2014.02.04 - 索契冬奥 (Day -3) 首日OP 新闻报导

2014.02.04 - 索契冬奥 (Day -3) 首日OP 图集

【フィギュア】羽生「気持ち良く滑れた」軽めの練習
nikkei 2014/2/4 20:06
http://www.nikkei.com/article/DGXNSSXKC0702_U4A200C1000000/

ソチ冬季五輪で金メダルの期待がかかるフィギュアスケート男子の羽生結弦(19)=ANA=が4日、試合会場に隣接した練習リンクで初練習した。拠点のカナダから前夜に到着したため、4回転ジャンプを跳ばない軽めの内容だったが「気持ち良く楽しく滑れた。体に心配はないので最大限に使って演技できる」と笑顔で話した。
初代表で日の丸の付いたジャージーに初めて袖を通し「しっくりきてない」と苦笑い。「高揚している自分もいるが、客観的に見ている自分もいる」と落ち着いた様子で氷の感触を確かめながら滑り、40分の練習の終盤にはトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を鮮やかに決めた。
2012年12月の五輪テスト大会を兼ねたグランプリ・ファイナルで2位に入って以来のソチで、当時は周辺が工事中で天気も優れなかった。「すごくきれいになった。晴れていることもなかったし」と好天に心も晴れやか。憧れの06年トリノ五輪王者のエフゲニー・プルシェンコ(ロシア)と同じ組で練習する日を楽しみにしつつ「一つ一つ階段を踏んでいかないといけない」と気を引き締めた。
町田樹(23)=関大=は練習後半に4回転トーループに成功し、まずまずの調整だった。(共同)

★★★


羽生、落ち着いて初滑り〔五輪・フィギュア〕
jiji 2014.02.04
前夜ソチ入りしたフィギュアスケート男子の金メダル候補、羽生が練習リンクで初滑りを行った。「スケーティングが抜ける部分があった」と話したように、まだ本調子ではなかったが、練習終盤で3回転の連続ジャンプも跳んだ。
ソチは2012年12月のグランプリ・ファイナルで一度経験しているが、改めて氷の感触を丁寧に確認。「興奮している自分もいれば、客観的に見られる自分もいる。滑った感じは五輪というより、やっぱり試合」と浮き足立っていない。
初体験の選手村生活には「(部屋は)新しくて広い。快適」。前回滞在中は体調を崩したが、今回は気に入った様子。個人種目の前に、6日の団体ショートプログラム出場が濃厚。「(選ばれたら)国の代表として頑張りたい」と話した。(ソチ時事)
★★★
ソチ五輪 「気持ちも高揚してきた」羽生がソチ入り後、初練習
sanspo 2014.02.04
【ソチ=田中充】ソチ五輪は7日の開会式を前に、6日にフィギュアスケート団体やフリースタイルスキー女子モーグル予選など一部の競技が始まる。4日には、フィギュアスケート男子の羽生結弦(19)=ANA=が練習リンクでソチ入り後、初の練習を行った。滑らかなエッジワークで氷の感覚をつかむと、コンビネーションジャンプも次々と着氷させた。
羽生は、団体戦の男子ショートプログラムに出場が濃厚。「いい感覚でこれている。気持ちも高揚してきた」と意欲をみせた。
★★★
<五輪フィギュア>羽生が初練習 連続ジャンプなど確認
mainichi 2014.02.04
http://sportsspecial.mainichi.jp/graph/2014/02/05/20140205k0000m050081000c/001.html
【ソチ芳賀竜也】ソチ冬季五輪のフィギュアスケート男子で期待の19歳、羽生結弦(ゆづる)=ANA=が4日、当地で初練習に臨んだ。練習リンクで40分間、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)などを中心にこなし、「楽しく、気持ちよく滑ることができた。まだスケーティングなど感覚をつかみ切れていない部分もあるが、1回目の練習でやるべきことはできた」と明るい表情で語った。
3日夜に現地入りし、長旅の疲れも残る中で、ブライアン・オーサー・コーチとは「調子が悪ければ、ジャンプを跳ばなくてもいい」と打ち合わせていたという。だが、「そんなに調子が落ちているわけではなかった」と羽生。4回転ジャンプは回避したものの、3回転半や連続ジャンプなどを確認した。
初の五輪代表。「高揚している自分もいるが、客観的に見ている自分もいる」という。「一つ一つ階段を上がる感覚で臨みたい」と気を引き締めていた。
また、羽生と同じく3日に現地入りした町田樹(たつき)=関大=も公式練習に臨み、4回転ジャンプなどに挑んだ。高橋大輔(関大大学院)はまだ現地入りしていない。
★★★
