2018.02.12 - 平昌冬奥 Day 1 OP 新闻报导

2018.02.12 - 平昌冬奥 Day 1 OP 图集

f:id:yuzupedia:20190509164313j:plain

kyoto shimbun

羽生結弦が氷上練習披露 右足痛み感じさせず優雅な滑り トリプルアクセルも
daily 2018.02.12
https://www.daily.co.jp/olympic/2018/02/12/0010979812.shtml

 フィギュアスケート男子の世界王者で14年ソチ五輪金メダリストの羽生結弦(23)=ANA=が12日、本番会場である江陵アイスアリーナ入りし、サブリンクで練習した。右足首を負傷した昨年11月9日のNHK杯公式練習以来95日ぶりに氷上での姿を披露。報道陣約100人に見守られながら、右足の痛みは全く感じさせない様子で優雅な滑りを見せ、トリプルアクセル(3回転半)も決めた。

 まずリンクに降り立った羽生は、ゆっくりとしたペースでスケーティングを確認。右足を踏みしめ、コンパルソリーなどで体を温めると、氷上に登場してから7分後、着ていた上着を脱いだ。

 そこから半回転のジャンプを1度跳ぶと、1回転トーループ、2回転トーループを1度ずつ確認。さらにサルコー、フリップ、ルッツ、ループ、アクセルの順に1回転ジャンプを跳び、右足でしっかりと着氷した。

 最後はどうだと言わんばかりにトリプルアクセルを1度だけ跳んで着氷し、練習終了。予定されていたのは19時5分からの40分間だったが、15分で練習を終え、わずか16分後にはリンクをあとにした。

 報道陣には「お疲れさまでした。ありがとうございました。あしたお願いします」とだけ話した。

 海外メディアからも大きな注目を集める羽生は、13日の公式練習後に会場にて会見を行う予定となっている。

★★★

羽生選手、初練習で3回転半成功 江陵の会場で約15分調整
daily 2018.02.12
https://www.daily.co.jp/olympic/2018/02/12/0010979835.shtml

 【平昌共同】平昌冬季五輪が右足首故障からの復帰戦となるフィギュアスケート男子のエース羽生結弦選手(23)が12日、会場の江陵アイスアリーナの地下にある練習リンクで初練習した。強化拠点のカナダのトロントで調整を続け、11日に韓国入りした同選手はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を成功させると4回転ジャンプを跳ばず、40分の割当時間の約15分で切り上げた。

 男子で66年ぶりの五輪2連覇を目指す羽生選手は約100人の報道陣が集まる中、最初にスケーティングを始め、右足首の状態などを確認。その後は感触を確かめる程度の半回転のジャンプなど。最後に3回転半に挑んだ。

★★★

羽生結弦 プーさん封印95日ぶり氷上練習 新相棒はケーキ
daily 2018.02.12
https://www.daily.co.jp/olympic/2018/02/12/0010979892.shtml

 フィギュアスケート男子の世界王者で14年ソチ五輪金メダリストの羽生結弦(23)=ANA=が12日、本番会場である江陵アイスアリーナ入りし、サブリンクで練習した。右足首を負傷した昨年11月9日のNHK杯公式練習以来95日ぶりに氷上での姿を披露。報道陣約100人に見守られながら、右足の痛みは全く感じさせない様子で優雅な滑りを見せた。約15分間行った練習の最後にはトリプルアクセル(3回転半)も決めた。

 羽生といえばいつも試合の時は「プーさん」のティッシュケースを持ち歩いているが、今回は五輪。見ると落ち着くという理由で使用してきたが、国際オリンピック委員会(IOC)がロゴや商標に厳しいためか、この日のティッシュケースはホールケーキだった。

 新たな相棒を携え、全種類の1回転ジャンプを確認。最後に一度だけトリプルアクセルを着氷し、40分間設定されていた練習を15分で切り上げた。

★★★

羽生結弦が五輪連覇へ、平昌リンク初滑り
2018年2月12日19時7分 スポーツ報知
http://www.hochi.co.jp/sports/winter/20180212-OHT1T50254.html

