2010.12.25 - 全日FS 新闻报导

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全日本フィギュア・談話
jiji 2010/12/25-22:52
◇力出せなかった
 羽生結弦 自分の持っている力を出せなかったのが悔しい。順位は気にしていなかったが、力みが出てしまった。4回転が3回転になってしまった。SPは自信になった。

★★★

羽生、順位落とすも収穫/フィギュア
sanspo 2010.12.25 23:44
 全日本選手権第2日、男子フリー(25日、長野市ビッグハット)羽生は男子の3本柱の牙城を崩せなかった。「フリーはまだまだ足りないことが多く、自分の演技ができなかった」と、SPから順位を落としたことを悔やんだ。
 4回転を予定した最初のジャンプが3回転になった。「跳ぶ気まんまんでいったら、力が入りすぎてしまった」そうだ。昨季の世界ジュニアで優勝し、今季シニアに転向した。GPシリーズにも参戦したホープは「いろんなことが経験になった」と収穫も口にした。

★★★

全日本選手権男子:小塚「嬉しいけど情けない」初優勝、織田2位、高橋3位
Sports@nifty  2010年12月26日 (日)
フィギュアスケートの全日本選手権男子フリースケーティング(FS)が25日行われ、ショートプログラム(SP)首位の小塚崇彦がジャンプミスはありながらも質の高い演技で164.02をマーク、総合251.93で初優勝を果たした。SP3位の織田信成は4回転ジャンプで転倒しFS160.00、総合237.48で2位、SP4位と出遅れた高橋大輔は鬼気迫る演技でFS162.01、総合236.79で3位となった。SP2位の羽生結弦はジャンプミスが続きFS141.12の総合220.06で4位。世界選手権の3枠は、小塚、織田、高橋の3人が有力となった。【野口美恵】

■小塚、成長のシーズン
「本当に嬉しいけれど、情けない」。悲願の初優勝を果たした小塚は、第一声から早くも、自身に渇を入れた。「今シーズンは最低限の出来ることをやれるようになって、成長できたシーズン。でももっと良い所を出してこの結果なら気持ちよく終われたのにな。この悔しい気持ちを忘れないようにしたい」。喜びよりも悔しさが先に立つ。練習で手ごたえを感じていたシーズンだからこそ、それだけの内容が欲しかったのだ。
SP首位で迎えたこの日、「いつになく落ち着かなかった。ホテルの部屋にいても時間追われているような感じで、細かいことに神経が届いてなかった」という。初優勝への気負いがいつもより強い緊張を生み、試合前の佐藤信夫コーチからの言葉も「いつもなら覚えているのにまったく思い出せない」と後で振り返ったほどだった。
冒頭の4回転トウループ。今季、転倒はしていないという自負があったが転倒。会場の空気は一瞬にして凍りついたが、小塚自身はまったく焦ることなく、直後に雄大なトリプルアクセルを成功させると、自らの力で会場の空気を再び引き寄せた。
今季の成長の裏には、様々な経験と出会いがあった。夏にはトロントまで振り付けを依頼に一人で海外遠征し、自立心を刺激された。憧れのカート・ブラウニングには「表情がつまらない」と言われ、鏡を見ながら表情作りに勤しんだ。エフゲニー・プルシェンコとアイスショーで一緒になれば、ジャンプを降りた時の自信満々のパフォーマンスにビビッときて「僕に足らないのはこの『ドヤ顔』だ」と、胸を張って自信をアピールすることを覚えた。佐藤コーチのもとに来た浅田真央の練習からは、ストイックさを盗んだ。
1つ1つは小さな「気づき」。しかしそのすべてを吸収して実行したことが、大きな一歩につながったのだ。「すべての試合が無駄になっていない。一段一段、上がっている」。日本のエースは小塚。そう胸を張って言えるよう、小塚は今、目の前の階段をひたすら駆け上がっている。

