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2011.02.21 - 仙台凯旋回归

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羽生次の目標は期末試験“金”…フィギュアスケート
hochi東北版 2011年2月23日10時32分

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仙台駅で先輩、同級生らに出迎えられた東北高・羽生(右)(右奥は阿部コーチ)
フィギュアスケートの四大陸選手権で銀メダルを獲得した羽生結弦(東北高1年)が21日夜に帰仙した。同校では28日から期末試験がスタートするため、喜びは封印、今度は学業で上位を目指す。
約3週間学校を離れていた羽生。勉強の遅れはあるが、「彼は頭がいいからそんなもの必要ないでしょう」と五十嵐一彌校長。入学以来、成績は常に トップクラス。学校の休み時間などに集中して勉強し、文武両道を実践してきた。得意の数学では満点を取ったこともある。スポーツ科3クラス合計100人 中、常に10番以内に入る。フィギュア界のホープは「勉強はできた方がいいでしょう」とニヤリ。「配布されたプリントなどで対策する」と話した。

 

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羽生選手 笑顔で帰仙
yomiuri 2011年2月22日
 台北で行われたフィギュアスケートの四大陸選手権で、初出場で銀メダルに輝いた羽生結弦選手(16)(東北高1年)が21日夜、帰仙し、JR仙台駅で同級生ら約60人が拍手で出迎えた。
 羽生選手が21日午後9時過ぎ、新幹線で同駅に到着すると、同級生らから花束を渡されるなどした。同高1年渡辺涼花さん(15)は「世界2位なんてすごい。同級生の誇りです」と話していた。
 羽生選手は「今季最後の大会で4回転ジャンプが成功し、目標の『チャレンジ』が達成できた。来季に向けスピンやステップの種類を増やしてレベルアップしたい」と意気込みを語り、「集まってくれた同級生にはありがとうと言いたい」と話した。羽生選手は今季からシニアに転向。同選手権ではショートプログラム(SP)で76・43点で3位につけ、19日のフリーも冒頭から4回転ジャンプやトリプルアクセルなど高難度の技を連発、自己ベストを更新した。
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フィギュア四大陸選手権で2位と大活躍した羽生結弦選手の素顔に迫りました。
FNN News 02/23 20:48
フィギュア四大陸選手権、リンクの上で、16歳が躍動した。
恐れることなくチャレンジした4回転。
羽生選手は大歓声の中、大先輩・高橋選手のすぐ横、表彰台2位というポジションをつかみ取った。
地元の宮城・仙台へ凱旋(がいせん)した羽生選手を待っていたのは、母校・東北高校の仲間たち。
予想を超える大歓迎に、羽生選手は「こういう状況になっているとは、自分自身思っていなかったんで、正直言ってびっくりしてますけど」と話した。
町行く人も、携帯電話のカメラで写真をパチリ。
突如、有名人となった羽生選手は、「超、恥ずかしいんだけど」と、本音もちらりとのぞかせた。
今から5年前、小学生だった羽生選手は、当時から脅威の柔軟性を持っていた。
その秘密について、当時の羽生選手は「(水筒の)水の中に純金が入っていて。体がちょっとずつ柔らかくなるんで」と話していた。
柔らかで繊細な演技を持ち味とし、いつしか羽生選手は、日本の未来の担うスケーターにまで成長した。
そして今シーズン、シニア初参戦でつかんだ四大陸選手権の舞台。
大会前、羽生選手は「とにかく、隣にいる先輩方(高橋選手と小塚崇彦選手)は、すごく会場の雰囲気を盛り上げてくれると思うので、その流れに乗っていければなと思って」と話していた。
その言葉通り、高橋選手を追い、羽生選手は、ショートプログラム3位と好位置につけた。
入念なイメージトレーニングを終え、いざ、勝負のフリーへ。
まずは、冒頭の4回転。
そして、続くトリプルアクセル、トリプルフリップも成功。
ジャンプで完全に流れをつかむと、柔軟性を生かした「イナバウアー」。
持ち前の柔らかさに加え、力強さ、男らしさも印象づけた。
リンクサイドで羽生選手は、「しんどかった」と話し、「よく跳んだ、よく跳んだ4回転」と話すコーチと、喜びを分かち合った。
才能は、大舞台で開花し、男子では大会最年少、16歳のメダリストとなった。
激闘を終え、2週間ぶりに母校へ戻った羽生選手は、クラスメートに囲まれ、普通の高校生に戻った。
女子生徒は、「(教室では)いつもと変わらない感じだよね」、「変わらないけど、すごいなあって」と話した。
充実のシーズンを終え、ほっと一息。
次の目標について聞くと、羽生選手は「ソチ(五輪)には出たいな。男子『3強』と言われているところに、割って入れるぐらいの勢いでいけたらなと思ってます」と話した。
まだ伸び盛りの16歳、今後の飛躍が期待される。