 平昌五輪フィギュアスケート男子で66年ぶりの五輪連覇を狙う羽生結弦(23)=ANA=が12日、練習リンクで初滑りをした。午後6時15分に会場入りし、同7時5分にサブリンクに足を踏み入れた。

 11日、韓国の仁川空港に拠点のカナダ・トロントから到着した。羽生は昨年11月9日のNHK杯前日練習中に右足首を負傷後、全日本選手権などを欠場。94日ぶりの公の場だった。絶対王者は11日の空港で「どの選手よりも勝ちたいという気持ちは強い」と話していた。個人戦の男子ショートプログラム(SP)は16日に行われる。

★★★

羽生が初練習、トリプルアクセルなど20分間
2018年02月12日 19時40分
http://www.yomiuri.co.jp/sports/Yuzuru-Hanyu/news/20180212-OYT1T50088.html

 平昌五輪のフィギュアスケートに出場する羽生結弦(23)(ANA)が12日、会場となる江陵カンヌンアイスアリーナの練習リンクで初練習を行った。

 前回の2014年ソチ五輪で日本男子初の金メダルを獲得した羽生には、男子で66年ぶりの五輪連覇がかかる。昨年11月上旬に右足首の靱帯じんたいを痛めて以来、試合から遠ざかっており、今大会が復帰戦。約3か月ぶりに公の場で滑りを披露した。

 前日に練習拠点のカナダトロントから韓国入りしたばかりの羽生は、長旅の疲れも見せず、夜の練習に登場した。痛めた右足首を気にするそぶりも見せず、スケーティング中心に軽めの調整。1回転ジャンプなどで体を温めた後、最後にトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を跳んで約20分間の練習を終えた。取材エリアでは、「ありがとうございました」と頭を下げ、会場を後にした。

 ケガからの回復を優先させるため、団体戦は回避した。16日の男子ショートプログラム(SP)、17日の男子フリーに出場する。(永井順子)

★★★

羽生、鮮やかなトリプルアクセル決める 刑事「元気で安心した」/フィギュア
sanspo 2018.2.12 19:49
http://www.sanspo.com/pyeongchang2018/news/20180212/pye18021219490065-n1.html

 平昌五輪第4日(12日、江陵アイスアリーナ)フィギュアスケート男子で平昌五輪に出場する羽生結弦(23)=ANA=が、会場の練習リンクで公式練習に臨んだ。

 午後7時5分。リンクに繰り出し、ゆったりとスケーティングを開始。7分後にジャージーを脱いで間もなく、1回転トーループを跳んだ。

 その後はサルコー、フリップ、ルッツ、ループの順に1回転ジャンプを跳び、0・5回転のアクセルを経て、鮮やかな3回転半ジャンプ(トリプルアクセル)で締めた。

 約15分間の調整で計10本のジャンプを跳び、「お疲れさまです。ありがとうございます」と言葉を残して会場を後にした。

 会場までの移動のバスが一緒で言葉を交わしという同い年の田中刑事(23)=倉敷芸術科学大大学院=は「思っていた以上に元気で安心した」と明かした。

 羽生は13日に本番リンクで公式練習を行い、記者会見に臨む。男子のショートプログラム(SP)は16日に、フリーは17日に行われる。

★★★

羽生が江陵リンクで初練習 けがした右足1本で着氷も
asahi 後藤太輔 2018年2月12日19時54分
https://www.asahi.com/articles/ASL2D4GK9L2DUTQP00W.html?iref=pc_ss_date

 フィギュアスケート男子で66年ぶりとなる五輪連覇を目指す羽生結弦(ANA)が12日、試合会場の江陵アイスアリーナの練習用リンクで初めて練習した。ゆっくりと滑り、各種の1回転ジャンプを跳んだ後、1度だけトリプルアクセル(3回転半)ジャンプを、やや前傾姿勢ながら決めた。けがをした右足1本で着氷した。練習時間は40分間あったが、15分で切り上げた。一緒に滑った田中刑事(倉敷芸術科学大大学院)が「大丈夫」と聞くと、羽生は「うん、大丈夫」と答えたという。