羽生が練習リンクで初練習「楽しく滑れた」 連続ジャンプもきれいに着氷
sankei 2014.2.4 20:26
http://sankei.jp.msn.com/sports/news/140204/oth14020420210010-n1.htm
【ソチ=田中充】午前中に練習リンクで行ったソチでの初練習。2日後に控えた団体戦の男子ショートプログラムに出場が濃厚な羽生は「まだ氷の感覚はつかめていないが、楽しく滑れた」と気持ちよさそうに汗をぬぐった。
前夜に現地入りした直後とあって4回転ジャンプは回避したが、40分間の練習後半には、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を組み込んだ連続ジャンプもきれいに着氷させた。
空港到着時には、たくさんのカメラからフラッシュを浴びた。注目度の高さを肌で感じ、「ワクワクしてきた」と笑顔を見せた。飛行機の中では、睡眠の合間にイメージトレーニングを繰り返したという。シーンはフリーの冒頭で跳ぶ2種類の4回転ジャンプ。「そこしか頭に浮かばなかった。イメージの中では全部跳べていた」
五輪会場では、一昨年12月のグランプリ(GP)ファイナルで、世界王者のパトリック・チャン(カナダ)を上回ったものの、2位に。このとき「五輪に出るなら、勝ちにいかないと。残り1年で、しっかり1位を取れる力をつけたい」と誓っていた。
誓い通りに今季は、ファイナルで初優勝を果たし、米誌スポーツ・イラストレーテッドが五輪での金メダルを予想するまでに成長した。再びソチの地に足を踏み入れた19歳。頂点を目指す戦いがいよいよ幕を開ける。
★★★
羽生が現地初練習 ジャンプも解禁
daily 2014.02.04
http://daily.co.jp/newsflash/olympic/sochi/2014/02/04/0006685414.shtml
「ソチ五輪・フィギュアスケート」(6~22日、アイスバーグ」
フィギュアスケート男子の羽生結弦(19)=ANA=が4日、本番会場のアイスバーグに併設されているサブリンクでソチ入り後初練習を行った。
当初は「調子が悪ければジャンプは跳ばなくていい」と氷の感触を確かめるだけにとどめるプランもあったが、練習終盤になると待ちきれないとばかりにジャンプも解禁。4回転ジャンプこそ跳ばなかったが、トリプルアクセルから3回転トーループの高難度コンビネーションを決めるなど、「気持ちよく滑ることができました。体を最大限使って演技できる状態」と、ここまでの調整の順調さを伺わせた。
前日に選手村入りし「すごく新しいし、広い。快適です」と、笑顔。開会式前日の6日に行われる団体戦男子ショートプログラム(SP)での起用が濃厚。五輪デビューに向け「日本代表として頑張りたい」と、意気込んだ。
★★★
羽生が現地のリンクで初練習
NHK news 2014.02.04 19時08分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140204/k10015015151000.html
ソチオリンピックのフィギュアスケートで、メダルの獲得が期待される羽生結弦選手が4日、現地のリンクで初めての練習を行いました。
羽生選手は練習拠点としているカナダのトロントから前日にソチに入り、4日、早速オリンピック本番のリンクの隣にある練習用のリンクを訪れました。
羽生選手は軽くジョギングをして体を温めたあと、同じ日本代表の町田樹選手とともに氷の上でおよそ40分間練習しました。
練習では、初めにゆっくりと周回しながら、滑りの基礎となる動きを繰り返し、その後はフリーの曲の「ロミオとジュリエット」をかけてステップや振り付けを念入りに確認しました。
ジャンプの練習は最後に行い、4回転ジャンプは跳びませんでしたが、コーチと相談しながら複数の3回転ジャンプを跳んで体の動きを見定めている様子でした。
羽生選手はメダル獲得が期待される男子シングルに加えて、開会式の前日から始まる新種目の団体にも出場する予定です。
とにかく全力出し切る
羽生結弦選手はソチで初めての練習のあと取材に応じ、「長いフライトのあとで体がまだだるいので、感覚を起こすようなイメージで一つ一つ確かめながら練習しました。大会の目標は『やりきる』ことで、どんな結果や内容であっても、とにかく全力を出し切りたいです」と話していました。
★★★
羽生が練習、愛用のプーさん「自重した」
nikkan 2014年2月4日21時14分
http://www.nikkansports.com/sochi2014/figureskate/news/f-sochi-tp0-20140204-1253258.html
ソチ冬季五輪で金メダルの期待がかかるフィギュアスケート男子の羽生結弦(ANA)が4日、試合会場に隣接した練習リンクで初練習した。
