィギュア羽生は25番滑走、宇野28番 男子SP
asahi 2018年2月14日16時33分
https://www.asahi.com/articles/ASL2G5DWHL2GUTQP03F.html?iref=pc_ss_date

平昌五輪フィギュアスケート男子ショートプログラム(SP)の滑走順抽選が14日、江陵アイスアリーナで行われ、五輪男子で66年ぶりとなる連覇を狙う羽生結弦(ANA)は最終グループの最初、25番滑走となった。宇野昌磨(トヨタ自動車)は28番、田中刑事(倉敷芸術科学大大学院)は22番。メダルを争うネーサン・チェン(米)は26番、ハビエル・フェルナンデス(スペイン)は29番、金博洋(中)は最終30番滑走。

★★★

羽生、SPは4回転2度か…復帰戦へ調整/フィギュア
sanspo 2018.2.14 17:12
http://www.sanspo.com/pyeongchang2018/news/20180214/pye18021417120046-n1.html

 平昌五輪第6日(14日、江陵アイスアリーナ)フィギュアスケート男子で平昌冬季五輪が右足首故障からの復帰戦となる羽生結弦(ANA)が14日、会場の練習リンクで調整した。16日のショートプログラムの曲をかけた練習ではジャンプを跳ばなかったが、踏み切りの動きなどからサルコーとトーループの2度の4回転ジャンプを入れた構成を意識したとみられる。

 五輪2連覇を目指す羽生は現地入りして初めて宇野昌磨(トヨタ自動車)と同じリンクで練習し、スケーティングを中心に確認。ジャンプはサルコー、トーループの4回転に計3度挑んで2度成功し、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)も1度跳んだ。取材ゾーンでは「ありがとうございました」とだけ話した。

 羽生は昨年9月のオータム・クラシックで、さらに難度の高い4回転ループに挑まず、サルコーとトーループの2種類の4回転だけで世界歴代最高の112・72点をマークした。ブライアン・オーサー・コーチは海外メディアの取材に「ユヅを過小評価してはいけない。ここまで回復できて、彼を誇りに思う」と語った。(共同)

★★★

羽生結弦、3度目練習で世界最高得点のオータムクラシックと同じ構成
2018年2月14日17時16分 スポーツ報知
http://www.hochi.co.jp/sports/winter/20180214-OHT1T50147.html

 ◆平昌五輪第6日(14日)

 フィギュアスケート男子で66年ぶりの五輪連覇を狙う羽生結弦(23)=ANA=が14日、サブリンクで練習を行った。11日の韓国入り後3度目の練習はスタート時間に現れず、報道陣が一瞬ざわついたが2分後に登場。スケーティングやステップを確認すると同時に、ジャンプを4本跳んだ。

 最初は3回転半ジャンプ(トリプルアクセル)。続いて4回転―3回転の連続トウループを鮮やかに決めた。3本目の4回転サルコーは韓国入り後初の転倒も、すぐに跳び直し成功させた。

 SP「バラード第1番」の曲かけはジャンプは跳ばなかったが、動きから冒頭は4回転サルコー、後半がトリプルアクセル、4回転―3回転の連続トウループとみられ、世界最高得点を記録した今季初戦のオータムクラシックと同じ構成だった。

 個人戦の男子ショートプログラム(SP)は16日に行われる。

★★★

羽生結弦、練習リンクで調整 4回転ループは跳ばず
asahi 後藤太輔 2018年2月14日19時52分
https://www.asahi.com/articles/ASL2G6GMVL2GUTQP078.html?iref=pc_ss_date

 フィギュアスケート男子で66年ぶりの五輪連覇を狙う羽生結弦(ANA)が14日、練習用リンクで体を動かした。トリプルアクセル(3回転半)、4回転トーループ―3回転トーループ、2度の4回転サルコーを跳んだ。ショートプログラム(SP)の曲をかけて演技を通した際はジャンプを跳ばず、軽めの調整だった。

4回転ループはこの日も跳ばず、スピードを上げることもなかった。主にスケーティングを指導するトレーシー・ウィルソンコーチは、4回転ループを跳ぶつもりなのかどうかを聞かれても、「それは言えない」とチャックで口を閉じるしぐさだった。ウィルソンコーチによると、前日にある程度負荷を上げたため、この日は軽めの調整にしたという。(後藤太輔)

