2017.04.04 - Worlds 归国新闻报导

オーサー氏、羽生結弦の新プログラム「いくつか案」
nikkan 2017年4月4日9時28分
http://www.nikkansports.com/sports/news/1802277.html
 フィギュアスケートの世界選手権で3季ぶり2度目の優勝を果たした羽生結弦(22=ANA)のコーチ、ブライアン・オーサー氏(55)が3日、ヘルシンキ国際空港で取材に応じ、来季の羽生の新プログラムについて「トップシークレットだよ!」と笑いながら、受け流した。ただ、前夜に羽生本人と話し合い「いくつかの案はある」と明かした。バンクーバー五輪の女子シングル金妍児、ソチ五輪の羽生と2大会連続で金メダル選手を育てた名コーチの頭の中には、2連覇プランができつつあるようだ。
 羽生は元気な姿で空港に現れ、「ありがとうございました」と笑顔。2位の宇野昌磨(19=中京大)も帰国の途についた。(ヘルシンキ=高場泉穂)

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羽生が凱旋会見、3季ぶり世界選Vも高い意識「練習がしたいです」 
sponichi 2017年4月4日 15:23
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2017/04/04/kiji/20170404s00079000168000c.html
 フィギュアスケート世界選手権で3季ぶり2度目の優勝を飾った羽生結弦(22=ANA)が4日、開催地のフィンランド・ヘルシンキから羽田空港に帰国。記者会見に臨み「気持ちよく帰国することができた」と喜びを語った。
 大勢のファンに出迎えられる中、金メダルを胸に笑顔の帰国。羽生は「今季思うような演技ができず苦しんできたが、フリーで結果を出せたことが嬉しい。世界一というのは凄く大きいものです」と振り返った。
 いま一番何がしたいか?という質問には「練習がしたいです。またハイレベルな試合が目の前に迫っているので、その試合に向けて今回以上の演技をしたいと思います」と答え、更なる飛躍を誓った。

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羽生 凱旋帰国 約500人のファンの出迎えに笑顔
sponichi 2017年4月4日 15:51
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2017/04/04/kiji/20170404s00079000181000c.html
 フィギュアスケートの世界選手権で3年ぶり2度目の優勝を果たした羽生結弦(22=ANA)が4日、開催地のフィンランド・ヘルシンキから羽田空港に帰国した。約500人のファンの出迎えを受け、「(ソチ)五輪の後をほうふつさせる長い列で迎えてくださって、気持ちよく帰国することができた」と笑みを浮かべた。
 ショートプログラム(SP)は5位だった羽生だが、フリーでは自身の世界最高得点を更新する223・20点をマークして逆転の金メダル。「レベルの高い試合で優勝できて、試合中に成長できた部分がたくさんあった」と世界選手権を振り返った。
 平昌五輪シーズンとなる来季のプログラムについては「まだ定めていない。慎重に考えないといけない。1つ1つ、いろんな曲を聞いていきたい」と話していた。

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羽生、平昌五輪の優勝は「期待に応えるための金メダルになるのかな」…帰国会見問答
2017年4月4日16時7分  スポーツ報知
http://www.hochi.co.jp/sports/winter/20170404-OHT1T50103.html
 ヘルシンキ・ハートウォールアリーナで行われたフィギュアスケート世界選手権男子フリーで3年ぶりの王座奪還を果たした羽生結弦(22)=ANA=が4日、帰国。東京・羽田空港で会見した。
 ◆羽生に聞く
 ―世界選手権を振り返って
 「今季なかなか思う演技ができず苦しい中なんとか挑戦してきた。最終的にフリーで結果を出すことができて、その点について一番うれしく思っている
 ―前回の優勝とどう違う?
 「あまり変わらないです(笑い)。でも世界一ということはすごくすごくすごく大きなものというのは、昨季、先々シーズンと世界選手権の優勝か2位かという思いを常日頃感じながら練習をしてきた。そういった意味では胸を張って練習することもでき、課題もあるのでクリアしつつ両立できてうれしい」
 ―課題と手応えは?
 「こうやってみなさんに迎えられて金メダルをかけて戻ってくればくるほど、あのショートが悔やまれるなという気持ちが強くなっています。
 ―今季を振り返って
 「苦しいシーズンでした。もちろん全ての選手がシーズン始めのころからこのような質の高い演技ができていたわけではない。自分も含め挑戦ということが実を結ばない選手もたくさんいた。最後の世界選手権でしっかりと完成させ、非常にレベルの高い試合の中で優勝できて、試合が終わって言うのも何ですが試合中に成長できた部分がたくさんあった」
 ―来季の構想は?
 「まだ考え中です。今回得たのは大きな手応えだったと思う。この演技がコンスタントにできるかといったらそうではないと思うので、コンスタントにできるよう実力を高めていきたい」
 ―新たなジャンプへのチャレンジは?
 「この2週間ほどあと、国別対抗があるので、それが終わり次第シーズンオフになったら、いろいろなジャンプを試してみたい」
 ―いろいろなジャンプというと?
 「いろいろなジャンプです(笑い)」
 ―憧れの4回転アクセルは?
 「やりたいですけれど、何より大事なのは五輪シーズンが始まること。ケガなくとにかく練習効率が上がるよう、リスクともバランスを取りながら練習したい」
 ―少し早いが五輪シーズンへの決意を
 「まずは目の前の試合に集中します」
 ―来季の男子フィギュアスケート界のレベルイメージはあるか?
 「一人のスケーターとして、未来のスケートの試合のレベルを考えたとき、まだこれ以上レベルが上がるというのが考えられない。今回SPノーミス、フリーでノーミス、両方ノーミス。それぞれのパターンで、両方ノーミスができる選手が増えると考えている。レベルの上がり方としてはこの世界選手権の延長線上に平昌五輪や五輪シーズンの試合があるのかなという感じがします」
 ―来季の曲のイメージはあるか?
 「まだ定めていないです。先々シーズンにバラードをやったときはピアノと定めて曲を選んでいた。今度は慎重に考えないと思っている。いろんな曲を聞いていきたいなと考えている。色んな曲を聞いてステップ、スピンを合わせた上でどれが一番自分のリズムに合い、魅力を引き出すか、最終的に自分の魅力だけでなく曲の魅力も引き出せる選び方をできたらと思う」
 ―今一番したいことは?
 「練習がしたい。優勝会見ということで集まっていただいているところで何ですが、またハイレベルな試合が目の前に迫っているので、その試合に向けてこれ以上の演技ができるよう練習しなきゃいけないと思っている」
 ―体は休められそうか?
 「とりあえず試合の疲れが少し落ちる程度には休みます。だけど、筋力が衰えないよう、感覚が無くならないように練習もしながらかなと感じています」
 ―改めて来季のプログラムについて
 「僕たちの今季、先シーズン、先々シーズン曲の選び方として、フリーについては自分たちの考えをしっかり持って曲選びをする。ショートについては比較的(振付師の)ジェフリー(・バトル氏)に選曲を任せて、彼の感覚を引き出した上で自分の表現を増やそうと考えていた。今回もそうなると思います。本当に勝負のシーズンになるので、自分の魅力が、曲の魅力が確実に出るものじゃないとと感じている」
 ―これまでで一番自分の魅力が出たのは?
 「今まで…。ノッテ・ステラータ(星降る夜)は表現に特化したものとは思う。そういった意味では魅力が引き出せたものだし、『パリの散歩道』もみなさんの胸に残っていると思うので、そういう風にできるのかなと自分の中では思う」
 ―宇野の存在とは?
 「隙のない選手だなと思いました。ただ彼は彼の武器があり、僕は僕の武器がある。それぞれ伸ばしながら、日本の全体のレベルが高くなればと思う。同じ日本人としてこうやって世界の舞台、すごく高いレベルの舞台で1、2位を取れるのはうれしかった。しっかり実力のある選手なので、彼の存在を誇りに思っているし追いかけたい」
 ―連覇する人のイメージは?
 「あまり考えたことはないです。インタビューを聞いていて、最近だから印象に残っているのかもわからないですが、(体操の)内村さんの『連覇じゃなくて、1回の優勝の方が楽だった』というのを聞いて やっぱり意識はしてしまうんだろうなとは思っています。今は五輪が迫っていない状況で言えることは、連覇がどうのこうのいっている余裕もない。自分の演技をどれだけ突き詰められるかが勝利に直結する。毎日の練習の中でメダル、2連覇という意識を払拭できるような練習をできるかが大事と感じている」
 ―平昌五輪の金メダルの重要性とは?
 「ソチで金を取ったときに思ったのは、第2のスケート人生の始まりと思った。五輪が終わってから環境が変わっていることは実感している。2連覇したから変わるかな? という気はしている。金メダルを取って祝福していただいてサポートをいただいている。それからより大きく変動することはないと思う。見ている方々は2連覇を期待しているし、期待に応えるための金メダルになるのかな。若干そういうプレッシャーは感じなくはない。楽しいですけれど」

