2012.11.24 - sportsnavi - 初制覇果たした羽生「地元だからこそ力を出せた」

- 羽生部分节录

http://i.imgur.com/GPxVcPL.jpg
地元の大声援を受け、NHK杯初優勝を成し遂げた羽生。GPファイナル進出も確定させた【坂本清】


フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦・NHK杯は24日、宮城セキスイハイムスーパーアリーナで男子のフリースケーティング(FS)が行われ、ショートプログラム(SP)トップの羽生結弦が冒頭の4回転ジャンプを決めるなどまとめ165.71点、合計261.03点でNHK杯初優勝を果たした。

 逆転優勝を狙った高橋大輔は冒頭の4回転ジャンプを成功させるも、トリプルアクセルで手をつくなどジャンプでミスが出て、FSの得点164.04点、合計251.51と羽生におよばなかった。

 羽生、高橋ともに12月6日からロシア・ソチで始まるグランプリファイナル出場を決めた。

羽生、1位でのファイナル進出に「喜びは大きい」

http://i.imgur.com/iVMLYKv.jpg
会見で笑顔を見せる羽生。NHK杯は充実感に満ちた大会だった【坂本清】

 以下は羽生のコメント。
「(後半は)疲れて(体が)動かなかったです。そんなに集中力は切れていなかったのですが。でもスピンで転んだ(バランスを崩した)後には集中力が切れました。さすがに笑っちゃいましたが。細かなミスも結構ありました。

 4回転については納得がいっています。後半は、しっかりと体力をつけていかないと。
(総合は自己ベスト更新だったが?)ショートプログラムが良くての総合ベストだったので、そのことはあまり気にしていません。小さなミスが続いたので、むしろその中でベストが出たのが大きかったです。

(スケートアメリカとどう違う?)1位で(ファイナルに)いけるという喜びは大きいです。ショートで95点という高い評価を得たこともうれしいですが、(スケートアメリカよりも)成長したフリーを見せられた。スコアというよりも、そういう姿を見せられたことがうれしいです。それと、地元でこの結果を出せた喜びがあります。

 地元だからこそ、あれだけ力が出せたんだと思います。高橋(大輔)選手への歓声がすごかったけど、最初のジャンプを跳んだ後など歓声が湧いて、それに背中を押されました
 フリーで大きなミスが続きましたが、その中で160点を超えたのは自信になります。練習してきたことが出せたことも、自信になります。

(日本は選手層が厚いが?)そういう層の厚いなかで戦っていける喜びもあります。その気持ちでどんどん強くなれると思います」

オーサーコーチ「運の付け入る隙のない、実力をつけることが大事」
 以下は、羽生結弦のコーチであるブライアン・オーサー氏のコメント。
「結弦にとって、フリーを滑りこなせたのが良かったです。今まではスケートアメリカのように(ショートプログラムかフリーの)どちらかひとつがうまくいくという感じでした。両方滑れたのは大きいです。
(フリーに)送り出す時には今までやってきたこと、トレーニングを信じろとリマインダーのように伝えました。実際、地元の皆さんの前で、演技するのは楽しそうでした。
(今後の)最大の課題は、全日本(選手権、12月21日から)に照準を合わせること。そろそろ彼には、全日本に照準を合わせてほしい。トロントで集中的にトレーニングするのが、一番有意義だと思います。

(今回、ショートとフリーの両方をまとめられた理由は?)結弦の課題はずっと研究してきましたが、自分が良い滑りをできると思えるようになることが大事。今まではその時の運次第だった。でもこれからは、プログラミングされること、運の付け入る隙のない、実力をつけることが大事です」


全文连接:

sports.yahoo.co.jp