★★★

羽生結弦は25番、宇野昌磨28番 SP滑走順決定
nikkan 2018年2月14日20時14分
https://www.nikkansports.com/olympic/pyeongchang2018/figureskate/news/201802140000589.html

 16日のフィギュアスケート男子ショートプログラム(SP)の滑走順抽選が14日に行われ、2連覇を狙う羽生結弦(ANA)は最終第5組の25番に決まった。初出場の宇野昌磨(トヨタ自動車)は羽生と同組の28番、田中刑事(倉敷芸術科学大大学院)は第4組の22番で滑る。

 昨年12月のグランプリ(GP)ファイナルを制したネーサン・チェン(米国)は26番、元世界王者のハビエル・フェルナンデス(スペイン)は29番、2年連続世界選手権3位の金博洋(中国)は最終30番でいずれも最終組に入った。ソチ五輪銀メダリストのパトリック・チャン(カナダ)は第4組の21番に決まった。

★★★

羽生結弦が練習リンクで調整 SPのジャンプ跳ぶ
2018.2.14 21:37更新
http://www.sankei.com/pyeongchang2018/news/180214/pye1802140076-n1.html

 【平昌=田中充】平昌五輪のフィギュアスケート男子で66年ぶりの2連覇を狙う羽生結弦(ANA)が14日、五輪会場となる江陵アイスアリーナの練習リンクで調整し、16日に行われるショートプログラム(SP)で盛り込む予定の4回転サルコーなど3つのジャンプ構成を確かめた。

 入念なスケーティングで体を慣らすと、最初は演技後半に予定するトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を着氷。さらに4回転-3回転の2連続トーループジャンプもきれいに降りた。冒頭で跳ぶとみられる4回転サルコーは1回目で転倒したが、2回目をしっかり決めて修正した。

 昨秋に負傷した右足首への負担を考慮してか、ジャンプはこの4本のみ。SP曲をかけた場面では跳ばず、スピンや複雑なステップの動きを確認した。練習後は報道陣に「ありがとうございました」と笑顔を見せた。

★★★

羽生、調整順調…公式練習で4回転―3回転
2018年02月14日 22時23分
http://www.yomiuri.co.jp/sports/Yuzuru-Hanyu/news/20180214-OYT1T50125.html

 羽生結弦(ANA)は14日、江陵カンヌンアイスアリーナの練習リンクで公式練習に臨んだ。

 約40分間の大半をスケーティングの確認にあて、跳んだジャンプは5本だけ。ショートプログラム(SP)の曲をかけた通し練習では4回転サルコー―3回転トウループの連続ジャンプを決め、順調な調整ぶりをうかがわせた。

★★★

羽生 16日13時48分、最終5組1番滑走  吉兆だ!ソチと同じ“1番手”
daily 2018.02.15
https://www.daily.co.jp/olympic/2018/02/15/0010986868.shtml

 フィギュアスケート男子で66年ぶりの連覇を目指す羽生結弦(23)=ANA=が14日、江陵アイスアリーナの公式練習に参加した。16日のショートプログラム(SP)は最終5組の1番滑走に決定。優勝したソチ五輪と同じ、好相性の“トップバッター”でスタートダッシュを決める。ソウル市内で調整していた宇野昌磨(20)=トヨタ自動車=も会場に戻り、軽めに調整した。

 運までも味方につけた。SPの滑走順抽選で羽生が引いたのは、25番。最終5組の1番滑走に決まった。SPで史上初めて100点を超えた4年前のソチ五輪でも、第4組の1番滑走。組こそ違えど、演技直前の6分間練習後、すぐにいい演技をする1番手のイメージはしやすいはずだ。

 練習ではトリプルアクセルと4回転トーループ-3回転トーループの連続ジャンプを1度ずつ、4回転サルコーを2度跳んだ(うち1度は転倒)。SP「バラード第1番」の曲かけでは踏みきり動作のみを確認したが、世界最高点を出したオータムクラシックと同様の構成(冒頭に4回転サルコー、後半にトリプルアクセル、4回転-3回転の連続トーループ)が濃厚だ。