今回は愛用している「くまのプーさん」のティッシュケースを使わないという。見ると落ち着くという理由でディズニー映画のキャラクターのケースは必携品だったが、国際オリンピック委員会(IOC)がロゴや商標の扱いにうるさいこともあり、今回については「寂しいけど、自重した」。ただ「連れてきてはいる」そうで、選手村でお留守番となるようだ。
★★★
羽生結弦「リンクでは普通の試合という感覚」
yomiuri 2014年2月4日21時22分
http://www.yomiuri.co.jp/olympic/2014/skate/20140204-OYT1T01171.htm?from=tw
【ソチ(ロシア)=永井順子】7日に開幕するソチ五輪のフィギュアスケート男子で金メダルの期待がかかる羽生はにゅう結弦ゆづる(ANA)が4日、ソチ入りしてから初の練習を行った。
羽生は前日夜に現地に入ったばかり。本番のリンクに隣接した練習会場で、軽めの調整で体を慣らし、「気持ち良く、楽しく滑れた。五輪を前に高揚しているけど、リンクで滑っていると普通の試合という感覚」と笑顔で汗をぬぐった。初の五輪で金メダル候補に挙げられているが、「ずっと体調はいいし、いい感覚で来ている。自分の出来ることをしっかりやりたい」と力を込めた。羽生は6日、開会式前に行われるフィギュアスケート団体戦男子ショートプログラムに出場する予定。
★★★
羽生、愛用の「くまのプーさん」ティッシュケースはお留守番
sanspo 共同 2014.2.4 21:29
http://www.sanspo.com/sochi2014/news/20140204/soc14020421300030-n1.html
 フィギュアスケート練習(4日、ソチ)羽生は愛用している「くまのプーさん」のティッシュケースを使わないという。見ると落ち着くという理由でディズニー映画のキャラクターのケースは必携品だったが、国際オリンピック委員会(IOC)がロゴや商標の扱いにうるさいこともあり、今回については「寂しいけど、自重した」。ただ「連れてきてはいる」そうで、選手村でお留守番となるようだ。(共同)
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羽生、ソチで公式練習 到着翌日「早く慣れないと」
asahi 後藤太輔 2014年2月4日23時01分
http://www.asahi.com/articles/ASG246R9PG24UTQP027.html
フィギュアスケート男子の羽生結弦(ANA)が4日、練習用リンクであった昼と夕方の公式練習に参加し、調子を確かめた。
3日夜にソチに到着したばかり。1回目の練習ではジャンプを跳ばずにフリーのプログラムを確かめた際、バランスを崩す場面もあった。羽生は「環境の新しさに浮ついている自分がいる。早く慣れないと。(日の丸ウエアは)初めてでまだしっくりこない」と苦笑いした。ただ、体調やジャンプの調子自体は良さそう。夕方にあった2回目の練習では、4回転ジャンプも決めていた。
到着した3日に続いて2回目の練習を行った町田樹(関大)も4回転で転倒するなど、まだ本来の状態ではない様子。「飛行機で移動すると到着後1、2日は調子が良くないので、いつも通りです」と冷静に受け止めていた。
★★★
ソチ五輪 フィギュア・羽生結弦選手がリンクで初練習
FNN 2014.02.04
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00262487.html
ソチオリンピック・男子フィギュアスケートの金メダル候補・羽生結弦選手(19)が、ソチで初練習を行った。さらに、開会式のリハーサルの様子も、一部公開された。前日の夜に、ソチに入った羽生選手は、本番会場の隣にあるリンクで初練習に臨み、フリーの曲に合わせて、軽めの調整を行った。
羽生選手は、開会式前に行われる団体戦にも出場予定で、チームジャパンのエースとしても、活躍が期待される。羽生選手は「すごく長いフライトだったので、ちょっとだるいですけど。やりきれるかどうかというところが、本当に目標です。本当にどんな結果であっても、どんな内容であっても、とにかく全力を出し切りたいと思います」と話した。
そして、注目される開会式のリハーサルの一部が公開された。長い歴史を持つ、音楽や演劇など、舞台芸術大国のロシアらしい、さまざまな演出が凝らされている。また、表彰台に上がった選手に贈られるメダルも公開された。雪山の頂上から、砂浜へ日光が降り注ぐ景色をデザインしたもの。4年に1度の冬の祭典は、まもなく開幕を迎える。
★★★
練習初日から4回転跳ぶ 6日に団体戦出場が濃厚の羽生