■高橋「正直ヤバイと思って、何が何でも表彰台に乗りたかった」
まさかのSP4位。高橋は「正直ヤバイと思って不安でした。ここで高橋も終わったなって言われるのが嫌で、とにかく世界選手権に行きたかった。だからもう、がむしゃらに精一杯に演じてました」という。
鬼気迫る演技だった。2010年世界チャンピオンの高橋が、「久々に切羽詰った」といい、成功すれば世界男子初となる4回転フリップに挑戦。回転不足の両足着氷となったものの転倒せずこらえると、そこからは演技に火がついた。攻めに徹したサーキュラーステップは、レベル4を獲得したうえ、7人中6人のジャッジが最高の「+3」を出し、日本のステップ史上最高得点をマーク。アルゼンチンタンゴ「ブエノスアイレスの冬」の旋律にあわせ、髪を振り乱し、激しくそして切なく、想いを演技にぶつけた。
4回転フリップの回転不足が響き、FSの得点は小塚に次ぐ2位だったが、演技力8.55、振り付け8.5、音楽解釈8.65と超高得点をマーク。演技構成点(表現面)はダントツの1位だった。「気持ちが入れば何とかなるという自信にはなった。次の試合に向けて、どうやったら気持ちが入るのか、この試合を振り返ればその答えが出てくる」と高橋。そう語る目には、後輩たちへのライバル心と自身へのリベンジの炎が燃えていた。

■織田 「4回転の精度を上げたい」
「ショートもフリーも4回転をコケてしまって。練習していたのに悔しいです」。高橋を抑えての2位と健闘したものの、織田は複雑な表情を浮かべた。冒頭の 4回転トウループと後半のトリプルアクセルで転倒。「全然理由が分かりません。試合でまだ跳びなれていないということかな。とにかく4回転の精度を上げて行きたい」と話し、次の試合へと気持ちを切り替えていた。

■羽生 「試合で課題が見つかり練習につながっている、いいシーズン」
SP2位で、シニア初参戦での表彰台が目前だった羽生は、4回転ジャンプの予定が3回転になるなどジャンプミスが続き、総合4位に終わった。「自分の出せる力を出せなかったのが悔しい。力んでしまった」という。
それでも、「ツィゴイネルワイゼン」の艶やかな曲に乗って、よく身体を動かし、リンク全体をくまなく使い切る大人の滑りを見せた。シニア初参戦ということを忘れさせるような、安定した流れのある演技だった。「スケーティングを強化してきて、それ時代はGPシリーズの最初の頃より良くなっている。だからこそジャンプの失敗は悔やまれますね」と冷静に自分を分析。「試合をやることで課題が見つかり、それを練習出来ている良いシーズン。次の大会に向けて、練習し甲斐がありますね!」。急成長の勢いは、まだまだ止まらなさそうだ。

★★★

世界選手権代表決定:【女子】安藤、浅田、村上【男子】小塚、織田、高橋
2010年12月27日 (月)
フィギュアスケートの世界選手権(東京)の代表選考会議が26日夜行われ、男子は織田信成、小塚崇彦、高橋大輔の3人、女子は安藤美姫、浅田真央、村上佳菜子の3人、アイスダンスはキャシー・リード&クリス・リード組、ペアは高橋成美&マービン・トラン組に決定した。2010年の新人賞は木原龍一と庄司理紗が選ばれた。四大陸選手権、世界ジュニアフィギュアスケート選手権、ユニバーシアード冬季競技大会、アジア冬季競技大会の代表も発表された。【野口美恵】

■ユニバーシアード冬季競技大会(トルコ・エルズルム/1月27日~2月6日)
(男子)織田信成、村上大介
(女子)石川翔子、国分紫苑
(アイスダンス)平井絵己&水谷太洋

■アジア冬季競技大会(カザフスタン・アスタナ アルマティ/1月30日~2月6日)
(男子)無良崇人、町田樹
(女子)村上佳菜子、今井遥
(アイスダンス)キャシー・リード&クリス・リード

■四大陸選手権(台湾・台北/2月15日~2月20日)
(男子)小塚崇彦・高橋大輔・羽生結弦
(女子)安藤美姫・浅田真央・鈴木明子
(ペア)高橋成美&マービン・トラン
(アイスダンス)キャシー・リード&クリス・リード

■世界選手権(東京/3月21~27日)
(男子)小塚崇彦、織田信成、高橋大輔
(女子)安藤美姫、浅田真央、村上佳菜子
(アイスダンス)キャシー・リード&クリス・リード
(ペア)高橋成美&マービン・トラン

■世界ジュニアフィギュアスケート選手権(韓国・ガンヌン/2月28日~3月6日)
(男子)中村健人、田中刑事、木原龍一
(女子)庄司理紗、西野友毬、大庭雅
(ペア)高橋成美&マービン・トラン
(アイスダンス)小松原美里&水谷心

★★★