 とはいえ大会側が発表した演技予定では、冒頭は右足踏みきりの4回転ループになっている。もちろん予定通り跳ぶ必要はないが、現地入り以降一度も跳んでいない大技を記載したのは、羽生の意思の表れなのか-。「作戦がすごい大事」と話していた羽生の決断に注目が集まる。

★★★

羽生、世界最高構成で勝負!ソチと同じ吉兆のトップ滑走引き当てた
2018年2月15日5時0分 スポーツ報知
http://www.hochi.co.jp/sports/winter/20180215-OHT1T50012.html

 16日に行われるフィギュアスケート男子ショートプログラム(SP)の滑走順抽選が14日、会場の江陵アイスアリーナで行われ、66年ぶりの連覇がかかる羽生結弦(23)=ANA=は30人中25番、最終グループのトップに決まった。金メダルを獲得した4年前のソチ五輪のSPも第4組のトップ(19番)。吉兆のトップ滑走で、好発進を決める。宇野昌磨(20)=トヨタ自動車=は28番、田中刑事(23)=倉敷芸術科学大大学院=は22番。

 吉兆のトップ滑走だ。世界ランク1位の羽生が最初にくじを引いた。同ランク上位6人が入る最終組のトップの「25番」を引き当てた。金メダルを獲得した4年前のソチ五輪のSPは19番目。そのときは第4組の最初に入り「SPは(組の)1番滑走の方が気持ちが楽です」と話した通り、史上初の100点超えとなる当時の世界最高得点101・45点で首位に立った。ソチの再現を狙う。

 11日の韓国入り後3度目の練習となったこの日、予定より2分遅れでリンクに登場。スケーティングやステップを入念に確認した後、ジャンプを4本跳んだ。最初は3回転半ジャンプ(トリプルアクセル)。続いて4回転―3回転の連続トウループを鮮やかに決めた。3本目の4回転サルコーは韓国入り後初の転倒も、すぐに跳び直し成功させた。

 SP「バラード第1番」の曲かけではジャンプは跳ばなかったが、冒頭が4回転サルコー、後半にトリプルアクセル、4回転―3回転の連続トウループで、112・72点の世界最高得点を記録した今季初戦のオータムクラシックと同じ構成だった。“世界最高構成”で本番に臨むことになりそうだ。

 ジャンプは冒頭の4本しか跳ばずに調整を済ませた。両足の爪先を180度外に広げて滑るイーグルで腰を大きく落としたり、片足を高く上げるなど、様々なバリエーションで滑りを確認した。羽生のコーチの一人、トレイシー・ウィルソン氏は「スケーティングにヨガやピラティスの動きを加えたもの」と説明した。

 今季5戦全勝の米国のネーサン・チェン(18)は26番。前世界王者のハビエル・フェルナンデス(26)=スペイン=は29番に入った。世界が注目する4か月ぶりの実戦復帰は午後1時48分。圧倒的な滑りを見せ、後続に重圧をかける。(高木 恵)

★★★

羽生、16日登場!公式練習で4回転サルコー転倒もすかさず跳び直し着氷/フィギュア
sanspo 2018.2.15 05:03
http://www.sanspo.com/pyeongchang2018/news/20180215/pye18021505030020-n1.html

 平昌五輪第6日(14日、江陵アイスアリーナ)フィギュアスケート男子で右足首の故障から復活を目指す羽生結弦(23)=ANA=が14日、会場の江陵(カンヌン)アイスアリーナの練習リンクで公式練習を行った。いよいよ出陣となる16日のショートプログラム(SP)の曲をかけて調整したほか、4回転ジャンプを2度決め、1度は転倒する場面もあった。4回転を5本跳んだ前日に比べると、やや控えめな調整に終始した。

 前日13日は40分間に4回転5本を含む計20本のジャンプを跳び、復調を強く印象づけた羽生。この日は一転、抑えめだった。

 入念なスケーティングからトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を披露。4回転-3回転の連続トーループは鮮やかに決まった。SPの冒頭で跳ぶ見込みの4回転サルコーでは1度の転倒があったが、すかさず跳び直して着氷した。

 この日跳んだジャンプは4本で、4回転が2度。右足首の状態が心配されるが、気にするしぐさは全くなく、13日に見せた力強い動きに変化はない。SPのピアノ曲「バラード第1番」を流した練習では、ジャンプは跳ばずにフォームなど全体の流れを確認。踏み切りの動きから、サルコーとトーループの2度の4回転を入れる構成を意識したようだ。