sankei 2014.02.05
http://sankei.jp.msn.com/sochi2014/news/140205/soc14020500360001-n1.htm
現地到着から一夜明けたばかりの初日の練習で、いきなり2種類の4回転ジャンプを着氷させた。2日後に控えた団体戦の男子SPに出場が濃厚な羽生は、SP曲をかけた場面を含めて数回の4回転を決め、「自分の中ではいつも通り。さらに調子を上げていきたい」と仕上がりの良さをうかがわせた。
飛行機の中では、睡眠の合間に、イメージトレーニングを繰り返したという。シーンは個人戦のフリー冒頭で跳ぶ2種類の4回転。「そこしか頭に浮かばなかった。全部跳べていた」。この日の五輪の練習リンクで、そのイメージに近いジャンプを披露してみせた。
ソチの五輪会場では、一昨年12月のグランプリ(GP)ファイナルで、世界王者のパトリック・チャン(カナダ)を上回ったものの、2位に。このとき「五輪に出るなら、勝ちにいかないと。残り1年で、しっかり1位を取れる力をつけたい」と誓った。誓い通り今季は、ファイナルで初優勝し、米誌スポーツ・イラストレーテッドが五輪での金メダルを予想するまでに成長した。
前夜の空港ゲートでは、たくさんのカメラからフラッシュを浴びた。注目度の高さを肌で感じ、「ワクワクしてきた」と笑顔を見せた19歳。再びのソチで、頂点を目指す戦いがいよいよ幕を開ける。(田中充)
★★★

4回転決めた!羽生、プルシェンコとの“共演”お預け/フィギュア
sanspo 2014.2.5 05:01
http://www.sanspo.com/sochi2014/news/20140205/soc14020505010003-n1.html
 フィギュアスケート練習(4日、ソチ)フィギュアスケート男子代表の羽生結弦(19)=ANA=が練習用リンクで初滑走し、サルコー、トーループの2種 類の4回転ジャンプを成功。練習を回避したトリノ五輪金メダルのエフゲニー・プルシェンコ(31)=ロシア=に、存在をアピールした。
 昨年10月のフィンランディア杯で2種類の4回転ジャンプを決めたが、それ以降はサルコーの失敗が続いていただけに、「どんどん積み重ねて調子を上げていきたい」と手応えをつかんだ。
 愛用しているディズニーキャラクター『くまのプーさん』のティッシュケースは、国際オリンピック委員会(IOC)がロゴや商標の扱いにうるさいこともあり、リンクサイドに持参せず。選手村の自室には帯同した相棒の“無念”を背負い、ソチの頂点を目指す。(江坂勇始)
★★★

羽生ピンチ!?愛用プーさん“使えず”「寂しい」
sponichi 2014年2月5日 05:30
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2014/02/05/kiji/K20140205007520660.html
プーさん抜きで頂点を狙う。フィギュアスケート男子の羽生結弦(ゆづる、19=ANA)が4日、ソチ入り後初めて公式練習に参加した。サブリンクで行われた1回目の練習ではトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)、5時間後に行われた2回目の練習ではサルコーとトーループの4回転ジャンプに成功するなど上々の動きを披露。だが五輪ならではの問題が発生した。
愛用している「くまのプーさん」のティッシュケースを今回は使わない。いや、使えない。見ると落ち着くという理由で必携だったが、国際オリンピック委員会(IOC)がロゴや商標の扱いにうるさいこともあり、今回は「寂しいけど自重した」と苦笑いを浮かべる。「連れてきてはいる」と話し、選手村の自室に置いてあるようだ。
練習では06年トリノ五輪金メダリスト・プルシェンコと滑る可能性があったが、ロシアの皇帝は姿を見せず。「楽しみだし、学べるところもあると思う」と対面を心待ちにしている。ソチに向かう航空機の中では、何度も4回転ジャンプを跳ぶ夢を見てうなされた。「いい夢なのかな。全部跳べていた」。羽生が出場予定の団体男子SPは6日。金のポテンシャルを秘めた19歳の夢舞台が、もうすぐ始まる。
★★★
【フィギュア】羽生、4回転連発!プルシェンコとの初対決へ百発百中
yomiuri 2014年2月5日06時04分
https://web.archive.org/web/20140205015703/http://hochi.yomiuri.co.jp/sports/winter/news/20140204-OHT1T00238.htm
