2014.02.13 - 索契冬奥 (Day 6) OP 新闻报导

2014.02.13 - 索契冬奥 (Day 6) OP 图集

羽生は3回転でミス目立つ、大輔は4回転成功/フィギュア
Sanspo 2014.2.13 18:12
http://www.sanspo.com/sochi2014/news/20140213/soc14021318140052-n1.html

フィギュアスケート男子の羽生結弦(ANA)高橋大輔(関大大学院)町田樹(関大)が13日、午後7時(日本時間14日午前0時)に始まるショートプログラム(SP)に向けて試合会場のアイスベルク・パレスで最終調整した。羽生は4回転ジャンプに切れがあったものの、3回転ルッツの回転が抜ける場面が目立って修正に追われた。
高橋は課題の4回転トーループに苦戦したが、35分間の練習の終盤で成功して本番に期待を抱かせた。町田はジャンプが好調で、音楽を流した演技でも4回転-3回転の2連続ジャンプを鮮やかに決めた。試合当日となり、各選手の緊張感が高まった。
羽生と同じ第4組で滑る世界選手権3連覇中のライバル、パトリック・チャン(カナダ)は音楽に乗って4回転-3回転の2連続ジャンプを跳び、状態の良さをアピールした。
SPは30人で争い、上位24人が14日(同15日未明)のフリーに進む。羽生は日本勢の先陣を切って19番に登場。高橋は29番、町田は30番でともに最終組で滑る。(共同)

★★★

フィギュア 4回転ジャンプの仕上がりは
NHK news 2014.02.13
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140213/k10015220961000.html

ソチオリンピック、フィギュアスケートの男子シングルが始まるのを前に、日本代表の3人の選手が当日の午前中に練習し、それぞれが勝負の鍵を握る4回転ジャンプを繰り返し跳んで仕上がりを確認しました。
男子シングル前半のショートプログラムが行われる13日は、競技の滑走順に合わせたグループごとに練習が行われ、羽生結弦選手は、世界選手権3連覇中のカナダのパトリック・チャン選手と同じ、最後から2つ目のグループで練習しました。羽生選手は、曲に合わせた練習などで得意の4回転ジャンプを危なげなく完璧に決め、最後にはコーチと話して笑顔を見せたり報道陣からの写真撮影の依頼に応えたりするなど、初めてのオリンピックを楽しんでいる様子でした。
このあとの最後のグループでは、高橋大輔選手と町田樹選手が一緒に練習しました。高橋選手は、前日に続き4回転ジャンプをきれいに成功することはありませんでしたが、転倒は減っていて、調子は確実に上がってきている様子でした。町田樹選手は、4回転3回転の連続ジャンプに成功し、初出場の大舞台へ好調さをアピールしていました。
フィギュアスケートの男子シングルは、日本時間の14日午前0時から、前半のショートプログラムが行われます。

★★★

 

期待の沙羅がメダルなし…フィギュア羽生結弦に「金」の重圧
gendai 2014年2月13日
https://web.archive.org/web/20140214043833/http://gendai.net/articles/view/sports/147940/2

 金メダル候補の筆頭は、グランプリ(GP)ファイナルと全日本選手権を制した羽生結弦(19)。最強のライバルは五輪4度目のプルシェンコ(31=ロシア)ではなく、世界選手権3連覇のパトリック・チャン(23=カナダ)の方だ。羽生の滑走は第4組の19番、チャンは同組21番に滑る。

 前日の公式練習で羽生は2種類の4回転ジャンプを成功させ、好調を維持。チャンは苦手なトリプルアクセルをミスするなど表情も冴えなかった。

 橋本聖子日本選手団団長は今回のソチでは「金5個を含むメダル10個を超える」と明言。長島、加藤がスピードスケート男子500メートルでメダルなしに終わっても今大会の目標設定について「変えるつもりはない」と語った。

 12日未明にはスノーボードのハーフパイプで平野と平岡が銀と銅メダル、翌13日にはノルディック複合で渡部暁斗が銀メダルを獲得したものの、今の状況ではメダル10個なんてとても無理。せめてバンクーバーでゼロだった金メダルを1つでも取れば、「大きな批判は避けられる」との思いがあるかもしれない。
だが、「金メダルは間違いなし」といわれていた高梨沙羅がまさかの4位。浅田真央は金メダルどころか、トリプルアクセルに不安を抱えたままで銅メダルさえも危うくなってきた。羽生がコケたら2大会連続で金メダルなしが濃厚だ。

■滑走順で変わる審判の採点傾向

「羽生とチャンの勝負はまったくわかりません」と現地記者がこう続ける。

「今季の羽生はGPファイナルで自己最高得点でチャンを破り優勝。6日の団体SPも97.98点のハイスコアでトップに立った。2つの4回転は自信をもって跳んでいるし、ミスするシーンは想像できない。羽生の演技を見て自信家のチャンの方が重圧がかかっているようにも見受けられます。ただし、羽生は、SPはチャンの2つ前で滑る。それがどう出るか。ジャッジは後ろに実力者が控えている場合、採点を抑える傾向が強い。というより、必ず抑えるでしょう。羽生の演技にミスがなくて、チャンが2つの4回転を決めたら世界一のスケーティング技術があるだけに羽生を上回る高得点が出るはずです」