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羽生結弦の帰国に空港一時パニック 警察動いた
nikkan 2017年4月4日16時16分
http://www.nikkansports.com/sports/news/1802463.html
 フィギュアスケートの世界選手権で3季ぶり2度目の優勝を飾った羽生結弦(22=ANA)が4日、開催地のフィンランド・ヘルシンキから羽田空港に帰国した。
 空港には出迎えのファンが約500人集結。到着ゲートに羽生が登場すると、一時はパニック状態。警備の警察が「走らないで」と興奮したファンを静めるほどの騒ぎになった。
 ファンからすれば待ちに待った3季ぶりの優勝。500人の大歓迎に、羽生は「(金メダルのソチ)オリンピックのときをほうふつさせる長い列で迎えてくださった。気持ち良かった」と、喜びの笑顔を見せた。
 今回の世界選手権は上位6人が290点以上を出すなど、ハイレベルな戦いだった。だからこそ「試合中に成長できた部分がたくさんあった」と、優勝の重みを実感する。2位には2・28点差で、宇野昌磨(19=中京大)が入り、日本人ワンツーフィニッシュも飾った。「(宇野は)本当に隙のない選手。彼は彼の武器があり、僕には僕の武器がある。彼の存在は誇りだし、これからも追い掛けたい」。20日からは今季最終戦の国別対抗戦(代々木第1体育館)がある。今何したいとの問いには「練習がしたい」と、午前中に成田空港に到着した宇野と同じ答えをした。

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羽生、新ジャンプ挑戦は「ケガしないようリスク考え練習を」凱旋会見一問一答
sponichi 2017年4月4日 16:25
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2017/04/04/kiji/20170404s00079000193000c.html
 フィギュアスケート世界選手権で3季ぶり2度目の優勝を飾った羽生結弦(22=ANA)が4日、開催地のフィンランド・ヘルシンキから羽田空港に帰国。記者会見に臨み「気持ちよく帰国することができた」と喜びを語った。新たなジャンプへの挑戦については「ケガをしないようにリスクを考えバランスをとりながら練習したい」とした。
【羽生の一問一答】
――空港ではファンの大歓声で迎えられた。
 「前回の五輪後を彷彿(ほうふつ)とさせるような長い列で皆さんが迎えてくださったので、非常に気持ちよく帰国することができた」
――大会を振り返って。
 「今季は自分が思うような演技ができず苦しい中で挑戦をしてきて、フリーで結果を出せたことが嬉しい」
――前回の世界選手権優勝と違う喜び、達成感か?
 「あまり変わらないが、世界一は凄く大きいものだと感じながら練習をしてきたので、そういった意味ではこれから胸を張って練習することができると思う」
――試合の手応えは?
 「ショートは悔やまれるなあという気持ちが強くなっているが、世界選手権というレベルの高い舞台で優勝でき、試合中に成長できたなという部分があった」
――新たなジャンプへの挑戦は?
 「2週間後の国別対抗戦が終わってシーズンオフになったら、いろいろなジャンプを試してみたい」
――4回転アクセルは?
 「挑戦したいが、何より大事なのは五輪シーズンが始まるということ。練習効率が良くなるように、ケガをしないように、リスクを考えバランスをとりながら練習したい」
――五輪への決意
「まずは目の前の試合に集中します」
――来季の曲のイメージは?
 「まだ定まっていない。バラードに決めたときは曲はピアノにしようと考えていたが、来季については慎重に考えないといけないなと思っている。いろいろな曲を聞いてみて、ジャンプやスピンなどと合わせてみて、どれが一番自分のリズムに合うか、自分の魅力を引き出すか、そして最終的にその曲自体の魅力を引き出せるか含めて考えたい」
――いま一番何がしたいか?
 「練習がしたい。またハイレベルな試合が目の前に迫っているので、その試合に向けて今回以上の演技をしたい」と答え、更なる飛躍を誓った。
――2位の宇野について
 「スキのない選手。彼には彼の武器があり、僕には僕の武器があると思うので、それぞれ(長所を)伸ばしながら日本のレベルが高くなればいいなと思う。同じ日本人として世界の凄く高いレベルの舞台で表彰台に一緒に上がったのは嬉しかった。彼の存在を誇りに思いますし、彼のことを追いかけたいと思う」