詰めかけた各国の報道陣に羽生は「お疲れ様です。ありがとうございます。明日お願いします」と言い残して会場を去った。13日に記者会見が予定されている。

 羽生は前日夜に宿舎に到着。カナダ・トロントからの長旅だったため、この日は軽めの調整にしたとみられる。

 どんな4回転を試合で跳ぶのか、前日の韓国到着時は「調整して、それから決めようと思っています。周りの状況とかも色々考えながら。作戦を立てながら」と話していた。また、「どの選手よりもピークまでの伸びしろがたくさんある」とも言っていた。

 男子ショートプログラム(SP)は16日に行われる。(後藤太輔)

★★★

羽生 公式練習初参加 “本気”トリプルアクセルも着氷
2018年2月12日 20:03
https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2018/02/12/kiji/20180212s00079000363000c.html

 11日に韓国入りしたフィギュアスケート男子の羽生結弦(23=ANA)が12日、江陵アイスアリーナのサブリンクで公式練習に初参加した。

 午後7時5分にリンクに入ると、痛めていた右足首の感触を確かめるようにゆっくりとスケーティングを繰り返した。同12分からジャンプの練習をスタート。着氷する右足首を気にしながら、1回転トーループから簡単なジャンプを繰り返し跳んだ。そして10本目に跳んだのはトリプルアクセル。これがこの日唯一、本気で跳んだジャンプだった。7時20分に練習終了。40分間の公式練習を15分で切り上げると、「お疲れさまでした。ありがとうございます。また明日お願いします」と言って会場を去った。

 初日は慎重な練習に終始した。一緒に練習に参加した同じ歳の親友、田中刑事は「大丈夫と言ってました。思っていた以上に元気で安心しました」と語った。男子ショートプログラムは16日、フリーは17日に行われる。

★★★

町田樹氏、羽生の課題は「持久力がどれほど戻ってきているのか」/フィギュア
sanspo 2018.2.12 21:13
http://www.sanspo.com/pyeongchang2018/news/20180212/pye18021221130072-n1.html

 平昌五輪フィギュアスケート男子代表の羽生結弦(23)=ANA=が12日、会場の練習リンクで公式練習に臨んだ。1回転トーループを跳んだ後にサルコー、フリップ、ルッツ、ループの順に1回転ジャンプを跳び、0・5回転のアクセルを経て、鮮やかな3回転半ジャンプ(トリプルアクセル)で締めた。13日に本番リンクで公式練習を行い、記者会見に臨む。男子のショートプログラム(SP)は16日に、フリーは17日に行われる。

 この日、テレビ東京の五輪中継に出演したソチ五輪男子代表の町田樹氏(27)は、羽生について「現時点で痛みがなければ、ジャンプやスピンといった技術面はすぐに戻ってくるはず」と前置きした上で、「問題はプログラムをまとめ上げるための持久力がどれほど戻ってきているのか」と課題を挙げた。練習で跳んだ3回転半ジャンプに関しては、「少し重たい感じが見受けられた」と話した。

★★★

羽生 プーさん封印、ショートケーキのティッシュカバーにファン興奮
2018年2月12日 20:18
https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2018/02/12/kiji/20180212s00079000371000c.html

 11日に韓国入りしたフィギュアスケート男子の羽生結弦(23=ANA)が12日、江陵アイスアリーナのサブリンクで公式練習に初参加した。

 国際オリンピック委員会(IOC)がロゴや商標の扱いに厳しいため、14年のソチ五輪同様に、愛用する「くまのプーさん」のティッシュケースカバーを“封印”。リンクにはショートケーキのカバーを持参した。

 ネットではファンが早速反応。「ティッシュカバーがショートケーキになってる!」「ショートケーキもかわいい」「カバーの中身がプーさんティッシュ箱だったりして」などの声が集まった。

