2015.12.09 - Day 1 公式练习

羽生「スター選手の壁」にサイン 笑顔で記念撮影/フィギュア
http://www.sanspo.com/sports/news/20151209/fgr15120923360005-n1.html

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男子で注目の羽生が公式練習前にセレモニーに出席した。試合会場内で「ウォール・オブ・スターズ(スター選手の壁)」と命名された出場選手の写真パネルにサインし、笑顔で記念撮影に応じた。
パリ同時多発テロの影響が懸念される中、会場周辺では応援に駆け付けた日本人の姿が目立つ。セレモニーに居合わせた女性ファンは興奮した様子でスマートフォンやカメラを向けていた。(共同)

 

羽生「血のにじむ努力をしてきた成果を出せれば」/フィギュア
http://www.sanspo.com/sports/news/20151210/fgr15121008340005-n1.html
--練習を終えて
「氷の感触は好き。楽しみながら滑れた。NHK杯が終わったときは、これから(得点を)意識するんだろうなと思ったけど、ファイナルまでの時間が短く、あまり関係ない。環境どうこうでなく練習してきた」
--氷の感触について
「昨年同様、滑っていて気持ちがいい。練習と本番は別物。リンクの質感はいろいろあるし、音の反響もある。何と表現していいか分からない。とにかく一生懸命、できたらいい。適度な緊張感がある。このリンクで滑れて幸せ。自分の中では合っている。伸び伸びと滑れたらいい」
--NHK杯から約2週間での試合
「間隔が狭く、しっかりしなきゃと思って調整してこられた。(NHK杯の結果を)消化する時間もない。(GPシリーズ)最終戦をやってファイナルに臨む選手はみんなつらい。疲れてはいるけど(ジャンプは)跳べている」
--世界歴代最高得点について
「みんなに『おめでとう』といわれたけど、ピリピリしたムードが出ている。NHK杯のテンションでいかなくていい。この会場、この試合でできる集中の仕方を導きだせれば。(スケートカナダからNHK杯まで)血のにじむ努力をしてきた成果を出せれば」
--7日に21歳の誕生日を迎えた
「誕生日という1日が過ぎただけ。点数は意識していないし、考える余裕もない。3連覇どころじゃない。今回の試合をまっとうしていきたい。6人の素晴らしいスケーターがトップを争う。1つの試合として集中していけたら」
--NHK杯の演技について
「課題が残ったと思っている。映像を見返していいイメージは持っている。この地でどういう感覚でできるか。1週間の調整期間では、成長できるまでいっていない」
--SPの『バラード第一番』について
「原曲を聴いたりして曲のイメージ、ピアノそのもののイメージだけにとらわれるのではなく、演奏者やピアノそのものでもない、スケーターとしてジャンプ、スピン、ステップを感じながら、曲と演奏者とはまた違った次元にいる」

 

羽生 昨年と同じ会場「湿気、氷の硬さ、音の反響 すごくしっくり」
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2015/12/10/kiji/ K20151210011662260.html
フィ ギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルは10日(日本時間11日未明)、バルセロナで開幕する。9日は公式練習が行われ、男子初の3連覇に挑む羽 生結弦(ANA)は2種類の4回転ジャンプが好調だった。11月のNHK杯で史上初の合計300点超えを果たした羽生は「非常に集中していいコンディション」と好感触を口にした。
羽生は昨年と同じ会場でのファイナルを心待ちにしていたという。「湿気、氷の硬さ、音の反響の仕方…。すごくしっくりくる。滑っていて気持ちのいいリンク。(本番も)伸び伸びと滑れたらいい」と語り、公式練習では終始リラックスした表情で動きにも切れがあった。
NHK杯でSPとフリーの世界歴代最高得点を塗り替えた偉業を、ライバルの選手たちも祝福してくれたという。同時に「ピリピリした空気も出ていた」と苦笑い。自身は「NHK杯から間隔も短くて消化する時間がなかったので、あまり意識していない」と自然体で3連覇が懸かる舞台に臨む。(共同)[ 2015年12月10日 09:20 ]

 

羽生、初の3連覇へ好調維持 フィギュアGPファイナル
http://www.asahi.com/articles/ASHDB0JC4HD9OIPE048.html
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ上位6人によるGPファイナルが10日、スペイン・バルセロナで開幕。男子で史上初の3連覇を狙う羽生結弦(ANA)は前日の公式練習でも状態のよさをうかがわせた。
羽生は4回転サルコーは若干バランスを崩したが、4回転―3回転の連続ジャンプやトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)はきっちり決めた。歴代最高得点を記録したNHK杯から10日余りと調整期間は短かった。「(NHK杯の結果を)吹っ切る時間も消化する時間もなかったので、かえって集中して練習できた」と話した。
女子で最多の5度目の優勝を期す浅田真央(中京大)も氷の感触を確かめた。「もっと自分の感覚がフワフワするかと思ったが、いつもより体の動きがよかった」と、2季ぶりの大舞台を前に気持ちを高めていた。(山下弘展)

 

