2015.08.06 - TCSCC Media Day

2015 Media Day 图集

资讯台新闻中译 [文] - part 1, part 2, 一问一答
Yuzurink 中译 [文] - part 1, part 2, part 3, part 4

羽生 今季SPはショパン「バラード第1番」再演
Nikkan 2015年8月7日9時47分
http://www.nikkansports.com/sports/news/1519257.html

フィギュアスケートのソチ五輪金メダリストの羽生結弦(20=ANA)が6日(日本時間7日)、練習拠点とするカナダ・トロントで練習を公開。今季のショートプログラム(SP)として、昨季のショパン作曲「バラード第1番」を再演する意向を示した。

昨季はシーズン初戦となった中国杯での激突事故の影響で、構成を変更せざるを得なかった。あらためて挑む今季は、後半に4回転トーループを跳ぶ構成に再挑戦する。試合のプログラムでは自身初めてとなるピアノ曲で、「昨季の世界選手権の前から決めていた。成長できるプログラム」と理由を説明した。

また今季初戦として、10月中旬にカナダで開催される「オータム・クラシック国際」への出場の意向を示した。例年は秋のフィンランディア杯(フィンランディア杯)を初戦とすることが多かったが、今季はカナダでじっくりと滑り込む。

★★★

羽生18年平昌五輪を区切りに「プロをやろう」
Nikkan 2015年8月7日10時19分
http://www.nikkansports.com/sports/news/1519251.html 

ソチ五輪金メダリストの羽生結弦(20=ANA)が、18年平昌五輪を区切りにプロスケーターに転向する意向をあらためて示した。

6日(日本時間7日)、練習拠点とするトロントで練習を公開。将来像を語るなかで、「小さいころから決めていた。自分のなかでソチで(金を)取って、平昌で取って終わり。そこからプロをやろうと決めていた」「優勝、優勝で終わりで」と決意をみせた。

昨年出版されたブライアン・オーサー・コーチの著書「チーム・ブライアン」での師弟対談でも、同様の気持ちを述べるなど、これまでも自身の選手生活について言及していた。23歳で迎える五輪を2連覇で締めくくるためにも、さらなる成長を求める。

★★★

羽生、「平昌五輪で区切り」 その後はプロスケーター転向へ
Sankei 2015.8.7 10:45更新
http://www.sankei.com/sports/news/150807/spo1508070022-n1.html

【トロント=田中充】フィギュアスケート男子でソチ五輪金メダルの羽生結弦(ANA)が6日、トロントにある練習拠点のリンクで練習を報道陣に公開し、23歳で迎える3年後の平昌五輪を区切りにプロへ転向する意向を明らかにした。

羽生は練習後の取材で、「平昌で(金メダルを)取って、そこからプロになろうと決めていた。自分がまだベストな状態のときに、プロスケーターでありたい」と語り、連覇を狙う次の五輪を集大成と位置づけた。

この日は、今季のショートプログラム(SP)曲で、昨季と同じショパンのピアノ曲「バラード第1番」を使うことも発表した。けがの影響で昨季は断念した演技後半に4回転ジャンプを組み込む難度の高い構成で、公開した練習では、まだ調整不足ながらも曲をかけた場面で、後半の4回転を着氷させた。

羽生は例年、秋のフィンランディア杯をシーズン初戦に見据えているが、今季はトロントで重点的にトレーニングを積むため、初戦は移動が少ないカナダで10月中旬に行われる国際大会とする見込み。

★★★

羽生「優勝で終わりたい」五輪連覇で集大成を 平昌後は「プロ」か
Sponichi 2015年8月7日 10:54
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2015/08/07/kiji/K20150807010890620.html

2014年ソチ冬季五輪のフィギュアスケート男子金メダリストで20歳の羽生結弦(ANA)が6日、トロントで練習を公開し「ソチ、平昌で(金メダルを)取ってからプロをやろうと思っていた。優勝で終わりたい」と述べ、集大成として3年後の五輪で2連覇に挑む意欲を示した。