フィギュアスケート日本男子史上初の金メダル獲得が期待される羽生結弦(19)=ANA=が3日にソチ入りし、4日に初練習した。同日に行った2度目の練習では2種類の4回転ジャンプを成功。尊敬する06年トリノ五輪王者のエフゲニー・プルシェンコ(31)=ロシア=との初対決に向け、「僕は僕。自分の演技を楽しみたい」とマイペースを貫くことを宣言したが、絶好調で本番を迎えられそうだ。
会場隣のサブリンクでの初練習。ジャンプは跳ばずに軽めの調整で終える予定だった羽生が、体調の良さを証明するかのようにトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を何度も決めた。2回目の練習では4回転トーループに3回挑んですべて成功。課題の4回転サルコーも1回成功させた。勝利の鍵を握る大技を百発百中で決め、絶好調をアピールした。
「高揚している自分もいるが、客観的に見れている自分もいる。滑っていると、五輪というよりいつもの試合という感じ」
国際オリンピック委員会(IOC)が五輪に関係がないロゴや商標の扱いにうるさいこともあり、お守りのようにリンクで愛用している「くまのプーさん」のティッシュケースが使えないのが唯一の「難点」。羽生は「部屋に置いておきます」と苦笑いした。
心強い味方もある。羽生を昨年7月からサポートする味の素の栄養士が、人気商品「鍋キューブ」を持参。野菜や肉と煮込めば鍋が作れる優れもので、羽生も大のお気に入り。食が細くて風邪を引きやすかった19歳が、食べやすい汁物で栄養を取ることで体調を崩さなくなった。関係者によると「選手村の食事はおいしいけど、飽きそう」とのことで、手軽な鍋が栄養管理に役立ちそうだ。
初五輪ではあこがれのプルシェンコと顔を合わせる。ロシア連盟による異例の演技審査を経て、1枠しかない男子代表をもぎ取った“氷上の皇帝”。初練習にプルシェンコの姿はなかったが、6日から始まる団体戦で戦うことになりそうだ。
アイスショーで共演経験はあるものの、試合では初対決。日本期待の若武者は「楽しみといえば楽しみ。でも、僕は僕なのでソチ自体を楽しめるようにやりたい。プルシェンコ選手が僕の演技に影響するわけではない」と言い切った。五輪の魔物に打ち勝ち、金メダルロードをまっすぐ進む。

★★★
羽生、金仕上げ 4回転決めた!
daily 2014.02.05
http://www.daily.co.jp/olympic/sochi/2014/02/05/0006686267.shtml
フィギュアスケート男子の羽生結弦(19)=ANA=が4日、本番会場に併設されているサブリンクでソチ入り後初練習を行った。個人戦では世界選手権3連覇中の“絶対王者”パトリック・チャン(カナダ)の対抗1番手として挙げられる若武者。2種類の4回転ジャンプを決めるなど、起用が濃厚な6日の団体戦男子ショートプログラム(SP)を前に、好調ぶりを披露した。
世界が認める“金メダル対抗馬”羽生が、ソチ入り後初練習で順調な仕上がりぶりをアピールした。
当初は「調子が悪ければジャンプは跳ばなくていい」と氷の感触を確かめるだけにとどめるプランもあったが、待ちきれないとばかりにジャンプも解禁。昼の初練習でトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)から3回転トーループの高難度コンビネーションを決めると、続く夕方の練習では2種類の4回転ジャンプに何度も成功。「調子も落ちてなかったので、(トリプル)アクセル程度までやろうかなと。気持ちよく滑りました」と、満足そうに話した。
昨年12月のGPファイナルで、世界選手権3連覇中の王者チャンを撃破し、初優勝。飛ぶ鳥を落とす勢いの19歳に、世界が注目している。英王手ブックメーカーのウイリアムヒルでは、1番人気のチャン(1・5倍)に次ぐ2番人気(3・3倍)。3番手の地元ロシアの皇帝プルシェンコ(10倍)を大きく引き離しており、実質“2強”の評価だ。米誌スポーツ・イラストレーテッドでも、金メダル候補に挙げられた。
ただ、そんな周囲の評価をよそに、若武者はしっかりと足元を見つめている。「評価はうれしいけど、僕は僕で一生懸命やるだけです」。前日には初めて選手村に入り「すごく新しくて快適。新しい感覚に浮ついている自分がいる」と五輪気分を味わいながらも、「高揚している自分を、客観的に見れている自分もいる」と、冷静さを失っていない。
ただ、1つ誤算なのは、いつも愛用しているくまのプーさんのティッシュケースが、五輪の規定で会場に持ち込めないこと。「寂しいですけど、部屋に置いておきます。連れてきてはいるので」と、苦笑いを浮かべた。
個人戦の前に、開会式前日の6日に行われる団体男子SPでの起用が濃厚。日本が誇る新世代エースの五輪デビューは、もう間もなくだ。
★★★
羽生 プルシェンコへの憧れ封印して金へ
nikkan 2014年2月5日9時5分