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帰国の羽生、五輪2連覇へ「自分の演技をどれだけ突き詰められるか」
sanspo 2017.4.4 16:53
http://www.sanspo.com/sports/news/20170404/fgr17040416530003-n1.html
 2日に閉幕したフィギュアスケート世界選手権(フィンランド・ヘルシンキ)の男子で、自身3季ぶり2度目の優勝を果たした羽生結弦(22)=ANA=が4日、全日空便で羽田空港に帰国。来年の平昌五輪での連覇へ向けて「自分の演技をどれだけ突き詰められるか」と、技術を磨き上げていく考えを示した。
 空港の到着口前には、ファンなど約500人が列をなして待ち構えていた。到着した羽生が歩くにつれ、列から「ゆづ~、おめでとう」といった歓迎の言葉が贈られた。
 「何か(ソチ)五輪の後(の帰国時)をほうふつさせる長い列で迎えてくださって、気持ちよく帰国できました」。羽生が感謝の言葉を述べた。
 世界選手権では、SPでジャンプのミスなどにより5位と出遅れたものの、フリーでは完璧な演技で223.20点と、自身の世界最高得点記録を更新。大逆転で優勝を果たした。
 今季は、12月のグランプリファイナルで男女を通じて史上初となる4連覇を達成したが、インフルエンザのため5連覇が懸かっていた全日本選手権は欠場。復帰戦の四大陸選手権(2月)でも2位と、優勝を逃した。
 「苦しいシーズンでした。それでも、世界選手権という舞台で(フリーでは)演技を完成させ、非常にレベルの高い試合の中で優勝できた。試合中に成長できた部分がたくさんあったと思う」と強い手応えを得た。
 大舞台を終えた今、したいことを聞かれて「練習」と即答。今季の試合としては世界国別対抗戦(20~23日、国立代々木競技場)を残すが、「それが終わり次第、いろいろなジャンプを試したい」と、五輪2連覇がかかる来季へ向けて気力は十分だ。
 平昌五輪の戦いは「これ以上にレベルが上がるとは考えられない。ただ今回はSPでノーミスだった人、フリーでノーミスだった人、両方できた人と、それぞれだった。来年は、両方ノーミスでできる選手が増えると考えている。レベルの上がり方としては、今回の世界選手権の延長線上にあるのかなという気がしている」と予想。自分自身について「今のレベルで連覇とかいっていられない。自分の演技をどれだけ突き詰められるかが勝利に直結する。練習の中で、メダルや2連覇という意識を払拭することが大切だと思う」と、自身の技術やプログラムを磨いていくことに専心する考えを示した。
 来季のプログラムや曲のイメージについては「まだ考えているところ。勝負のシーズンになるので、いろんな曲を聴いて、ジャンプやステップ、スピンに合わせた上で、どれが自分の魅力や曲の魅力を引き出せるのかを考えたい」とした。
 今大会では宇野昌磨(19)=中京大=と2人で金銀を独占。「同じ日本人として、世界のすごく高いレベルの舞台で1、2位を一緒に取ってこれたのはうれしかった」と後輩の成長を喜んだ。また「隙のない選手。彼には彼の武器があり、僕には僕の武器がある。それぞれを伸ばしながら、日本全体のレベルが高くなっていけば。彼の存在を誇りに思っているし、これからも彼を追いかけたい。自分の武器を磨きつつ、追いかけたいところをしっかり見ながら磨いていけたらと思っている」と、切磋琢磨(せっさたくま)していく考えを口にした。

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世界選手権V・羽生結弦、久しぶりの日本帰国でやりたいことは…
2017年4月4日16時58分  スポーツ報知
http://www.hochi.co.jp/sports/winter/20170404-OHT1T50114.html
 フィギュアスケート男子の羽生結弦(22)=ANA=が4日、3年ぶりの優勝を果たした世界選手権(フィンランド・ヘルシンキ)から羽田空港に帰国した。
 出迎えには約500人のファンがかけつけ、羽生が登場すると「おめでとう~!」と黄色い声が飛び交った。 ショートプログラム5位から、大逆転で優勝を果たした今大会を振り返り、「今シーズン、あまり思うようにできず苦しい中、最終的に結果を出すことができてうれしく思う」と笑みをこぼした。
 久しぶりに日本に帰国したが、今一番したいことを問われると「練習です」ときっぱり。今大会で宇野昌磨(19)=中京大=が僅差で2位に入ったことが刺激になったといい、「彼は本当に隙のない選手。自分は自分の武器を磨きつつ、(宇野を)追いかけていきたい」と話した。いよいよ来季は五輪シーズンとなる。「けがなく、リスクとバランスを取りながら練習していきたい」と意気込んだ。