★★★

羽生結弦が平昌リンクで初練習、ジャンプ10本跳ぶ
nikkan 2018年2月12日21時59分
https://www.nikkansports.com/olympic/pyeongchang2018/figureskate/news/201802120000666.html

 11日に韓国入りしたフィギュアスケート男子シングルの羽生結弦(23=ANA)が12日、五輪本番会場のサブリンクで初練習を行った。

 午後7時5分から練習をスタートすると、ゆっくりとスケーティング。5分ほどするとスピードを上げていき、13分に1発目の1回転トーループを跳んだ。間になめらかな滑りを挟みながら、2回転トーループ、1回転サルコー、1回転サルコー、1回転フリップ、1回転ルッツ、1回転ループ、1回転ループ、半回転のアクセル、最後は3回転半(トリプルアクセル)。計10本のジャンプのみを跳び、15分で練習を切り上げた。1回転8本に、2回転1本と、トリプルアクセル1本。いずれも大きな跳躍で調子の良さを伺わせた。

 リンクを降りると、「お疲れさまでした。ありがとうございます。また、明日よろしくお願いします」と笑顔で会場を後にした。13日午前には、本番のリンクで練習し、その後に記者会見を行う予定だ。

★★★

羽生、3回転半跳んだ 会場で初練習!金へ不安払しょく
daily 2018.02.13
https://www.daily.co.jp/olympic/2018/02/13/0010980730.shtml

 フィギュアスケート男子のソチ五輪金メダリスト、羽生結弦(23)=ANA=が12日、会場の江陵アイスアリーナの地下にあるサブリンクで15分間、初練習した。右足首を負傷した昨年11月9日のNHK杯の公式練習以来、95日ぶりに氷上での姿を披露。右足の痛みをまったく感じさせない様子で、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を跳ぶなど優雅な滑りを見せた。13日にはメインリンクでの練習後に会見を行う。

 王者がリンクに帰ってきた。フィギュアスケート男子で66年ぶりの連覇を狙う羽生が95日ぶりにリンクに立つ姿を披露。まずはなめらかなスケーティングと、氷上を滑走して図形を描く「コンパルソリー」で体を慣らした。練習開始から7分後、着ていたジャケットを脱ぐとスイッチを入れた。

 真剣な表情で1回転トーループ、2回転トーループと続けてジャンプを確認。さらにサルコー、フリップ、ルッツ、ループの順に1回転ジャンプを跳んでいった。アクセルの形で踏みきる半回転ジャンプも、痛めた右足でしっかりと氷を踏みしめて着氷した。すると突然、力強く踏みきりトリプルアクセルを着氷。充実の氷上で練習を終えた。

 練習後は報道陣に対して「お疲れさまです。ありがとうございます。またあしたお願いします」とだけ話し、足早にリンクを後にした。

 一緒に練習した同学年の親友、田中刑事(倉敷芸術科学大大学院)は「思っていた以上に元気だったので安心した」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。会場までのバスの移動時に久しぶりに再会し、「大丈夫?」と声をかけると「うん、大丈夫」と返されたという。

 韓国入りした前日、「どの選手よりも勝ちたい気持ちは強くあるし、どの選手よりもピークまで持っていける伸びしろはたくさんある。しっかり頂点を追いながら頑張りたい」と話した羽生。復帰戦となる男子SPは16日。ここから上昇気流に乗る。

★★★

羽生結弦、練習リンクで初滑りはトリプルアクセル&ガッツポーズ締め
2018年2月13日4時0分 スポーツ報知
http://www.hochi.co.jp/sports/winter/20180213-OHT1T50013.html

 フィギュアスケート男子で66年ぶりの五輪連覇を狙う羽生結弦(23)=ANA=が12日、練習リンクで初滑りをした。15分で切り上げた練習の最後に突如3回転半ジャンプ(トリプルアクセル)を跳び、復調をアピール。95日ぶりの公の場での滑りは、アクセルとガッツポーズで締める15分の「羽生劇場」だった。男子ショートプログラム(SP)は16日に行われる。

