2012.11.23 - sportsnavi - 世界最高を更新した羽生「実感はないがうれしい」
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自身の歴代最高得点を更新する95.32でトップに立った羽生【坂本清】
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦・NHK杯は23日、宮城セキスイハイムスーパーアリーナで男子ショートプログラム(SP)が行われ、羽生結弦が自身の歴代最高得点を更新する95.32でトップに立った。
3連覇を狙う高橋大輔はシーズンベストの87.47で2位、ハビエル・フェルナンデス(スペイン)が3位に入った。
羽生、歴代最高得点は「すごくうれしかった」
羽生は試合後の会見で翌日のフリーについて言及し、気を引き締めてた【坂本清】
以下は羽生のコメント。
「良い演技ができました。前の大会(スケートアメリカ)の後からすごく練習して、その成果が出ました。今大会が終わった後に見直して、もっともっと良いプログラムにしたいです。
(今日は)SPにしては落ち着いてできました。冷静にやるべきことをやって。朝の練習で(ジャンプが)抜けたりしましたが、公式練習で抜けた分、練習は練習、本番は本番と割り切ってできました。
(2番目のジャンプ、アクセルを降りるまで動きが硬かったが?)(3番目の)ルッツを降りるまで硬かったです。4回転はしっかりと感覚がつかめていると思います。(明日のフリーに向けては?)この前と違って、自信を持ってやりたいです。
(地元・宮城で良い結果が出たが?)皆さんの前で良い演技ができて、それがワールドレコードで良かったです。(スコアの)数字を見て、すごくうれしかったし、また同じような点が出たことに喜びがありました。
スケートアメリカからフリーの演技で失敗したのを、どうやって立て直すか、その中で不安を取り除けるくらい練習してきました。ファイナルを意識しないと、でも、意識しすぎてもいけない。それがすごく難しいところだと思います。
(最得点のスコアには慣れたか?)慣れてはいないです(笑)。95点という表示は、自分の中で実感がありませんが、うれしく思っています。
この前と違って、フリーでもしっかり見せないといけないと思います。そういう意味では、(スケートアメリカの時とは)また違う気持ちです。
(フェルナンデスとはともに練習しているが、お互いの演技の感想は?)練習しているときは、お互いがいつも調子が良いわけではないです。でも今日はお互いに良かった。また一緒にフリーも頑張りたいです」
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