今季のショートプログラム(SP)は昨季と同じくショパンのピアノ曲「バラード第1番」で演技することが決定。得点加算がある演技後半に4回転を跳ぶ構成で「もっと洗練させたい。ジャンプだけでなく表現も成長できるプログラム」と意気込む。

昨季は衝突事故や腹部手術など苦しいシーズンを過ごした。6日の練習では高難度のジャンプを成功させて復調ぶりをアピールし「体調で困っていることはない。調子を上げていきたい」と話した。今季グランプリ(GP)シリーズを前に、10月にカナダで行われる国際大会に出場したい考えも明らかにした。(共同)

★★★

羽生結弦 「五輪連覇で有終の美 飾りたい」
NHK 8月7日 11時03分
https://web.archive.org/web/20150809233110/http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150807/k10010181521000.html

フィギュアスケートの羽生結弦選手が6日、カナダで練習を公開し、「オリンピックを連覇して有終の美を飾りたい」と述べ、3年後のピョンチャン(平昌)オリンピックを集大成とする考えを示しました。

これは、羽生選手が6日、練習拠点にしているカナダのトロントで報道陣に練習を公開したあと明らかにしたものです。

このなかで、羽生選手は今後の選手生活について聞かれ、「オリンピックを連覇して有終の美を飾りたい。自分がベストな状態のときにプロに転向し、プロとしての仕事を全うしたいと小学生のときから決めていた」と述べて、23歳で迎える3年後のピョンチャンオリンピックを集大成とする考えを示しました。

羽生選手は、去年出版されたブライアン・オーサーコーチとの対談などでも、ピョンチャンオリンピックで現役生活に区切りをつける考えを示しています。

また、羽生選手は、この日の練習で今シーズンのショートプログラムの演技を初めて披露しました。

曲は昨シーズンと同じショパンの「バラード第1番」ですが、これまで前半に跳んでいた4回転ジャンプを得点が加算される後半に入れるなど、難度を高めた構成としました。

そのうえで4回転ジャンプや3回転の連続ジャンプに重点的に取り組み、コーチと踏み切りのタイミングなどを繰り返し確認していました。

羽生選手は今シーズン、10月からの大会出場を目指して調整を進めていくことにしています。

★★★

フィギュア:羽生結弦「平昌が五輪ラスト」
Mainichi 2015年08月07日 11時10分
http://mainichi.jp/sports/news/20150807k0000e050191000c.html

【トロント田中義郎】フィギュアスケート男子のソチ冬季五輪金メダリスト、羽生結弦(20)=ANA=が2018年に韓国で開かれる平昌五輪を区切りにプロ転向する意向を示した。6日、当地で「平昌五輪で金メダルを取って終わりたい。プロスケーターになると決めていた」と語った。プロ転向すると五輪への出場資格を失う。 

平昌五輪を23歳で迎える羽生は、プロ転向への理由について「自分がベストな状態のときにプロスケーターでありたい。プロにはプロの仕事がある。それをまっとうできるような状態でプロとしてやりたい」と説明した。 

羽生は仙台市出身。ジュニア時代は09年のグランプリ(GP)ファイナル、10年の世界選手権で優勝。13年からGPファイナルを2年連続で制し、14年ソチ五輪男子シングルで金メダルを獲得。その年の世界選手権も制した。

★★★

羽生結弦、18年平昌五輪で区切り プロ転向の意向示す
Asahi 2015年8月7日11時19分
https://web.archive.org/web/20150807061536/http://www.asahi.com/articles/ASH8734TFH87UTQP00J.html

フィギュアスケート男子で2014年ソチ五輪金メダリストの羽生結弦(20)=ANA=が6日(日本時間7日)、18年平昌五輪を区切りとして競技の第一線から退き、プロへ転向する意向を表明した。

拠点としているカナダで練習を公開した後、「自分の中で、ソチで(金メダルを)取って、その次の五輪で取って終わって、そこからプロをやろうと、小さいころから決めていた」と語った。