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【おしゃべりマイク】“恐るべき16歳”
sanspo 2011.2.24 10:30
四大陸選手権で銀メダルを獲得した羽生。進化し続ける16歳から目が離せない(共同)
仙台市出身のフィギュアスケート選手、羽生結弦(はにゅう・ゆずる、東北高1年)選手が21日夜、故郷に“凱旋(がいせん)”しました。凱旋とは本来、戦いに勝って帰ることを言いますが、四大陸選手権(台湾・台北)での2位・銀メダル獲得はまさに“勝ち”に等しいもの といっていいでしょう。シニア転向1年目、初出場の大会で表彰台ですから。
仙台駅には、学校関係者が『祝・銀メダルおめでとう』の横断幕を掲げて出迎えました。昨年暮れの全日本選手権4位で、3月に開かれる世界選手権の代表にはもれましたが、今回の四大陸選手権の出場権が与えられました。
これまでのジュニアからシニア転向1年目の今シーズン、フリー演技の時間も4分30秒という長丁場。シニア大会では、フリーが一つの関門でもありました。全日本選手権でのフリーのミス、早くもその経験が生かされました。ショートプログラム3位から勝負となるフリーへ-。
演技冒頭の4回転ジャンプ。これまで失敗することが多かった大技ですが、自分でも「びっくり」という見事な着氷。大技の成功は、全日本選手権の経験からでしょう。これで勢いに乗ります。後半はやや疲れが出ましたが、渾身(こんしん)の演技には、羽生選手の良さが随所にみられました。シニア転向後初の表彰台。最高の形で今シーズンを締めくくりました。
「自分で納得できるような演技が(今シーズン)最後の試合でできたことがうれしいです」と振り返りました。帰仙した翌日、羽生選手は3週間ぶりに東北高に登校しました。クラスメートから祝福を受け、羽生選手の表情は普段の高校生の表情に戻っていました。
「恐るべき16歳」「進化し続ける16歳」-。3年後のソチ冬季オリンピックでは、間違いなく金メダルを争う選手になっているでしょう。(仙台放送アナウンサー・浅見博幸)
羽生結弦(はにゅう・ゆづる)
1994(平成6)年12月7日生まれ、仙台市出身、16歳。4歳でスケートを始める。中3時に世界ジュニア選手権、ジュニアGPファイナル、日本ジュニア選手権なで優勝。今季シニア転向1年目。現在は宮城・東北高1年。1メートル70、56キロ。家族は両親と姉。

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城田憲子の「フィギュアの世界」 四大陸選手権男子総論
スポーツ報知 2011年2月24日16時35分  
http://hochi.yomiuri.co.jp/column/shirota/news/20110224-OHT1T00157.htm
 日本の3選手は、それぞれの目標到達を目指し迎えた大会だった。一番若い羽生は、この大会に今シーズン最後の大会として、小塚、高橋はデトロイトなどで振り付けの手直しをし、世界選手権でいかに戦うかの調整大会としての舞台だった。

