2017.09.23 - SCACI Day 3 FS 一問一答
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羽生「最初にルッツがパンク(回転不足)して…集中はどこかにいってしまった」
sanspo 2017.9.24 14:34
http://www.sanspo.com/sports/news/20170924/fgr17092414340010-n1.html
フィギュアスケート・オータム・クラシック 最終日(カナダ・モントリオール23日=日本時間24日)来年2月の平昌五輪で、66年ぶりの2連覇を狙う男子の羽生結弦(22)=ANA=は合計268・24点で2位だった。ショートプログラム(SP)では世界歴代最高得点の112・72点をマークして首位に立ったが、フリーは155・52点にとどまった。元世界王者のハビエル・フェルナンデス(26)=スペイン=が合計279・07点で優勝した。演技後の主な一問一答は以下の通り。
--体力が厳しかったのか
「最初に3回転(ジャンプ)の連続は難しいと思った。誰もやったことないので、こんな(高難度な)構成。未体験の領域だった」
--演技を終えて何かつぶやいた
「『しょうがねえ』って。(今季の)初戦だった。悔しさという大きな収穫を手に入れることができた。SPの得点や演技内容では『五輪で優勝するぞ』という、自分が強いイメージを与えられたと思う。強い自分を追いかけながら、さらに難しい構成で追い抜いてやろうと思う」
--昨日(SP)と比べ、体の状態や精神面で違いがあった
「特にない。良いSPの後のフリーはもちろん難しいと分かっている。ちょっと余計な力が入り過ぎた」
--高難度な構成で、昨日(SP)より気持ちが入っていた
「難しいと言っては、おしまい。間違いなく実力不足。もっと練習しないといけない。(右)膝の違和感があって、構成を落としてぐちゃぐちゃになって、終わってしまった。その違和感を覚える練習をしていたのは僕の調整力不足。五輪に向けて体を作りながら、良い試合をし続けなければいけないシーズン。良い初戦だった」
--今までも悔しい経験をしてきた。きょうの悔しさのレベルは
「もどかしい悔しさです。やっぱり(4回転)ループを跳べばよかったとも思う。(4回転)ルッツもできなくはない。その点でも、もどかしい」
--挑戦する方が楽しい
「競技者なので。やっぱり挑戦しないと僕らしい演技は絶対にできない」
--気持ちで演技を乗り越えようとしていた
「最初にルッツがパンク(回転が不足)して、いろいろ考えて、集中はどこかにいってしまった。集中力の弱さはスケート人生の中で永遠の課題。良いときと悪いときの差が激しい」
★★★
羽生、SP世界新からまさかのフリー5位「しょうがねえ」
2017年9月25日6時0分 スポーツ報知
http://www.hochi.co.jp/sports/winter/20170925-OHT1T50000.html
◆ゆづに聞く
―昨日と何が違った?
「いや、特になかった。いいショートの後のフリーは難しいっていうのは分かっている。ただ、そういうの関係なく、慣れていない構成っていうのもあったし、余計な力が入りすぎた」
―初戦の印象?
「ショートの点数とか演技内容っていうのは、オリンピックで優勝するぞっていう、印象としてはものすごく強いものを残せたと思う」
―どういう種類の悔しさ?
「もどかしい悔しさ。やっぱり(4回転)ループをやればよかったかなって思うところもあるし。練習では毎日1回ずつ跳んでいて、確実にいいものになってきている」
―気持ちで滑った?
「最後はそう。集中力の弱さは僕のスケート人生のなかで永遠の課題。いい時と悪い時の差が激しい。ガラスのピースを1つ1つ組み合わせてピラミッドを作るんじゃなくて、粗くてもいいから頂点まで絶対にたどりつける地力も必要」
★★★
集中力の弱さ、いい時悪い時の差激しい/羽生に聞く
nikkan 2017年9月25日9時40分 紙面から
https://www.nikkansports.com/sports/news/201709250000263.html
14年ソチ五輪男子金メダルの羽生結弦(22=ANA)はフリーでミスを連発して155・52点で5位にとどまり、合計268・24点で2位に終わった。以下、羽生との一問一答。
-体力的にどうだったか
最初3回転の連続ジャンプって難しいなと思いました。思い切ってできない難しさ、力の入れ具合のリズムの悪さがあった。ある意味、未体験の領域でした。
-挑戦するほうが楽しいか
まあ、競技者なんでね。昨日のSPやって、お客さんは限りなく(ループより難易度の低い)サルコーでいいじゃん、って思うわけです。(ループではなく)サルコーでこの(高い)点数を安定して出せるようになったら、フリーにもっと力を入れられるし、そういう気持ちが僕の中で芽生えてしまったことも悔しい。
-気持ちで乗り越えようと
最後の方はそうでした。集中力の弱さ、いい時悪い時の差が激しいのは、僕のスケート人生の中で永遠の課題。だからこそ、もっともっとガラスのピースを1つ1つ積み上げて、きれいなピラミッドにするんじゃなくて、粗くてもいいから頂点まで絶対にたどりつくという地力も必要。もろいからこそ、積み上がったときにすごくきれいなものになるというのも僕の特長。トレーニングしていきたい。
★★★