23歳で迎える平昌五輪を集大成にすることについて、「自分がまだベストな状態の時に、プロスケーターとしてありたい。プロだったらプロとしての仕事があると思うので、それを全うできる体力の状態でやりたいなという気持ちがある」と話した。 (前田大輔)

★★★

羽生、平昌五輪後にプロ転向へ=「自分がベストな状態でプロに」-男子フィギュア
Jiji 2015/08/07-11:26
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2015080700332

【トロント時事】フィギュアスケート男子のソチ五輪金メダリスト、羽生結弦(ANA)は6日、3年後の2018年平昌五輪を区切りに競技の第一線から退き、プロ転向する意向を表明した。

羽生はこの日、練習拠点としているカナダのトロントで練習を公開。その後に「小さい頃から平昌でやめると決めていた。そこから、プロでやろうと思っていたので」と語った。23歳の若さで競技生活を終えることについては、「自分がベストな状態の時にプロスケーターでありたい。落ちてきて、できなくなって引退してプロになるのではなく、プロの仕事を全うできるような体力の状態でやりたい」と自らの美学を交えて説明した。

★★★

羽生、新シーズンに意欲=男子フィギュア
Jiji 2015/08/07-11:59
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo&k=2015080700392

平昌五輪後のプロ転向を表明した羽生は、新シーズンへ強い意欲を示した。
ショパンの「バラード1番」を選んだショートプログラムは継続する。今季はさらに表現力を高め、後半の4回転トーループやコンビネーションで「バラード1番を自分のものにして、完全に消化し切れるようにしたい」と抱負を語った。ブライアン・オーサー・コーチは「105~106点が取れるプログラム」と見ており、故障に泣いた昨季の巻き返しを期待する。

映画「陰陽師」のテーマ曲を取り入れたフリーのプログラムは、4回転を3度跳ぶ高難度の作品。繊細なピアノ曲と雅楽を取り入れた和風の曲想で、さらに幅のある演技に挑む。「一日一日小さい課題かもしれないが、それを一つ一つこなして、まずはシーズンに向けて頑張りたい」と話した。本人は10月13日からカナダで行われるオータム・クラシック国際競技会を、今季のスタートにしたい意向だ。(トロント時事)

★★★

フィギュア羽生、平昌五輪後にプロ転向へ
nikken 2015/8/7 17:24
http://www.nikkei.com/article/DGXLSSXK50474_X00C15A8000000/

 【トロント=共同】フィギュアスケート男子でソチ冬季五輪金メダルの羽生結弦(20)=ANA=が6日、2連覇が懸かる2018年平昌五輪を区切りにプロへ転向する考えを示した。「ソチ、平昌で(金メダルを)取ってからプロスケーターをやろうと思っていた。ベストな状態でなりたい」と語った。 

拠点のトロントで練習を公開後、報道陣の取材に応じた。小学生の頃から考えていたといい「プロの仕事を全うできる体力の状態で、プロとしてやりたい。優勝で終わりたい」と平昌五輪「金」での集大成へ強い意欲を口にした。 

昨季は衝突事故や腹部手術で苦しみ、世界選手権は2位で2連覇を逃した。今季はトロントで十分な練習を積むため、例年出場することが多かったフィンランディア杯(フィンランド)ではなく、10月にカナダで行われる国際大会、オータム・クラシックを初戦としてグランプリ(GP)シリーズに備えたい意向を持つ。

「五輪シーズンまでに積み上げることはあるかもしれないが、結局はそのシーズンの課題をどうクリアするか。今季は平昌と関係なくやりたい」と話した。

★★★

羽生結弦選手が練習公開、新プログラムを披露
TBS 2015.08.07 17:37
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2557790.html

フィギュアスケートの羽生結弦選手がカナダで練習を公開。「進化」「挑戦」の新プログラムを披露しました。

カナダでの練習も4年目の羽生結弦選手。まだ滑り込めていないとは言うものの、4回転ジャンプを成功させるなど、順調な調整ぶりをアピールしました。

「日々努力をして、課題だとか成長した部分を感じて練習をしている」(羽生結弦選手)