https://www.nikkansports.com/sochi2014/figureskate/news/p-sochi-tp0-20140205-1253416.html
あこがれ封印で金メダルを-。フィギュアスケートの男子シングルで金メダルの期待がかかる羽生結弦(19=ANA)が3日(日本時間4日)、ソチに到着した。幼少期からあこがれる06年トリノ五輪金メダリストのエフゲニー・プルシェンコ(ロシア)と試合では初めて戦うことになるが、自分の演技、調整に集中。他選手を意識しすぎずに夢舞台に挑む。翌4日には練習リンクで練習を行い、2種類の4回転ジャンプを成功させた。
カナダのトロントからドイツ経由でのソチ入り。長いフライト時間をへて疲労もあるだろう午後9時の夜の空港で、羽生の声がひときわ弾んだ。「すごいですね、びっくりです。本当にビックリの一言しかない」。反応した名前は「ロシアの皇帝」プルシェンコ。五輪で3つのメダルを獲得し、母国での祭典に4度目の出場を果たした。小さい頃は同じ髪形にしたほど尊敬してやまない存在。試合では初めて戦う。興奮しないはずがないが、続けた言葉は意外なものだった。
羽生 ま、僕は僕なんで、それ自体も楽しめるように一生懸命やりたい。あまりプルシェンコ選手が何か僕の演技に影響するかとか、そういうプログラムが変わるとかはないので…。
ひとまずあこがれは脇に置き、自分自身に集中する。それが決意だった。
苦い経験がある。同じように尊敬する世界選手権3連覇中のチャンを意識しすぎ、失敗が続いたのが今季序盤。2戦連続で対戦し、意識は完全にチャンしか向かず、自分を見失い完敗した。その失敗を糧にしたのが昨年12月のGPファイナル。「周りに流されず自分の演技ができればいい」と誓い、チャンに勝利して優勝。だからこそ、もう視線を他選手に置きすぎない。
さっそく練習リンクで行われた4日の初練習でも自己流を貫いた。選手村からは輸送バスがあるが、飛行機移動後で「体が起きていないから」と“徒歩出勤”。キャリーバッグを持ちながら五輪公園を15分かけて移動した。午後6時前からの2度目の練習ではトーループを4回、サルコーを1回と4回転ジャンプをいきなり成功させたが、「いつも通り。こうやって積み上げて調子を上げていく」と6日のショートプログラム(SP)を滑ることが濃厚な団体戦へ、通常ペースを強調した。
「何かにつまずくことがないように、1つ1つ階段を上がるように踏んでいく」。見つめるのは自分だけの階段。上り切った先には、きっと金メダルが待っている。【阿部健吾】
★★★
羽生「4回転サルコーが分かってきた」
tokyo sports 2014年02月05日 16時00分
http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/2014sochi/231399/
【ロシア・ソチ4日(日本時間5日)発】初出場のフィギュアスケート男子・羽生結弦(19=ANA)はソチで初練習を行い、苦手の4回転サルコーにトライし成功。「サルコーの最大公約数が分かってきた」と独特の表現で自身の進化を告白した。
世界のトップスケーターとして初の五輪を迎える羽生にとって、メダルの色はサルコージャンプの成否にかかっていると言っても過言ではない。昨年12月のGPファイナルではフリー冒頭の4回転サルコーで転倒。自己ベストを大きく更新して優勝したが、唯一の大きな失敗に悔しさをつのらせた。
4回転サルコーに失敗しても勝てるだけの力があることの証明と同時に、成功させれば金メダルの確率は大幅アップ。最大のライバルとみられるパトリック・チャン(23=カナダ)でも手が届かない高得点をマークする可能性も十分にある。
「調子が悪ければ、ジャンプは跳ばなくてもいいと思っていた」という午前の初練習ではトリプルアクセルまでだったが、午後には課題の4回転サルコーを解禁。「今日は力を使って跳んでいるジャンプなんで」と調整段階を強調したが、転倒などのミスもあるなかでトーループも合わせ4度の4回転を成功させた。
サルコーについて羽生は「昨年の夏ぐらいに戻ってきたかな。ただ、あの時は何をしても跳べていたけど、どうやったら跳べるのか分かっていなかった。今はサルコーの最大公約数みたいなものが分かってきた」
本人にしか分からない世界だが、要は感覚だけで跳んでいたところから、何を意識すれば成功するのか、頭で理解したうえで、跳べるようになったということ。自ら明かした進化の証し。それだけに「調子の波もあまりなくなっている」という。
普段は個人で戦っているだけに、初めて日の丸のついたウエアに袖を通しての練習に「しっくりきてない」と苦笑い。それでも、本番では日本中を熱狂させる演技を見せてくれそうだ。
★★★
フィギュア羽生、2種類の4回転 課題のサルコーに自信