 この日はSPの動きの確認が主目的とみられ、負荷をかけた練習は不要と判断したもよう。同じ時間帯には日本勢の宇野昌磨(20)=トヨタ自動車、田中刑事(23)=倉敷芸術科学大大学院=やイタリア、チェコの選手ら計6人が同リンクで練習し、フリーの曲をかけて練習を行った宇野の演技が終わると、羽生は拍手を送る“余裕”もみせた。

 40分間の割り当て時間を使い切ると、報道陣に「ありがとうございました」とだけ話し、笑顔で足早に会場を後にした。

 13日の記者会見では「クリーン(失敗せず)に滑れば、絶対に勝てる自信がある。何も不安要素はない」と力強い言葉を残した。バレンタインデーだったがファンと接触する機会はなく、コーチや報道陣のみが見守った静かな練習リンクで、絶対王者は16日に迫った初陣へ集中力を高めた。 (鈴木智紘)

★★★

羽生 無敵プログラムでSPへ 昨年9月の世界最高点と同構成
2018年2月15日 08:30
https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2018/02/15/kiji/20180214s00079000326000c.html

 右足首の負傷から復活を期すフィギュアスケート男子の羽生結弦(23=ANA)が14日、江陵アイスアリーナのサブリンクで、韓国入り後3度目の公式練習に参加した。

 16日のショートプログラム(SP)を意識して、約40分間じっくり動きを確認しながら滑った。跳んだジャンプは計4本。トリプルアクセル(3回転半)と4回転―3回転の連続トーループを着氷。4回転サルコーは2度跳んで、1回は成功し、1回は転倒した。前日は4回転ジャンプ計5本に成功するなど計21本のジャンプを精力的に跳んだが、この日はジャンプは抑えめにして、動きの確認に力を注いだ。取材エリアでは「ありがとうございました」とだけ話して会場を去った。

 SPのジャンプ構成は痛めた右足で踏み切る4回転ループを回避して、この日跳んだ3種類となる可能性が高い。これは今季初戦だった昨年9月のオータム・クラシックと同じ構成になる。同大会では右膝に違和感があって、難易度を下げた。結果的にプログラムの完成度が上がり、112・72点で自身の持つ世界最高得点を2季ぶりに1・77点更新した。実績十分の構成だ。

 滑走順の抽選では世界ランキング順に自ら真っ先に引き、25番。出場30人が6組に分かれており、25番は最終組の1番手となる。4年前のソチ五輪では第4組の1番滑走(19番)でSP世界最高得点をマーク。五輪男子66年ぶりの連覇へ向けて、いい雰囲気が漂ってきた。

★★★

羽生結弦に吉兆!ソチ五輪と同じ「得意」の1番滑走
nikkan 2018年2月15日10時43分
https://www.nikkansports.com/olympic/pyeongchang2018/figureskate/news/201802150000353.html

 得意な1番滑走で最高のスタートを切る。16日のフィギュアスケート男子ショートプログラム(SP)の滑走順抽選が14日に行われ、2連覇を狙う羽生結弦(23=ANA)は最終組1番の25番を引き当てた。

 「1番滑走は得意」と話す通り相性はいい。グループの1番滑走は、直前の6分間練習で体が温まったまま演技に向かえるとともに、前の選手の演技に集中をそがれることもない。14年ソチ五輪は4組目1番滑走。15年のグランプリ(GP)ファイナルは最終組1番滑走で、いずれも当時の世界最高点につなげた。世界ランク1位として1番最初にくじを引き、自らの手で吉兆の順を引き寄せた。

 この日の練習では、現地入り後初めてSP「バラード第1番」を披露した。曲に合わせた練習では、ジャンプを跳ばずに流れを確認。ただ、跳ぶタイミングの動作は世界最高点の112・72点をマークした昨年9月のオータム・クラシックと同じ、4回転サルコー、トリプルアクセル(3回転半)、4回転-3回転トーループの連続技だった。曲をかける前には、この3つのジャンプだけを練習。4回転は計3度挑んで2度成功し、1度転倒した4回転サルコーも、跳び直して完璧に決めた。得意な順番に、順調な調整。連覇の舞台は整ってきた。【高場泉穂】

★★★