 メダルが決まるフリー演技は15日未明(日本時間)に行われる。橋本団長は両手を合わせて観戦するに違いない。

★★★

きょう深夜、男子SP メダルへの“鍵”は「4回転ジャンプ」
sankei 2014.02.13
http://sankei.jp.msn.com/sochi2014/news/140213/soc14021316480045-n2.htm

フィギュアスケート男子は13日(日本時間14日未明)にショートプログラム(SP)で始まり、4回転ジャンプの成否が金メダルの鍵を握るとみられる。前回バンクーバー五輪後から失敗のリスクが軽減され、羽生結弦(ANA)ら日本人3選手や世界王者のパトリック・チャン(カナダ)らはSPで1本、フリーで2本を予定。今季のグランプリ(GP)シリーズと今大会の団体戦での通算成功率は、チャンが90%と群を抜き、日本の3選手は水を空けられている。

 バンクーバー五輪で、4回転を跳んで銀メダルだったエフゲニー・プルシェンコ(ロシア)が「4回転(ジャンプ)がなければ、ただのアイスダンスだ」と発言。国際スケート連盟(ISU)は、選手が挑戦したジャンプの回転不足が4分の1回転以上2分の1回転未満の場合、基礎点の70%を与えるようにルール改正。より高度なジャンプを入れることが評価される流れに変わった。

 羽生とチャンは今季、GP第2戦のスケートカナダ、第5戦のフランス杯、上位6選手によるファイナル、6日の五輪団体戦SPの4戦で直接対決。それぞれ計10本の試みに対し、技のでき映え点(GOE)が加点されたジャンプを成功とみなした場合、チャンの9本に対し、羽生は4本。成功率はそれぞれ90%と40%だった。

 チャンは3本すべて成功したフランス杯で世界歴代最高得点でGP2連勝。羽生はファイナルのSPで跳んだ4回転が、ジャッジ9人中6人がGOEに3点満点をつけるなど完璧なジャンプで、チャンからSPの世界最高を奪取。フリーでも1本跳んで頂点に立った。

チャンのジャンプがトーループ1つに対し、羽生はフリーの1本目にサルコーも入れる。GPでの成功はないが、五輪で成功させれば「2種類のジャンプを跳べるのは好印象を与える」(関係者)と演技構成点での上積みも期待できる。

 一方、町田は第1戦のスケートアメリカで2本跳んで優勝し、ロシア杯でもフリーで1本決めて2連勝。SPで崩れたファイナルはフリーで2本跳んで巻き返した。団体戦フリーも1本決め、成功率は11本中6本で55%と4人の中で2番につける。

 スケートアメリカですべて失敗した高橋は優勝した昨年11月のNHK杯のSP、フリーで1本ずつ成功。ファイナルを右脚の負傷で欠場したため、成功は6本のうちこの2本だけ。成功率は33%と低く、負傷後の回復具合も気になるところだ。

★★★

佐野稔のフィギュアスケート4回転トーク/ソチ五輪特別編パート① 
面白かった初の団体戦 羽生への期待はさらに高く!
No border sports 2014年02月13日
https://web.archive.org/web/20140213041856/http://no-border.asia/archives/19153

●緊張感に包まれていた日本勢 そのなかで見せた羽生の凄さ
 日本チームについては、羽生結弦を除いたシングルの3選手に、もう少し頑張って欲しかった。大会前は、シングルの選手たちが高得点を稼いでメダルを狙うといった見方をされていましたが、むしろペアの高橋成美&木原龍一組と、アイスダンスに出場したキャシー&クリスのリード姉弟の健闘のほうが目立っていた。いつも日本でやっている国別対抗戦のときは、リラックスした様子でやっているのに、ソチでは日本チーム全体が妙な緊張感に包まれていました。それとは対照的に「自分のやることだけはやって、あとは他の選手にお任せ」とでも思っているかのような、ほかの国の選手たちのリラックスぶりが、ひじょうに目につきました。そのせいか「あれっ、この選手こんなに上手かったっけ?」と驚かされるような演技が、いくつもありました。

 日本チームの緊張感は、「五輪」という特別な舞台だったことからなのか。それとも「日本のために自分が頑張らなくてはいけない」「ほかのチームメイトに迷惑を掛けるわけにはいかない」といった、団体戦ならではの責任感によるものだったのか。理由は定かでありませんが、自分で自分のことを固めてしまってはいけません。町田樹、浅田真央、鈴木明子の3選手には、団体戦での失敗をよい教訓にして、個人のシングルにのぞんでもらいたい。

 そうやって日本の各選手が、自分をコントロールしきれなかったなか、羽生だけが、これまでやってきた通りの演技をノーミスでやって、当然のようにショート・プログラム(SP)で1位になってみせた。その「いつも通りの演技」を、五輪本番の氷上ですることが、どれだけ難しいことなのか。ほかの日本人選手たちを見て、あらためて思い知らされた分、なおさら羽生の凄さが際立ちました。エフゲニー・プルシェンコ(ロシア)も、パトリック・チャン(カナダ)も、大きなミスをしたわけではありません。彼らも自分たちの演技をしていながら、それでも羽生には追いつけなかったのです。日本人男子初となる金メダルへの期待は、さらに高まりました。

★★★