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「4回転アクセル?やりたいですけど…」羽生が帰国会見
asahi 2017年4月4日17時47分
http://www.asahi.com/articles/ASK442HW3K44UTQP008.html
 フィギュアスケートの世界選手権男子シングルで優勝した羽生結弦選手(ANA)が4日、成田空港着の航空機でフィンランド・ヘルシンキから帰国した。
 羽生選手の帰国会見での一問一答は次の通り。
 ――世界選手権で優勝。世界王者として帰ってきた
 (ソチ)五輪後をほうふつとさせるような、ほんとに長い列でみなさんが迎えて下さった。気持ちよく帰国することができた。
 ――大会を振り返って
 今季は、なかなか自分の思うような演技ができず、すごく苦しい中で何とか挑戦してきた。フリーではその結果を出すことができてうれしく思います。
 ――今季を振り返ると
 苦しいシーズンだった。すべての選手がシーズン始めから質の高い演技をできていたわけではなく、自分も含めて、なかなか挑戦が実を結ばない選手もいた。今回レベルの高い試合の中で優勝できて、試合中に成長できた部分がたくさんあったなと思う。
 ――現時点で来季のプログラム構想は
 まだ考え中です。今回で得た手応えは大きなものだった。ただ、この演技がまだコンスタントにできるかといったらそんなことはない。まずはこの演技がコンスタントにできるように、実力をつけていきたい。
 ――来季の曲のイメージは
 まだ定めてない。先々シーズンにバラードをやった時はピアノということを定めて曲を選んだ。でも五輪シーズンは慎重に考えなくてはいけないなと思っていて、とにかく色んな曲を聴いて、色んなジャンプ、ステップ、スピンを合わせた上でどれが一番自分のリズムに合うか、どれが一番自分の魅力を引き出せるかを考えたい。そして最終的に自分の魅力だけではなく、その曲の魅力も引き出せるような選び方ができたらなと思う。
 ――新たなジャンプへの挑戦は
 シーズンオフになったら色んなジャンプを試したい。4回転アクセル? やりたいですけど、やはり何より大切なのは五輪シーズンが始まるということ。けががなく、練習効率がよくなるようにリスクともバランスをとりながら、やれればと思う。
――宇野昌磨選手が2位に入った
 スキのない選手だなと。彼は彼の武器があり、僕は僕の武器がある。それぞれを伸ばしながら、日本の全体のレベルが高くなっていけばいいなと思う。刺激はもちろんある。僕も彼の存在をほこりに思っているし、これからも彼を追いかけたい。
 ――来年の五輪に向けて
 まずは目の前の試合に集中します。

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【帰国後一問一答】羽生「今季は思うような演技できず苦しかった…挑戦実り、うれしい」
sanspo 2017.4.4 18:34
http://www.sanspo.com/sports/news/20170404/fgr17040418340004-n1.html
 フィギュアスケートの世界選手権で3季ぶり2度目の優勝を飾った羽生結弦選手(ANA)が4日、開催地ヘルシンキから羽田空港に帰国して大勢のファンに祝福され「非常に高いレベルの試合で優勝できた。試合の中で成長できた部分がたくさんあった」と喜びを語った。
 羽生選手は金メダルを首にかけ、優勝の喜びと来季への展望を語った。
 ――大会を振り返って。
 「今季は思うような演技ができずに苦しかったが、何とか挑戦してきた。それが実り、フリーで結果を出せたことが一番うれしい」
 ――3季前の初優勝と比べ、金メダルの重みは。
 「あまり変わらない。ただ、世界一というのはすごく、すごく大きなもの。昨季、一昨季と(2位で)重みを感じながら練習してきた」
 ――来季のプログラムの構想は。
 「考え中。まずはこの(レベルの)演技をコンスタントにできるように、実力を高めたい」
 ――新たなジャンプにも挑戦するのか。
 「(20日からの)国別対抗が終わったら、いろいろなジャンプを試したい。けがをせず、練習効率がよくなるように、リスクとのバランスを取りながら練習したい」
 ――選曲のイメージ。
 「慎重に考えなくてはいけない。勝負のシーズンになるので、自分の魅力、曲の魅力を出せるものにしたい」
 ――平昌冬季五輪の金メダルの位置づけは。
 「見ている方は期待している。その期待に応えるための金メダルになると思う。若干プレッシャーを感じている」

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羽生結弦「五輪連覇の意識を払拭する練習を」
2017年04月04日 18時47分
http://www.yomiuri.co.jp/sports/winter/20170404-OYT1T50085.html
 1日までヘルシンキで行われたフィギュアスケートの世界選手権で、フリーの世界歴代最高得点を更新し、3大会ぶりに世界王者に返り咲いた男子の羽生結弦(ANA)が4日、ファン約500人が待ち受ける羽田空港に帰国し、「(ソチ)五輪後をほうふつさせる長い列で迎えてくれて、気持ちよく帰国できた」と笑顔を見せた。
 ショートプログラム5位からの逆転劇を、「非常にレベルが高い試合で優勝できて、試合中に成長できた部分がたくさんあった」と振り返った。来年の平昌五輪では連覇の期待がかかるが、「どれだけメダルや連覇という意識を払拭できる練習をしていくかが大事」と冷静に足元を見つめた。

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羽生結弦「挑戦実り嬉しい」世界選手権V/一問一答
nikkan 2017年4月4日19時23分
http://www.nikkansports.com/sports/news/1802553.html
 フィギュアスケートの世界選手権で3季ぶり2度目の優勝を飾った羽生結弦(22=ANA)が4日、開催地のフィンランド・ヘルシンキから羽田空港に帰国した。
 羽生選手は金メダルを首にかけ、優勝の喜びと来季への展望を語った。
 -大会を振り返って
 羽生 今季は思うような演技ができずに苦しかったが、何とか挑戦してきた。それが実り、フリーで結果を出せたことが一番うれしい。
 -3季前の初優勝と比べ、金メダルの重みは
 羽生 あまり変わらない。ただ、世界一というのはすごく、すごく大きなもの。昨季、一昨季と(2位で)重みを感じながら練習してきた。
 -来季のプログラムの構想は
 羽生 考え中。まずはこの(レベルの)演技をコンスタントにできるように、実力を高めたい。
 -新たなジャンプにも挑戦するのか
 羽生 (20日からの)国別対抗が終わったら、いろいろなジャンプを試したい。けがをせず、練習効率がよくなるように、リスクとのバランスを取りながら練習したい。
 -選曲のイメージ
 羽生 慎重に考えなくてはいけない。勝負のシーズンになるので、自分の魅力、曲の魅力を出せるものにしたい。
 -平昌冬季五輪の金メダルの位置づけは
 羽生 見ている方は期待している。その期待に応えるための金メダルになると思う。若干プレッシャーを感じている。