 リンクを降りた羽生は、両手でガッツポーズを作った。何度も1回転のジャンプを繰り返し、軽めの調整で終えると思われた開始10分過ぎ。それまでとは明らかに違うスピードで加速すると、高く強く宙へ舞った。突如披露した得意のトリプルアクセルを故障前と変わらぬ美しさで成功させると、大きくうなずいた。着氷で負担がかかる右足を気にするそぶりはない。すぐにクールダウンに入り、40分の練習枠を早々に切り上げた。

 15分の「羽生劇場」だった。午後6時15分に会場入りし、同7時5分にサブリンクに足を踏み入れた。テレビカメラ15台、スチールカメラ50台、報道陣100人が見守る中、昨年11月9日のグランプリ(GP)シリーズ・NHK杯前日練習以来95日ぶりの公式練習をスタート。氷の感触を確かめるように、優雅な滑りを見せた。開始7分にJAPANのジャージーを脱ぐと、まずは1回転トウループ。次は2回転。1回転のサルコー、フリップ、ルッツ、ループを計6本。ハーフアクセルからトリプルアクセルと、全種類10本のジャンプで締めた。

 曲かけの順番が回ってくる直前に、中央でお辞儀。「お疲れさまです。ありがとうございます。明日お願いします」と、笑みを浮かべて足早にミックスゾーンを駆けていった。国際オリンピック委員会(IOC)がロゴや商標に厳しく、前回のソチ五輪同様「くまのプーさん」のティッシュケースは封印。新相棒は白いショートケーキだった。

 13日はメインリンクでの練習後に会見を行う予定。一緒に練習した同学年の田中刑事(23)=倉敷芸術科学大大学院=の「大丈夫?」という問いかけに「大丈夫」と応じるなど、順調に回復している様子だ。11日に拠点のカナダ・トロントから韓国入りしたばかり。「どの選手よりも勝ちたいという気持ちが強くあるし、どの選手よりもピークまで持って行ける伸びしろがある。自分にうそをつかないのであれば、やはり連覇したい」と話した絶対王者は、16日の男子SPへ徐々にペースを上げていく。(高木 恵)

★★★

羽生、3回転半締め!95日ぶり公の場で滑った/フィギュア
sanspo 2018.2.13 05:03
http://www.sanspo.com/pyeongchang2018/news/20180213/pye18021305030038-n1.html

 平昌五輪第4日(12日、江陵アイスアリーナ)フィギュアスケート男子で66年ぶりの連覇を狙う羽生結弦(23)=ANA=が12日、会場の練習リンクで初滑りに臨んだ。右足首のけがから復活を目指す五輪王者は、負傷した昨年11月9日のNHK杯公式練習以来95日ぶりに氷上での姿を披露。1回転ジャンプを中心に感触を確認した。15分間の調整で全6種類10本を跳び、最後はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を成功させた。

 詰めかけた約100人の報道陣に見せつけるような1本だった。95日ぶりに氷上での姿を披露した羽生。練習の最後、トリプルアクセルを決めた。負傷した右足首を気にするそぶりはない。40分間の公式練習を15分で切り上げた。

 「お疲れさまです。ありがとうございます。明日(会見があるので)お願いします」

 額に汗を浮かべた羽生は短い言葉を残し、足早に取材エリアを通過した。

 午後7時に迫る頃。約15台のテレビカメラと50台のスチールカメラが一斉にリンクを向いた。海外メディアのTVリポートも始まる中、五輪王者は同7時5分から練習を開始。氷の感触を確かめるように、ゆったりとしたスケーティングから入った。

 7分後にジャージーを脱ぎ、徐々にペースアップ。間もなく、緩やかな助走から1回転トーループを跳んだ。2回転トーループをはさみ、サルコー、フリップ、ルッツ、ループと1回転ジャンプで状態を確認。半回転アクセルを降りて、10本目となったラストでトリプルアクセルを披露。着氷でほんの少し乱れたが、王者らしくこらえた。

 コーチのブライアン・オーサー氏(56)は今月6日に、負傷の原因となったルッツを除くループ、サルコー、トーループの4回転3種類は練習していることを明かしていた。しかしこの日は4回転ジャンプは跳ばなかった。