JOC 2014.02.05
http://www.joc.or.jp/games/olympic/sochi/news/detail.html?id=4877
【ソチ共同】ソチ冬季五輪で金メダルの期待がかかるフィギュアスケート男子の羽生結弦(ANA)は4日、試合会場に隣接した練習リンクでこの日2度目の調整に臨み、2種類の4回転ジャンプを軽やかに成功させた。得意なトーループに加え、課題のサルコーも好調だった昨夏の感覚を取り戻し「確率はすごく上がっている」と自信を口にした。
東日本大震災で避難所生活を味わった仙台市出身の羽生にとって、初出場の五輪は故郷に感動を届ける機会にもなる。「スポーツの大会で一番見ていただける大会。いっぱい応援もされると思うので、その思いを受け取って演技で発揮できればいい」と誓った。
★★★
羽生 練習で2種類の4回転ジャンプ
NHK 2014.02.05
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140205/k10015023501000.html
ソチオリンピックのフィギュアスケートでメダルの獲得が期待される羽生結弦選手が、ソチに入った翌日の4日、現地のリンクで練習し、2種類の4回転ジャンプを次々と決めました。
羽生選手は、練習拠点としているカナダのトロントから、前日にソチに入り、4日、早速オリンピック本番のリンクの隣にある練習用のリンクを訪れました。
羽生選手は昼すぎと夕方の2回に分けて練習を行い、このうち夕方のおよそ30分間の練習では、得意の4回転ジャンプを次々と決め、さらに昨シーズンから取り組んできた難しい種類の4回転ジャンプも成功させていました。
羽生選手はこの日の練習で、体の感覚を確かめることをテーマに、一つ一つの動作を確認したということで、4回転ジャンプについては「調子がいいかどうかはまだ分からない。とにかく一生懸命頑張るだけです」と落ち着いた様子で話していました。
羽生選手は、メダル獲得が期待される男子シングルに加えて、開会式の前日から始まる新種目の団体にも出場する予定です。
★★★
気負わぬ羽生 団体戦SPへ初練習
chunichi 2014.02.05
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/sochi2014/article/CK2014020502000210.html
【ソチ=海老名徳馬】初出場のソチ五輪で金メダルの期待がかかるフィギュアスケート男子の羽生結弦(はにゅう・ゆづる、ANA)が4日、当地に入ってから初めて練習した。試合会場の横にある練習リンクで4回転ジャンプを決めるなど軽快な動きをみせ、「いつも現地に入って段々調子を上げていく。いつも通り」と手応えのよさをうかがわせた。
 昨季のグランプリ(GP)ファイナルで訪れたとはいえ、初めて肌で感じる五輪の雰囲気。「高揚している自分もいるし、それを客観的に見ている自分もいる。ただリンクで滑ったらいつも通りの試合の感覚」。19歳にしてすでに多くの大舞台を経験してきた。舞い上がりそうな気持ちを抑えるすべは心得ている。
 この日の練習は1度目が男子シングル、2度目が団体戦に出る選手のための時間。4回転ジャンプは1度目には跳ばなかったものの、2度目にはトーループを立て続けに決め、ショートプログラム(SP)の曲をかけた場面でも成功させた。より難度の高いサルコーは決められなかったものの「ポイントは絞れてきている」と納得の表情を浮かべた。
 昨季は3月の世界選手権前に左膝を痛めた。疲れのたまるシーズン終盤に不安もあったが「心配は全然ない。したい演技を、体を最大限に使ってできている」ときっぱり。「国の代表として頑張りたい」と出場が濃厚な6日の団体戦男子SPを見据えた。

★★★
Hanyu, Machida begin preparations in Sochi
Japan Times Kyodo Feb 4, 2014
http://www.japantimes.co.jp/sports/2014/02/04/olympics/winter-olympics/olympics-figure-skating/hanyu-machida-begin-preparations-in-sochi/#.WWO0ADW8s5M

SOCHI, RUSSIA – National and Grand Prix Final men’s champion Yuzuru Hanyu and teammate Tatsuki Machida got in their first practice on Tuesday ahead of the Sochi Games.