気になる今シーズンのプログラムですが、ショートは昨シーズンと同じショパンの「バラード第1番」。後半に4回転を入れた、より進化した形に。フリーは映画「陰陽師」の劇中曲を使った「SEIMEI」。初の和テイストで神秘的な安倍晴明を演じます。

「(ショートもフリーも)両方とも更に良いものにしようと考えているので、いろんな面において自分が成長できるようにということを今、心がけています」(羽生結弦選手)

昨シーズンはたび重なるアクシデントで満足のいくシーズンを送れなかっただけに、今シーズンにかける意気込みも違います。

「怖いものはなくなったかなと思います。どんな状況においても、どんな環境においても、あれを乗り越えたからどうにでもなるんじゃない?という自分の気持ちは少しあります」(羽生結弦選手)(07日17:37)

★★★

「プロにはプロとしての仕事がある」羽生、小学生の頃からの夢を語る
Sankei 2015.8.7 18:09更新
http://www.sankei.com/sports/news/150807/spo1508070046-n1.html

五輪連覇で「有終の美」を飾ることを誓い、まずは今季に世界王者返り咲きを狙う20歳・羽生は、昨季と同じショパンの「バラード第1番」で滑るショートプログラム(SP)の完成度アップを目標に掲げた。

--平昌五輪まで約2年半。将来像をどう考えているか
「(五輪2大会を)優勝、優勝で終わって、プロへ行く。小学生の頃から決めていました。自分がまだベストな状態のときにプロスケーターとしてありたいな、と。プロにはプロとしての仕事があると思うので、それをまっとうできる体力の状態でやりたいという気持ちがあります」

--今季はソチ五輪銀メダルのパトリック・チャン(カナダ)が復帰。連覇を狙う上でも大事なシーズンになる
「特に気負いはないです。グランプリ(GP)シリーズの初戦(スケートカナダ)から当たるので、ワクワクもしているが、自分のプログラムをいかに完成させるかに重点を置いています」

--SPは昨季と同じピアノ曲
「表現面で、かなり成長できるプログラムだと思っていて、もっと洗練させていきたいという気持ちがある。ピアノは一つ一つの音が繊細。音符の上を振り付けをしながら滑っていくイメージで表現したいです」

--構成は後半に4回転ジャンプを入れて難度が高くなった。オーサー・コーチが(羽生自身が持つ世界歴代最高得点を大幅に更新する)105、6点を狙える構成だと話している
「内容的には絶対に超えられると思っているが、自分のベストを尽くしたいというのが一番です。毎試合、進化できていると思えるようにできればいいかなと思う」

--トロントに拠点を移して4季目。環境は
「気持ちの中では、スケートのためだけに異国に来ている感覚。休みの日もあんまり散策とか外食には出かけず、スケートのために休養やリフレッシュ、研究に時間を費やすなど、スケートに打ち込める環境です」

★★★

【五輪連覇へ向け一問一答】羽生「小さい頃から決めていた」
Sanspo 2015.8.7 18:21
http://www.sanspo.com/sports/news/20150807/fgr15080718210003-n1.html

2014年ソチ冬季五輪のフィギュアスケート男子金メダリストで20歳の羽生結弦(ANA)が6日、トロントで練習を公開し「ソチ、平昌で(金メダルを)取ってからプロをやろうと思っていた。優勝で終わりたい」と述べ、集大成として3年後の五輪で2連覇に挑む意欲を示した。羽生はリラックスした表情で、歯切れよく語った。

――平昌五輪での2連覇に強い意欲を感じる。
「ソチ、平昌で(金メダルを)取って終わり。小さい頃から決めていた。そこからプロをやろうと思っていた」

――有終の美ということなのか。
「(五輪を)優勝で終えてプロに行くと」

――かつてはプロ後にコーチをしたいとも。
「できるなら講師がいい。スケート以外でいろんなことができる。昨年アクシデントがあったからこそ、脳振とうの危険性について説得力を持って伝えられる」