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羽生「実力高めたい」=世界フィギュアから凱旋
jiji 2017/04/04-19:34
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017040401050&g=spo
 フィギュアスケートの世界選手権男子で3年ぶり2度目の優勝を遂げた羽生結弦(ANA)が4日、凱旋(がいせん)して羽田空港で取材に応じ、「今季はなかなか自分の演技ができず、苦しい中で挑戦してきた。世界一というのはすごく大きい」と喜びを語った。
 ショートプログラムでは5位と出遅れたが、フリーで自身の世界歴代最高得点を更新する223.20点をたたき出して大逆転。「フリーで結果を出すことができて一番うれしい。この演技をコンスタントにできるように、しっかりと実力を高めていきたい」と話した。
 連覇を目指す来年の平昌五輪に向け、「自分の演技をどれだけ突き詰められるかが勝利に直結する。メダルや2連覇という意識を払拭(ふっしょく)できるような練習をすることが大事」と強調した。 

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羽生結弦 “レアル級”凱旋帰国で、空港一時騒然
daily  2017.4.4
https://www.daily.co.jp/general/2017/04/04/0010065302.shtml
 フィンランド、ヘルシンキで行われたフィギュアスケートの世界選手権で、3季ぶり2度目の金メダルを獲得した羽生結弦(22)=ANA=が4日、羽田空港に凱旋帰国した。
 空港には昨年、サッカーのビッグクラブ、レアル・マドリードが来日した時と同じ約500人のファンが集結する大フィーバー。警備にあたった警察が「走らないでください!」、「危ないですから、移動は控えてください!」と、叫ぶなど空港は一時混乱した。
 胸に金メダルを輝かせ、大歓声に出迎えられると、笑顔で歓声に応えた。「五輪の後を彷彿とさせる長い列で迎えてくださって、非常に気持ちよく帰国できました」と、笑顔で話した。
 羽田空港で500人が集まったのは、昨年のレアルの来日。15年のラグビーW杯で3勝を挙げた日本代表の帰国などであるが、1人のスポーツ選手の帰国では異例の数となった。

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羽生結弦、凱旋帰国 金メダル輝かせ笑顔「やっぱり世界一は大きなもの」
daily  2017.4.4
https://www.daily.co.jp/general/2017/04/04/0010065117.shtml
 フィンランド、ヘルシンキで行われたフィギュアスケートの世界選手権で、3季ぶり2度目の金メダルを獲得した羽生結弦(22)=ANA=が4日、羽田空港に凱旋帰国した。
 胸に金メダルを輝かせ、集まった500人を超えるファン、報道陣に出迎えられると、笑顔で歓声に応えた。「五輪の後を彷彿とさせる長い列で迎えてくださって、非常に気持ちよく帰国できました。やっぱり世界一はすごくすごく大きなものというのは、去年、一昨年と(2位で)優勝と2位の重みの違いを感じながら練習してきたので。苦しいシーズンでしたけど、最後にレベルの高い試合の中で優勝できた。自分自身、試合の中で成長できたと思う」と、今季を振り返った。
 SPでは4回転サルコーからの連続ジャンプに失敗し、5位と出遅れたが、フリーでは圧巻の4分半を披露。4回転3種類4本、トリプルアクセル2本などすべてのジャンプを完ぺきに決め、大逆転優勝を飾った。
 4位までが300点を超えるハイレベルな争いとなった世界選手権を経て、「1人のスケーターとして、未来のスケートのレベルを考えた時に、まだこれ以上上がることは考えられない」と苦笑いした上で「今回はSPをノーミスできた選手、フリーをノーミスできた選手、両方ノーミスできた選手とパターンが分かれた。来季は両方揃えられる選手が増えると思う。レベルの上がり方は今回の世界選手権の延長線上にある」と、分析した。
 来季は2連覇の懸かる平昌五輪がある。思い返したのは、リオデジャネイロ五輪で体操の内村航平の発した言葉。「『2連覇しない方が楽だったかな』という言葉が印象に残ってる。やっぱり意識してしまうものだと思う。自分の演技をどれだけ突き詰めて、それを払拭できるか」と、見据えた。

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世界一の羽生選手が帰国 「試合の中で成長できた」
daily  2017.4.4
https://www.daily.co.jp/general/2017/04/04/0010065495.shtml
 フィギュアスケートの世界選手権で3季ぶり2度目の優勝を飾った羽生結弦選手(ANA)が4日、開催地ヘルシンキから羽田空港に帰国して大勢のファンに祝福され「非常に高いレベルの試合で優勝できた。試合の中で成長できた部分がたくさんあった」と喜びを語った。
 ショートプログラム(SP)で5位と出遅れながら、フリーで世界歴代最高得点をマークしての逆転優勝。フリーの出来には手応えを示す一方で「金メダルをかけて戻ってくればこそ、あのSPが悔やまれる」と課題も挙げた。
 連覇が懸かる来年2月の平昌冬季五輪は「今のレベルでは連覇がどうのと言う余裕はない」と気を引き締めた。

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羽生結弦 五輪連覇へ、求める“無我の境地” 胸に刻む体操の王者内村の言葉
daily  2017.4.4
https://www.daily.co.jp/general/2017/04/04/0010066299.shtml
 フィンランド、ヘルシンキで行われたフィギュアスケートの世界選手権で、3季ぶり2度目の金メダルを獲得した羽生結弦(22)=ANA=が4日、羽田空港に凱旋帰国した。
 世界王者に返り咲き、来季はいよいよ2連覇の懸かる平昌五輪シーズンを迎える。羽生には“連覇”というキーワードで胸に残っている言葉がある。リオデジャネイロ五輪で個人総合2連覇を達成した体操の内村航平の発した言葉。
 『2連覇しない方が楽だったかな』-。
 期待された中で結果を残す。頂点を極め、再び4年間の道を経て、もう一度頂にたどり着いた者しか語れない重みを感じた。
 羽生は「どうしても(連覇というのを)意識してしまうものなんだと思う」とした上で「でも今の段階で言えることは、連覇がどうこう言ってられない。自分の演技をどれだけ突き詰められるかが勝利に直結する。毎日の練習の中でメダル、2連覇という意識をどれだけ払拭できるか」と、“無我の境地”に達する必要性を語った。