 会場行きのバスに乗り合わせ、羽生と同じ時間帯に練習した田中刑事(23)は同学年の親友と会話を交わしたという。「『大丈夫?』と聞いたら、『うん、大丈夫』と。思っていた以上に元気で安心した」と明かした。

 羽生は13日に本番リンクで公式練習を行い、記者会見に臨む。個人種目で16日のショートプログラム(SP)、17日のフリーに集中する。

 前日11日に現地入りした際は「やはり2連覇したい。どの選手よりも一番、勝ちたいという気持ちが強くある」と力強く語っていた。絶対王者が勝負のリンクに舞い戻るまで、あと3日だ。 (鈴木智紘)

★★★

羽生、愛用ティッシュケース変更 プーさんがショートケーキに
2018年2月13日 05:30
https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2018/02/13/kiji/20180213s00079000103000c.html

 羽生の愛用するティッシュケースが替わった。国際オリンピック委員会(IOC)がロゴや商標の扱いに厳しいため、14年のソチ五輪同様に、愛用する「くまのプーさん」のティッシュケースカバーを“封印”。リンクにはショートケーキのカバーを持参した。

 インターネットのSNS上ではファンが早速反応。「ティッシュカバーがショートケーキになってる!」「ショートケーキもかわいい」「カバーの中身がプーさんティッシュ箱だったりして」などの声が集まった。

★★★

羽生が笑った!公式練習でトリプルアクセル 右足首問題なし
2018年2月13日 05:30
https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2018/02/13/kiji/20180212s00079000557000c.html

 右足首の負傷から復活を期すフィギュアスケート男子の羽生結弦(23=ANA)が12日、江陵アイスアリーナのサブリンクで公式練習に初参加した。11日に拠点のカナダ・トロントから韓国入りし、さっそく現地で練習開始。男子66年ぶりの連覇が懸かる王者は16日のショートプログラム、17日のフリーに向け最後の仕上げに入った。

 報道陣の前で滑るのは、右足首を負傷した昨年11月9日のNHK杯公式練習以来、95日ぶりだった。TVカメラ15台、スチルカメラ50台、報道陣約100人が待ち構える中、JAPANの白いジャージーを着た羽生は練習リンクに入ると、まずはゆっくり滑り出した。

 「この地でしっかり調整して、試合に向けてやっていけたらいい」。そう話していた羽生はリンクを回ってウオーミングアップ。続いて右側に体重をかけて円を描くように滑り、右足首の感触を確かめた。

 7分後にジャージーを脱ぐと、ジャンプを開始した。まずは1回転トーループ。続いて2回転トーループ。その後は1回転でサルコー、フリップ、ルッツ、ループを跳んだ。着氷する右足に気を配りながら、慎重に1回転ジャンプを繰り返した。そして10本目。それまでとは異なるスピードの助走から、得意のトリプルアクセル(3回転半)を跳んだ。きれいに着氷すると、納得したように練習を切り上げた。

 40分間の公式練習はわずか15分で終了。「お疲れさまでした。ありがとうございました。また明日お願いします」と言って会場を去った。当初の診断では「3、4週間で元に戻る」と言われた右足首は腱と骨にも炎症が見つかり回復が遅れた。2カ月間は氷に乗らず、治療とリハビリに専念してきた。氷上練習を開始して約1カ月。回復のための時間を最大限確保するため、団体戦も回避し、調整に努めてきた。ブライアン・オーサー・コーチは6日に「ジャンプは戻った。ルッツ以外は問題ない」とルッツを除く3種類の4回転ジャンプは既に練習で跳んでいることを明かしていた。

 初日は慎重な練習に終始し、4回転ジャンプを跳ばなかった。一緒に練習した親友の田中刑事は「大丈夫?と聞いたら、大丈夫だと言っていた。思っていた以上に元気だったので安心した」と語った。まだ100%の力で練習するタイミングではない。最後のトリプルアクセルは、本気を出せば高難度のジャンプを跳べることをはっきり示していた。

