2013.12.20 - sportsnavi - 羽生「GP大会より過酷な争いになる」

- 羽生部分节录

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五輪代表「3」枠の行方は!? 全日本フィギュア、前日練習に臨む高橋(左)と羽生 【写真は共同】


フィギュアスケートの全日本選手権(21日〜23日)を翌日に控えた20日、会場となるさいたまスーパーアリーナで公式練習が行われ、出場選手が最終調整で汗を流した。
 今大会は来年2月のソチ五輪選考会を兼ねている。代表権は男女ともに「3」。男子では、グランプリ(GP)ファイナルで優勝した羽生結弦(ANA)が優位な状況だ。また前回の2010年バンクーバー五輪で銅メダルを獲得した高橋大輔(関西大大学院)は、11月下旬に右脚を負傷しており、回復具合が気になるところだ。
 また同日、大会の滑走順抽選会が行われ、羽生は25番、高橋は26番での滑走が決まった。羽生、高橋とともに代表入りに有力視されている町田樹(関西大)は18番、無良崇人(岡山国際スケートリンク)は19番、織田信成(関西大大学院)は21番、小塚崇彦(トヨタ自動車)は27番で滑走する。
 以下は、羽生のコメント。
 
羽生結弦「やるべきことをしっかりやるだけ」

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GPファイナル初優勝を飾り、代表最有力の羽生【写真は共同】

「選手宣誓が緊張します(笑)。(ファイナルから全日本までどういう練習してきた?)特別な練習はしていません。いままでどおりに練習してきましたし、少しでもうまくなれるようにしっかりと考えながら、1分1秒と練習をしてきました。やるべきことはやってきたなと思っています。(アドバイスは)それはありましたけれど、全日本だから何というわけではなく、いつもどおりの試合の感じで、今回やるべきこと、やらなければいけないことをしっかりやるだけだと思っています。(具体的に今回やることとは?)ショートとフリーをきちんとこなすことですね。今回はグランプリと違ってドローがあるので、滑走順やリンクコンディションや、自分の気持ちのコントロールですとかそういうものを含めて、ドローから試合だということを感覚を、自分に入れておいて、世界選手権や五輪でも抽選によって滑走順が決まると僕は思っているので、その感覚を、1番プレッシャーがかかる舞台で、経験をしていけたらと思います。

(公式練習の雰囲気について)みんなすごいなと思っていました。いままでGPに出てきて、パトリック(・チャン)選手と当たってきましたけど、そのなかでもGPシリーズのハイレベルな争いよりももっと過酷なものになるなと思いました。やはり日本男子選手のレベルが本当に高いと思いましたし、そのなかでどれだけ集中して、自分がやるべきことをできるかどうかが僕にとってのいまの挑戦かなと思っています。

 日本人選手しかいないので、お互いのライバル心というのがすごくあると思いますし、世界大会ではないけれども、世界大会でトップ3や、GPファイナルでトップ6が集まるような試合はこの大会しかないので、そういう意味での緊張感はあります。(代表争いはリードしているが、気持ちのゆとりは?)特にないですね。ファイナルが終わったあとは少し楽になるかなと思いましたが、ここに来たら選考会であろうとなかろうと、ショートとフリーでやることは何も変わらない。しっかりといつもどおり、やるべきことをやりたいと思います。

 全日本の会場に入ってきて、間違いなく周りに流されやすい試合になると思っています。周りに流されやすい自分をどうやって見つめ直すか、自分に引き戻すかを考えながら、GPシリーズで経験したことを生かしながら、この試合に臨みたいと思っています。GPファイナルで燃え尽きたわけではないし、燃え尽きるのはこの試合が終わってからだと思います。本当に気持ちは切れていないし、体も動いているので、ショートとフリーで良い演技ができるように自分をコントロールできたらなと。パトリック選手と3回戦った自信はすごくあります。この経験が今回も生きてくるかなと思います。(昨年の全日本選手権は優勝したが、納得できなかったと言っていた。どうしたら納得する?)それは僕自身が良い演技をして、今後に生きるなという思いが芽生えたら、それは納得したものになるのかなと思います。順位がどうのこうのじゃなく、自分がどれだけできたかが、納得できるできないの基準かなと思います。そこを大事にしていきたいですね。表情で分かると思います。演技後にどれだけ心から笑っていられるかですね」

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