Hanyu, who traveled to Russia from Canada, where he trains, did not attempt any quadruple jumps at the practice rink next door to the figure skating venue.
“I had an enjoyable skate,” Hanyu said. “I have no concerns about my physical condition. I am going to be able to push my performance to the limit.”
Wearing his Olympic team jersey for the first time, Hanyu got a feel for the ice and finished his 40-minutes on the ice with a beautiful triple axel.
It’s Hanyu’s second trip to Sochi, following the 2012 Grand Prix Final. He said, however, the atmosphere had changed drastically since he took second place here when the area surrounding the arena was under construction.
“It has become really beautiful. Then there wasn’t a single sunny day,” said Hanyu, who enjoyed practicing in the same group with one of his role models, 2006 Turin Olympic champion Evgeni Pluschenko.
Machida, who arrived in Sochi earlier in the day, nailed a quad but said his left leg was still stiff from his flight in.
“When I travel, my legs aren’t right for a day or two,” he said. “I didn’t do all that well, and I was also rushing a little bit.”
★★★

Olympics: Gold medal hope Hanyu relishing Sochi challenge
AFP Feb 5, 2014
http://www.straitstimes.com/sport/olympics-gold-medal-hope-hanyu-relishing-sochi-challenge

SOCHI, Russia (AFP) - Japanese teenager Yuzuru Hanyu warned on Tuesday that he won't be intimidated by his more experienced rivals as he bids for his country's first men's Olympic figure skating gold in Sochi.
Daisuke Takahashi won Japan's first men's Olympic medal with his bronze in Vancouver four years ago before going on to become the first Asian man to take the world title the following month.
And Hanyu could go one better on Feb 13 and 14 in the Iceberg Skating Palace.
"I'm approaching this like any other competition," said the 19-year-old.
"I'm not doing anything special just because it's the Olympics.
"I feel really good about myself. I've got no worries. Right now, I know what to do, when to get the most out of myself so it's all good."
Hanyu won his first Grand Prix final title this season ahead of three-time world champion Patrick Chan before going on to defend his national title.
It is the first Olympics for the skater from Sendai, who won the world junior title in 2010, but had feared for his future in the sport as he was housed in an evacuation shelter following the devastating earthquake in his hometown in March 2011.
Under the guidance of Olympic medallists Brian Orser and Tracy Wilson he has now risen to the number one ranked skater in the world.
"It's all mental. If I can control myself mentally, I should be able to perform to the best of my ability," said Hanyu, who could also compete in the team competition starting on Thursday.
"I haven't let up at all mentally and physically, I've managed myself better than last season or the season before," Hanyu continued.
"I'm nervous for sure. But you're supposed to be nervous for something like this, and that's where the challenge lies - in dealing with your nerves.
"I don't know what the Olympics is like, but I don't have any specific targets in sight. My goal is - and should be - just to do everything I can whenever I can."

Chan admitted earlier on Tuesday that he was he wary of Hanyu and the Japanese contingent which also includes Takahashi and Tatsuki Machida.
"It's like the constant battle between positive and negative thoughts because of the Grand Prix final," said Chan.
"The key part is focusing on myself. That's what I've been working on the last two three weeks. Not busying myself thinking whether I was training as well as the others or are my quads better than Yuzuru's or Daisuke's or whoever."

Machida, also competing in his first Olympics, tested the ice at the Iceberg Skating Palace where he placed sixth in last year's Grand Prix final.
"I'm impressed, it looks entirely different. In just a year, they've managed to turn it into a theme park. After it's all over, I'm definitely going for a ride on the rollercoaster," said this season's Cup of Russia and Skate America winner.
"I've basically been locked in an airplane for the past two days so I was itching to get out there. It felt good."
"I'm not in great physical condition at the moment, but I've got time to pick it up," he said.
"Compared to how it was for the Grand Prix final, the ice felt much better."
He added: "This could be the first and last Olympics for me, so I want to leave everything out there with no regrets."