★★★

羽生結弦15分練習でガッツポーズ、復活劇への序章
nikkan 2018年2月13日9時54分
https://www.nikkansports.com/olympic/pyeongchang2018/figureskate/news/201802130000257.html

 V2へ完全復活を印象づけた。右足首故障からの復帰戦となるフィギュアスケート男子の羽生結弦(23=ANA)が12日、本番会場の江陵アイスアリーナのサブリンクで初練習を行った。トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を成功させると4回転ジャンプを跳ばず、40分の割当時間の約15分で切り上げた。6種類、計10本を跳び、笑顔で復調をアピール。男子では66年ぶりの五輪2連覇へ、まずは16日のショートプログラム(SP)に臨む。

 いつもと違うのは、リンクサイドのプーさんのティッシュボックスがショートケーキのに変わっていたぐらいだった。羽生は、いつも通りブライアン・オーサーら信頼するコーチ陣、菊地トレーナーに見守られながら、リラックスした様子でリンクに足を踏み入れた。

 注目される4回転ジャンプは、1本も跳ばなかった。跳んだのは1回転や2回転ジャンプ。跳べないのではなく、踏み切りや感覚を確かめるように、1本1本が浮遊するような余裕のあるジャンプだった。9本軽く跳んだ後、最後に勢いをつけ、羽生の武器ともいえるトリプルアクセルで締めた。やや着氷で乱れたものの、右足でしっかりと体重を受け止めた。右足を気にするそぶりは全くない。もう大丈夫、と示すには十分の出来だった。

 わずか15分で練習を切り上げると、軽くガッツポーズ。コーチ陣と固く握手を交わし、順調な仕上がりを喜んでいるようだった。同じリンクで久しぶりに一緒に練習した、同学年で親友の田中刑事は羽生の様子を見て、「思った以上に元気だったので安心しました」とほっとしていた。滑る前に「大丈夫?」と声をかけると、「うん、大丈夫」と返ってきたという。

 羽生は練習後は取材には応じなかったが、「お疲れさまでした。ありがとうございます」と笑顔で何度も口にし、会場を後にした。今日13日午前には本番のリンクで初練習し、その後に海外メディアを含めた記者会見を行う。復活劇の序章が、いよいよ始まる。【高場泉穂】

★★★

カメラ15台100人、羽生練習をNHKが生中継
nikkan 2018年2月13日10時59分
https://www.nikkansports.com/olympic/pyeongchang2018/figureskate/news/201802130000298.html

 V2へ完全復活を印象づけた。右足首故障からの復帰戦となるフィギュアスケート男子の羽生結弦(23=ANA)が12日、本番会場の江陵アイスアリーナのサブリンクで初練習を行った。トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を成功させると4回転ジャンプを跳ばず、40分の割当時間の約15分で切り上げた。6種類、計10本を跳び、笑顔で復調をアピール。男子では66年ぶりの五輪2連覇へ、まずは16日のショートプログラム(SP)に臨む。

 いつもと違うのは、リンクサイドのプーさんのティッシュボックスがショートケーキのに変わっていたぐらいだった。羽生は、いつも通りブライアン・オーサーら信頼するコーチ陣、菊地トレーナーに見守られながら、リラックスした様子でリンクに足を踏み入れた。

 注目される4回転ジャンプは、1本も跳ばなかった。跳んだのは1回転や2回転ジャンプ。跳べないのではなく、踏み切りや感覚を確かめるように、1本1本が浮遊するような余裕のあるジャンプだった。9本軽く跳んだ後、最後に勢いをつけ、羽生の武器ともいえるトリプルアクセルで締めた。やや着氷で乱れたものの、右足でしっかりと体重を受け止めた。右足を気にするそぶりは全くない。もう大丈夫、と示すには十分の出来だった。

 わずか15分で練習を切り上げると、軽くガッツポーズ。コーチ陣と固く握手を交わし、順調な仕上がりを喜んでいるようだった。同じリンクで久しぶりに一緒に練習した、同学年で親友の田中刑事は羽生の様子を見て、「思った以上に元気だったので安心しました」とほっとしていた。滑る前に「大丈夫?」と声をかけると、「うん、大丈夫」と返ってきたという。