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逆転V「成長できた部分たくさん」 羽生が喜びの帰国
asahi 2017年4月5日01時27分
http://www.asahi.com/articles/ASK442HW2K44UTQP006.html
 フィギュアスケートの世界選手権男子シングルで、3大会ぶり2度目の優勝を果たした羽生結弦(ANA)が4日、羽田空港着の航空機で帰国した。
 金メダルを下げて、約500人のファンに出迎えられた羽生は「(ソチ)五輪後を彷彿(ほうふつ)とさせる長い列で迎えて下さり、気持ち良く帰国することができた」。
 ショートプログラムでは5位と出遅れたが、フリーでは圧巻の演技で自らの持つ世界最高得点を更新して逆転した。「苦しいシーズンだったが、最後にレベルの高い試合で優勝でき、成長できた部分がたくさんあった」と振り返った。
 今したいことを問われて「練習」と即答。五輪2連覇がかかる来季に向けては「自分の演技をどれだけ突き詰められるかが勝利に直結する。曲選びも確実に自分の魅力が出るものじゃないといけない」と語った。

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羽生結弦、66年ぶり五輪連覇に「プレッシャーは感じなくはない。でも楽しい」
2017年4月5日5時0分  スポーツ報知
http://www.hochi.co.jp/sports/winter/20170404-OHT1T50280.html
 フィギュアスケートの世界選手権で3季ぶりに王座を奪回した羽生結弦(22)=ANA=が4日、フィンランド・ヘルシンキから羽田空港に帰国し、500人のファンが集結した。66年ぶりの連覇がかかる来季平昌五輪のプログラムは「自分の魅力を引き出す曲」を絞り込み、無心で臨んだソチ五輪とは異なる「期待に応えるための金メダル」を目指す。
 羽生の凱旋に、羽田がパニックになった。昨年12月、サッカーのRマドリードの来日時と同じ約500人のファンが集結した。野球のWBC日本代表が3月に、成田空港に帰国した際は約200人。警備員の「走らないで」の怒号が飛び交った。「ソチ五輪の後を彷彿(ほうふつ)とさせる長い列で迎えてくださって、非常に気持ちよく帰国できた」。世界王者は笑顔で歓声に応じた。
 世界選手権での逆転Vから3日。注目が集まる平昌五輪イヤーの来季のプログラム曲について「まだ決めていない」としたが、ベスト・オブ・ユヅのプログラム完成へ熟考を重ねていく。
 「来季は本当に慎重に考えなくてはいけない。いろんな曲を聴いて、ジャンプやステップやスピンを合わせたうえで、どれが一番自分の魅力を引き出すか。勝負の年になるので、自分の魅力、曲の魅力が確実に出るものじゃないといけない」
 今季はショートプログラム(SP)の「レッツ・ゴー・クレイジー」で新境地を開拓した。羽生自身が考える羽生の魅力を表現しきれた曲は、ジャンプを2本に絞り、表現に特化した今季エキシビションの「ノッテ・ステラータ(星降る夜)」と、ソチ五輪SPの「パリの散歩道」。「たくさんのみなさんの胸の中に残っていると思う。そういったものにしたい」と話した。
 今季のフリーは4回転4本の構成に挑んだ。「シーズンが終わったらいろんなジャンプを試してみたい」とし、フリーでの4回転5本も視野に入れているが慎重な姿勢は崩さない。「これ以上(スケート界の)レベルが上がるというのは考えられない。世界選手権の延長線上に平昌五輪のシーズンがあるのかなという感じ」。完成度を突き詰めていくことにも重点を置く。
 初出場だったソチ五輪は、無心で金メダルを手にした。環境は一変し、第二のスケート人生の始まりだと受け止めた。66年ぶりの連覇がかかる平昌五輪は、少し違う。「見ている方々は2連覇を期待しているし、期待に応えるための金メダルになるのかな。そういうプレッシャーは感じなくはない。でも楽しい」。何度も重圧をはねのけてきた王者は、笑顔で言った。(高木 恵)

★★★

“絶対王者”羽生、さらなる高みへ!4回転5種総なめだ/フィギュア
sanspo 2017.4.5 05:03
http://www.sanspo.com/sports/news/20170405/fgr17040505030003-n1.html
 ヘルシンキで行われたフィギュアスケートの世界選手権男子で3季ぶり2度目の優勝を果たした羽生結弦(22)=ANA=が4日午後、帰国した。羽田空港では約500人が大歓迎。羽生は来年2月の平昌五輪での2連覇へ向け、新ジャンプ挑戦も示唆した。同大会銀メダルの宇野昌磨(19)=中京大=も同日午前、成田空港に帰国した。
 羽田空港国際ターミナルの到着口前が、騒然となった。「ゆづぅ、おめでとー!」。大逆転Vを成し遂げた羽生の凱旋(がいせん)に、黄色い歓声がわき起こった。
 「(ソチ)五輪の後をほうふつさせる長い列で迎えてくださって、気持ちよく帰国できました」
 世界選手権では3月30日のショートプログラム(SP)で5位と出遅れたが、1日のフリーでは223・20点と自身の世界最高得点記録を更新。大逆転で制した。
 「今季はなかなか思うような演技ができず、苦しい中で挑戦してきた。フリーで結果を出せたことが、一番うれしい」
 20~23日の世界国別対抗戦(国立代々木競技場)で今季は終了するが、直後から五輪2連覇がかかる来季への準備に着手。重点の一つは新たな4回転ジャンプだ。
 「国別が終わり次第、いろいろなジャンプを試したい」。具体的な言及は避けたが、現在試合で跳んでいる3種類に加え、より高難度のフリップとルッツへの挑戦を示唆した。
 昨年10月、国際連盟主催の公式大会で史上初めて4回転ループを成功させた羽生。だがフリップは宇野が、ルッツは金博洋(中国)が成功している。男子で勝利の必須条件となった複数の4回転のため、羽生は既にルッツの練習を始めており、実戦投入を目指す。
 一方、いつかは跳びたいとする最高難度の4回転アクセルには「やりたいけど、大事なのはけがなく、練習効率がよくなるようバランスを取ること」と慎重に語った。五輪連覇には質の向上も重要。平昌の戦いを「SPとフリー、両方をノーミスでできる選手が増える」と予想する。今回のSPの失敗を踏まえ、演技を磨き上げる考えだ。
 宇野の台頭に刺激を受け、「(自分に足りない部分は)彼を追いかけたい」。年下でも見習うところは見習い、さらなる高みへ向かう。 (只木信昭)