 ◆高橋大輔 ベテランはジャンプ要素も危なげなく、ラテンのリズムのツボをよく心得、体にためた思いを吐き出しながらの演技。大輔ならではのノリの滑りで締めくくった。世界王者の意地を見せ、シーズンベストでの1位。今季初めてのパーフェクトの演技、ミスの許されないSPに少しは自信が付いただろう。フリーは4回転トーループで転倒したが、その他のジャンプを無難にこなしながら、ラテンのリズムに身を任せ、自在に魅力を氷上に描いた。だか、どことなく体の軸の太さが気になり、いつものシャープさが息をひそめてようにも思えた。体力のいる演技だったのだろう。幾つもの山を越えて来た彼はやはり貫録と言うか、存在感があり意地を見せ優勝した。

 ◆羽生結弦 新鋭のSPの要素自体は無難にこなしたが、欲を言えばスピードが感じられず、曲に乗りきれずの感あり。あともう一つのピッタリ感が欲しかった。しかし初めての四大陸デビュー。世界選手権以上のメンバーがそろう、戦いがいのある大会で3位発進は立派だった。フリーはスピードの中で、きれいに4回転トーループを跳んだ。加点で2点も付いたほど素晴らしいいジャンプ。続くトリプルアクセルも、流れも飛距離もあり会心のジャンプだった。次々に成功はしたものの、曲想を表現するには若すぎるのか、効果音に体を合わせるのが精一杯という感じは否めなかった。しかし、初出場の2位は胸を張ってよいだろう。16歳の新星は、来季に期待される選手としての世界のトップのリストに入った。

 ◆小塚崇彦 SPはジャンプミスが響いて6位と出遅れた。全日本選手権後に手直ししたプログラムをこなすことに気を取られ、1発目のコンビネーションジャンプの失敗を後半にもカバー出来なかった。トリプルアクセルは両手をつき、さらにフリップもランディングがつまり、全体的にジャンプに頭が回っていなかったように思われる。スピード感もなく、スピンもいつものようにクリアではなかった。しかしファイブ・コンポーネンツ(5つの要素)の面ではより良くなりそうで、世界選手権は心配はないだろう。一方、フリーでは、振り付けを手直しした成果があり、指の先にピアノ曲が感じられるほど、手のさばきに緩急が付き上手くなっていた。更に持ち前のリレードがかった、素早く回る小気味の良いジャンプに巧みさが備わり圧巻だ。クラッシックのピアノ曲を鍵盤の上を指で奏でるように滑る技術、しっかりした基礎を作り上げたたまものだろう。フリー2位と健闘したが、メダルには届かなかった。

 ◆ジェレミー・アボット(米国) SPはジャンプ、スピンで一つずつの軽いミスはあったが質感のあるスケートでプログラムを通した。タンゴの曲を巧みに手の動きに表し、大人の演技で演技構成を評価され2位でスタート。フリーは冒頭の4回転トーループで転倒、トリプルアクセル+2回転トーループと、3回転ルッツ+2回転トーループ+2回転トーループのコンビネーションジャンプで多少の減点があったが、ジャンプの軸とスピンの軸の良さがあった。更につなぎのステップを上手く使いながら長身なスタイルを生かし、体全体に神経を行き届かせ曲想に身を移してポジショニングしていく姿は、プログラムをなお一層シャープにさせ、彼の独創的な演技を見ることが出来た。フリー4位、総合3位。全米選手権で4位に終わり世界選手権の切符を逃した雪辱を彼は返した。来季も、素敵な滑りと自信を付けて氷上に現れることに期待しよう。

 高橋と小塚にとって世界選手権の前哨戦としての大会は、勝つための課題も見つかり、良い勉強になったと言えるだろう。上手く調整していくことが大事で、2本(SPとフリー)そろえた時、少なくとも日本勢は表彰台を2つは確保出来そうな気がする。