 羽生は練習後は取材には応じなかったが、「お疲れさまでした。ありがとうございます」と笑顔で何度も口にし、会場を後にした。今日13日午前には本番のリンクで初練習し、その後に海外メディアを含めた記者会見を行う。復活劇の序章が、いよいよ始まる。【高場泉穂】

 ◆羽生初練習ドキュメント
 18時55分 ブライアン・オーサー・コーチが日本のジャージーを着用し、リンクに姿を現す。
 19時ごろ 羽生が、日本代表ジャージー姿でリンクに姿を現す。リンクサイドでオーサー・コーチ、さらに田中刑事を指導する林コーチと談笑。
 19時5分 リンクを大きく使い、前、後ろ向き、足のクロスを交えながらゆっくりとスケーティング。
 19時7分 スケーティングが小刻みに変わり、再びゆっくりに。
 19時8分 リンクの中で、何度も大きな円を描くようにターン。
 19時10分 いったんリンクサイドに寄り、オーサー・コーチらと笑顔で話す。ティッシュで鼻をかむ。
 19時12分 滑りながら、ジャージーを脱ぐ。
 19時13分 最初の1回転トーループを軽く跳ぶ。
 19時19分 最後の3回転半を着氷。
 19時20分 リンク中央で、いったんくるくると回り、四方に深々とあいさつ。練習を終え、コーチらと握手を交わした。

★★★

【フィギュア】ついに登場!羽生 金への3回転半
2018年02月13日 16時30分
https://www.tokyo-sports.co.jp/sports/pyeongchang2018/916549/

【韓国・江陵12日発】日本フィギュア界の“最後のとりで”は、希望の光となるのか。この日まで行われたフィギュアスケート団体で日本は5位に終わり、メダル獲得はならず。この日は上位5か国による男子、女子、アイスダンスのフリーが行われたが、いずれも5位で世界との差を見せつけられた。個人戦での厳しい戦いを予感させる中、ソチ五輪からの連覇を狙う羽生結弦(23=ANA)が公式練習に登場。逆襲ムードを漂わせた。

 ついに羽生がベールを脱いだ。11月のグランプリ(GP)シリーズNHK杯直前の練習で右足首を負傷。その後の大会をすべて欠場し、カナダ・トロントでリハビリと練習を重ねてきた。厳重警備の中、前日11日に韓国入りした際には「2連覇したいと思っている」と発言。男子66年ぶりの連覇に向けて強い決意を見せていた。

 羽生は午後7時5分から男子の公式練習(会場地下にあるサブリンク)に参加。選手は田中刑事(23=倉敷芸術科学大大学院)と外国人選手1人の計3人。詰め掛けたメディアは海外を含め、テレビカメラ30台、記者約200人で、練習用リンクとしては異例の数だった。午後7時からのNHK「ニュース7」もトップニュースで速報。羽生の動きを追い続ける異例の態勢をとった。

 リンクに入った羽生は最初の5分間、笑顔を見せながらバックやターンを絡め、リンクを周回。ブライアン・オーサー・コーチ(56)と軽く会話した後に上着を脱いで本格的に動きだした。

 初ジャンプは1回転トーループ。その後、2回転トーループを跳び、1回転のループ、ルッツ、トーループを数回跳んだ。そして、練習開始から14分後、勢いをつけてトリプルアクセル。着氷のバランスはわずかに崩れたが成功した。

 その1分後、時間を大幅に残して練習終了。リンクを出るとそのままミックスゾーンへ向かい、歩きながら報道陣に「お疲れさまです。明日お願いします」とだけ話し、会場を後にした。

 この日の動きを見る限りではどこまで復調しているかは不透明だが、負傷直後はまったくリンクにも立てないという情報があったことを考えれば、トリプルアクセルの動きは不安を打ち消すには十分なもの。復権に向けて、五輪王者の準備は整いつつある。