★★★

羽生、宇野に「彼の存在を誇りに思っているし、これからも彼を追いかけたい」…一問一答
2017年4月5日5時20分  スポーツ報知
http://www.hochi.co.jp/sports/winter/20170404-OHT1T50283.html
 フィギュアスケートの世界選手権で3季ぶりに王座を奪回した羽生結弦(22)=ANA=が4日、フィンランド・ヘルシンキから羽田空港に帰国し、500人のファンが集結した。66年ぶりの連覇がかかる来季平昌五輪のプログラムは「自分の魅力を引き出す曲」を絞り込み、無心で臨んだソチ五輪とは異なる「期待に応えるための金メダル」を目指す。
 〈羽生に聞く〉
 ―五輪シーズンのプログラムの構想。
 「まだ考え中。今回で得た手応えは大きいが、この演技がコンスタントにできるかといったら、そんなことはない。この演技をコンスタントにできるように実力を高めていきたい」
 ―4回転半。
 「やりたいけど、五輪シーズンが始まるということが一番大事なので、リスクともバランスを取りながら練習をしたい」
 ―宇野の存在。
 「隙のない選手。彼には彼の武器があり、僕には僕の武器がある。それぞれ伸ばしながら、日本のレベルが高くなっていけば。すごく高いレベルの舞台で1、2位を取れたことはうれしかった。彼の存在を誇りに思っているし、これからも彼を追いかけたい」
 ―五輪連覇のイメージ。
 「体操の内村選手の『連覇じゃなくて1回の優勝の方が楽だった』というインタビューを聞いた時に、やっぱり意識はしてしまうんだろうなと感じた。毎日の練習の中で、どれだけ自分の演技を突き詰められるか」
 ―今一番やりたいこと。
 「練習がしたい。またハイレベルな試合(20~23日・国別対抗戦)が目の前に迫っている」

★★★

羽生登場に出迎え500人が大歓声 各局が会見生中継
sponichi 2017年4月5日 05:30
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2017/04/05/kiji/20170405s00079000101000c.html
 空港には出迎えのファンが約500人駆けつけた。到着ゲートに羽生が登場すると、ファンは大興奮。大歓声が空港内に広がった。
 羽生も移動の疲れを感じさせず、ファンの声援に笑みを浮かべながら手を振って応え「(金メダルのソチ)オリンピックのときをほうふつさせる長い列で迎えてくださった。気持ち良かった」と感想を口にした。また、NHKを含むテレビ各局は帰国会見の様子を生中継するなど、お茶の間の関心の高さをうかがわせた。

★★★

羽生「世界一は凄く凄く大きい」4回転半は「リスクとバランスを取りながら」
sponichi 2017年4月5日 05:30
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2017/04/05/kiji/20170404s00079000412000c.html
 【羽生に聞く】
 ――前回の優勝(14年)と比べて違いは
 「あまり変わらない。世界一というのは凄く凄く大きなもの」
 ――どんなシーズンだったか
 「苦しいシーズンだった。全ての選手が初めから質の高い演技ができてたわけじゃない。世界選手権でしっかりと完成させ、レベルの高い試合で優勝できて、試合中に成長できた部分もたくさんあった」
 ――新しいジャンプへの挑戦は
 「シーズンオフになったら、いろいろなジャンプを試してみたい。4回転半はやりたいけど、五輪シーズンが始まるということが一番大事。リスクとバランスを取りながらやりたい」
 ――平昌五輪の男子フィギュアはどれくらいのレベルになるか
 「これ以上レベルが上がるのは考えられない。ノーミスをSP、フリーともにできる選手が増えると思う。世界選手権の延長線上に平昌五輪や五輪シーズンの試合があるのかなと思う」
 ――五輪連覇する人のイメージは
 「あまり考えたことはない。インタビューとかを聞いて(体操の)内村さんの“連覇じゃなくて1回の優勝の方が楽だった”というのを聞いて、やっぱり意識してしまうんだろうな、とは思っている」

★★★

羽生“魅力の調和”で五輪連覇だ!新曲選びは「自分と曲の魅力が出るものを」
sponichi  2017年4月5日 05:30
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2017/04/05/kiji/20170404s00079000467000c.html
 曲との完全調和で五輪連覇を目指す。フィギュアスケートの世界選手権で3年ぶり2度目の優勝を果たした羽生結弦(22=ANA)が4日、開催地のフィンランド・ヘルシンキから羽田空港に帰国。平昌五輪シーズンとなる来季のプログラムについて、自身と曲の魅力を最大限に引き出すことをテーマに掲げた。20日開幕の世界国別対抗戦(東京・国立代々木競技場)で今季を締めくくり、勝負の五輪シーズンへ動き始める。
 来季のプログラムについて、今の羽生に言えることは少ない。「(来季は)勝負のシーズンになる。慎重に考えないといけない。一つ一つ、いろんな曲を聴いていきたい」。曲のイメージもまだ定まっていない状況だが、重視するポイントは明確だ。「自分の魅力と曲の魅力が確実に出るものじゃないといけない」。羽田空港で約500人のファンに迎えられた王者は、新プログラムの構想を明かした。
 最近数シーズン、羽生は同じプロセスでプログラムを作ってきた。ショートプログラム(SP)は、12―13年シーズンから振り付けを手がけるジェフリー・バトル氏が選曲を含めて主導権を握る。一方、3シーズン連続でシェイリーン・ボーン氏が振り付けを担当しているフリーは、羽生サイドの考えがより反映される形で進められてきた。来季に向けても、「同じような形になると思う」と明かした。
 3年ぶりに金メダルを奪回した世界選手権では、羽生と2・28点の僅差で19歳の宇野が銀メダルを獲得。「(宇野は)隙のない選手。彼は彼の武器があるし、僕は僕の武器がある。同じ日本人として世界の舞台でワンツーを獲れてうれしかった。彼の存在を誇りに思う」。年下のライバルを認め、敬い、そして「これから追いかけていきたい」と続けた。追われる立場という意識はない。過信、慢心と無縁のスタイルが、さらなる進化を後押しする。
 20日開幕の世界国別対抗戦で今季を締めくくる。「まずは目の前の試合に集中する。これ(世界選手権)以上の演技ができるように練習しないといけない」と話す一方で、来季に思いをはせた。「ソチで金メダルを獲った時はある意味、第二のスケート人生のスタートだと思った。(平昌は)期待に応えるための金メダルになるのかな。若干、プレッシャーは感じる。まぁ、楽しいですけどね」。66年ぶり五輪連覇へ、着実に歩を進める。