【フィギュア】21歳の羽生、前人未到のGPファイナル3連覇へ「ハタチの自分超え」
http://www.hochi.co.jp/sports/winter/20151210-OHT1T50003.html
【バルセロナ(スペイン)9日=高木恵】フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルは10日に開幕する。男子の羽生結弦(21)=ANA=は公式練習を行った。11月のNHK杯で世界初の合計300点超えを達成し、7日に21歳の誕生日を迎えたエースは、20歳の「自分超え」で前人未到のGPファイナル3連覇を成し遂げる。女子では浅田真央(25)=中京大=が単独最多となる5度目のファイナル制覇を目指す。
絶対王者が、再び前人未到の領域への挑戦をスタートさせた。公式練習でSPの曲、ショパンの「バラード第1番」をかけた羽生は、冒頭の4回転サルコーはバランスを崩しながらも着氷。4回転トウループ―3回転トウループはきれいに成功。後半の3回転半ジャンプ(トリプルアクセル)も流れるように着氷した。
2週前のNHK杯で史上初の300点超えとなる合計322・40点をたたき出し、世界を驚かせた。次のターゲットは史上初のファイナル3連覇だ。「前回の大会(NHK杯)と同様に一生懸命、練習してきたつもり。それがしっかりこの舞台でも出せれば」。8日に現地入りした際の自信に満ちた表情には、風格さえ漂っていた。
NHK 杯では2種類の4回転ジャンプを計5回跳ぶ自身最高難度の構成に初挑戦し、SP、フリー、合計のいずれも世界歴代最高得点をマークした。今大会はほぼ同じ演技構成で臨む予定。18歳の新星、金博洋(中国)もSP、フリーでNHK杯と同じ合計6回の4回転ジャンプを入れている。“4回転新時代”に突入した中、7日で21歳になった五輪金メダリストには今後、「自分超え」の高いハードルが待ち受ける。
今回と同じ会場で開催された昨年は、男子ではエフゲニー・プルシェンコ(ロシア)、パトリック・チャン(カナダ)に続く史上3人目の連覇を達成した。「戻ってきたという感覚はない。また新たに試合があるという感覚」と過去の栄光に浸るつもりはない。「(男子初の)3連覇に向けて、という感覚も全くない」。あくまで目の前のタイトルをつかみにいく構えだ。
リンク外のサポート態勢も整えられた。今大会では宿泊ホテルと試合会場が隣接し、バスではなく約3分の徒歩移動になる。フランス・パリで11月に起きた同時テロを受け、日本スケート連盟では現地の警備に加え、ボディーガードを1人雇い、移動している。
羽生の野心はとどまるところを知らない。トリプル世界新で優勝したNHK杯後、「これからは自分の点数が確実にプレッシャーになってくる。その壁を越えるために日々努力していきたい」と話した。昨季は中国杯での衝突事故からの完全復活をアピールした地で、20歳の「自分超え」へ舞う。

 

羽生、バルセロナで新伝説!3連覇&322点超えへ/フィギュア
http://www.sanspo.com/sports/news/20151210/fgr15121005030003-n1.html

http://i.imgur.com/xI1YzOT.jpg
【バ ルセロナ(スペイン)9日】フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルは10日(日本時間11日早朝)に開幕する。男子で史上初の3連覇がかかるソチ五輪金メダルの羽生結弦(21)=ANA=は、公式練習で調整した。またこの日、現地入りした女子の浅田真央(25)=中京大=も本番リンクで練習した。
新たな伝説を刻む。GPシリーズ上位6人だけで争われる、最高峰のファイナル。7日に21歳の誕生日を迎えた羽生は、公式練習で調整した。
その直前にはセレモニーに出席。試合会場内で「ウォール・オブ・スターズ(スター選手の壁)」と命名された出場選手の写真パネルにサインし、笑顔で記念撮影に応じた。
前日に現地入り、落ち着いた表情で大会への意気込みを口にしていた。
「前回の大会(NHK杯)と同様に一生懸命練習してきたつもり。それがしっかりこの舞台でも出せれば」
NHK杯では2種類の4回転ジャンプを5回跳ぶ自身最高難度の構成に初挑戦。SPで106・33点、フリーでは216・07点と自己ベストを大幅に塗り替え、歴代世界最高となる322・40点でぶっちぎりの優勝を飾った。
同じ会場で開催された昨年は、史上3人目の連覇を成し遂げた。今回、優勝を果たせば男子では史上初となる3連覇となる。
関係者によると今大会も構成は、NHK杯と同じだという。1年前は昨年11月の中国杯で起きた衝突事故からの完全復活をアピールする場となったが、今年は違う。頭一つ抜きんでた存在として己との戦いに挑む。
「戻ってきたという感覚はない。また新たに試合があるという感覚。3連覇に向けて、という感覚も全くない」
テロ対策として日本連盟からは不要な外出を控え、会場外では代表チームのジャージーを着用しないよう注意喚起されている。周囲のピリピリムードをよそに、絶対王者には余裕が漂っていた。(江坂勇始)

 

羽生、初の3連覇へ好調維持 フィギュアGPファイナル
http://www.asahi.com/articles/ASHDB0JC4HD9OIPE048.html

http://i.imgur.com/mqj0MIh.jpghttp://i.imgur.com/GMHFLki.jpg
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ上位6人によるGPファイナルが10日、スペイン・バルセロナで開幕。男子で史上初の3連覇を狙う羽生結弦(ANA)は前日の公式練習でも状態のよさをうかがわせた。
羽生は4回転サルコーは若干バランスを崩したが、4回転―3回転の連続ジャンプやトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)はきっちり決めた。歴代最高得点を記録したNHK杯から10日余りと調整期間は短かった。「(NHK杯の結果を)吹っ切る時間も消化する時間もなかったので、かえって集中して練習できた」と話した。
女子で最多の5度目の優勝を期す浅田真央(中京大)も氷の感触を確かめた。「もっと自分の感覚がフワフワするかと思ったが、いつもより体の動きがよかった」と、2季ぶりの大舞台を前に気持ちを高めていた。(山下弘展)