★★★

羽生結弦が帰国 五輪連覇のキーポイントは「質」
nikkan 2017年4月5日9時33分
http://www.nikkansports.com/sports/news/1802787.html
 フィギュアスケートの世界選手権男子で3季ぶり2度目の優勝を飾った羽生結弦(22=ANA)は4日、開催地フィンランド・ヘルシンキから羽田空港に帰国した。
 羽生は、五輪連覇のキーポイントを「質」とした。羽田空港でプロ野球「侍ジャパン」帰国時の2・5倍にあたる約500人の出迎えを受けた。平昌金に必要な演技水準を聞かれ「世界選手権以上に上がるとは考えられない。SPとフリーの2本がノーミスの人が増えると考えている。この世界選手権の延長上に平昌五輪があると思います」
 4回転ジャンプの種類や本数に大きな変化はないとし、現在に近いプログラム構成で、より質を高めた選手が頂点をつかむと予想。今季終了後に「いろいろなジャンプを試したい」と話していたが、けがのリスクもあるだけに慎重な姿勢だった。
 完成度で勝負するだけに来季の曲選びは「勝負のシーズンなので、自分の魅力に合うか、そして曲の魅力を引き出せるか」と入念に検討する構え。自分の魅力にマッチした例には、今季エキシビション「ノッテ・ステラータ(星降る夜)」と14年ソチ五輪SP「パリの散歩道」を挙げていた。

★★★

羽生1人でレアル級フィーバー 王者凱旋に羽田空港500人大歓声
daily  2017.4.5
https://www.daily.co.jp/general/2017/04/05/0010066653.shtml
 ヘルシンキで行われたフィギュアスケート世界選手権で3季ぶり2度目の金メダルを獲得した羽生結弦(22)=ANA=が4日、羽田空港に凱旋帰国した。空港には昨年、サッカーのビッグクラブ、レアル・マドリードが来日した時と同じ約500人のファンが集結する大フィーバー。18年平昌五輪で連覇を目指す国民的ヒーローは、来季のプログラムについて「自分の魅力が確実に出るものじゃないといけない」と、“ベスト・オブ・羽生結弦”となる名作を作り上げる意欲を示した。
 まさにスーパースターの凱旋だった。世界王者を奪還した羽生を待ち受けたのは、500人を超えるファンの大歓声だった。警備にあたった警察が「走らないでください!」、「危ないですから、移動は控えてください!」と叫ぶなど空港は一時混乱した。
 500という数字は昨年来日した世界的大スターのC・ロナウドを擁するレアル・マドリードや、15年ラグビーW杯後の日本代表の帰国などであるが、1人のアスリートとしては異例中の異例。金メダルを胸に歓声に応えた羽生は「五輪の後をほうふつとさせる長い列だった。非常に気持ちよく帰国できた」と満面笑みを浮かべた。
 まだ今季は世界国別対抗戦(20日開幕・代々木)を残すが、来季はいよいよ連覇の期待が懸かる五輪シーズンを迎える。注目のプログラムについては「まだ定めてはない」と構想中であるとしながら「勝負のシーズン。自分の魅力、曲の魅力が確実になるものじゃないと」と見据えた。
 これまで魅力を出せた曲を問われると、今季のエキシビション「ノッテ・ステラータ」、ソチ五輪シーズンのSP「パリの散歩道」を挙げた。しっとりか、ロック調か。いずれにしても“ベスト・オブ・羽生結弦”といえる究極のプログラムを作り上げる覚悟だ。
 平昌での金メダルを「見てる皆さんの期待に応える金メダルになる。重圧もあるけど、楽しみ」と位置付けた羽生。いまや国民的ヒーローとなった男は、期待に応えるための準備を進めていく。

★★★

【甘口辛口】フィギュア羽生は「言葉遣いも進化している」と関係者 今度はどんな言葉で喜び表現するのか楽しみ
sanspo 2017.4.8 05:00
http://www.sanspo.com/etc/news/20170408/amk17040805000001-n1.html
■4月8日
 キレッキレの演技の進化が止まらない。しかも、おごり高ぶらない。1日のフィギュアスケート世界選手権で大逆転優勝を遂げた羽生結弦である。自らの持つフリーの最高得点を塗り替えての頂点。その直後の代表インタビューに答える姿は、1週間たった今も強く印象に残る。
 羽生は「残念だったのはショート(プログラム)です。もっと練習しなくちゃいけないと反省しています」とコメントした。2014年のソチ五輪で金メダルを取った直後も、「金メダルを取って言うのもなんですけど、ちょっと悔しい」と発言。フリーで転倒したことを悔やんだ姿と今回もダブる。
 演技を完璧にこなした上での頂点でないと、納得できないと言わんばかり。厳しい練習の成果だろうに、そんなことはおくびにも出さない。なんと謙虚で、頼もしい22歳であることか。その後の取材にも「ファンの皆さんが喜んでくれたら、私もうれしい」「今したいのは練習です」などと自然体で話していた。
 小欄がスケート関係者に聞いたところ、「スケート界も報道陣の受け答えに関する講習があり、たとえば『あー』とか『えー』とか長く言わないようにと指導される。その点も含め、羽生くんは言葉遣いも進化している」という。来年の平昌五輪での活躍とともに、今度はどんな言葉で喜びを表現するのか楽しみが増えたというものだ。
 過去にも、マラソン選手の有森裕子がメダルを獲得した際、「初めて自分で自分をほめたいと思います」とコメント。一流の五輪アスリートの名言は、苦労の分だけ奥が深い。記者会見で暴言を吐いて陳謝した今村復興相も、少しは見習ってはいかがだろうか。 (森岡真一郎)