――新しいシーズンへ向けての心境は。
「日々成長した部分を感じて練習している。丁寧にこなしていきたい」

――SPを昨季と同じ曲にした理由は。
「ジャンプだけでなく、表現面でも成長できるプログラムだと思った」

――パトリック・チャン(カナダ)が復帰する。
「気負いはない。わくわくしているが、自分のプログラムを完成させることに重点を置いている」(共同)

★★★

羽生結弦「今季、納得できる滑りを」 プロ転向表明
Asahi 2015年8月7日20時43分
http://www.asahi.com/articles/ASH8752LGH87UTQP01Z.html

五輪を連覇して、第一線から一区切り――。フィギュアスケートの羽生結弦(ゆづる)(20)=ANA=が6日、拠点のカナダ・トロントで練習を公開した後、2018年平昌五輪後にプロに転向する意向を表明した。新たなシーズンに向けては、「自分の納得できる滑りを目指して日々努力することが大切」と語った。

今季のショートプログラム(SP)は、昨季と同じくショパンの「バラード第1番」を使う。フリーは映画「陰陽師(おんみょうじ)」の曲で、和楽器の音色が特徴。4回転ジャンプを2回から3回に増やす予定があり、「フリーに慣れるために、体力作りをしていかなきゃいけない」と話した。

今季の初戦は、10月中旬にカナダで開かれるオータムクラシック国際となる。同月末のグランプリシリーズ初戦のスケートカナダでは、ソチ五輪銀メダルのパトリック・チャン(カナダ)と対戦する予定だ。(前田大輔)

★★★

羽生、集大成の連覇に意欲
daily 2015.08.07
http://www.daily.co.jp/newsflash/general/2015/08/07/0008282348.shtml

【トロント共同】2014年ソチ冬季五輪のフィギュアスケート男子金メダリストで20歳の羽生結弦(ANA)が6日、トロントで練習を公開し「ソチ、平昌で(金メダルを)取ってからプロをやろうと思っていた。優勝で終わりたい」と述べ、集大成として3年後の五輪で2連覇に挑む意欲を示した。

今季のショートプログラム(SP)は昨季と同じくショパンのピアノ曲「バラード第1番」で演技することが決定。得点加算がある演技後半に4回転を跳ぶ構成で「もっと洗練させたい。ジャンプだけでなく表現も成長できるプログラム」と意気込む。

★★★

羽生「五輪連覇で有終の美を」
NHK 2015.08.07
http://www.nhk.or.jp/tohoku-news/20150807/3886161.html

仙台市出身でフィギュアスケートの羽生結弦選手が、6日、カナダで練習を公開し「オリンピックを連覇して有終の美を飾りたい」と述べ3年後のピョンチャンオリンピックを集大成とする考えを示しました。

羽生選手が、6日、練習拠点にしているカナダのトロントで報道陣に練習を公開しました。

その後、今後の選手生活について聞かれた羽生選手は「オリンピックを連覇して有終の美を飾りたい。自分がベストな状態のときにプロに転向しプロとしての仕事を全うしたいと小学生のときから決めていた」と話し、23歳で迎える3年後のピョンチャンオリンピックを集大成とする考えを示しました。

羽生選手は、去年出版されたブライアン・オーサーコーチとの対談などでもピョンチャンオリンピックで現役生活に区切りをつける考えを示しています。

また、羽生選手は、この日の練習で今シーズンのショートプログラムの演技を初めて披露しました。

曲は昨シーズンと同じショパンの「バラード第1番」で、これまで演技の前半に跳んでいた4回転ジャンプを得点が加算される後半に入れるなど難度を高めた構成としました。

この日は4回転ジャンプや3回転の連続ジャンプに重点的に取り組み、コーチと踏みきりのタイミングなどを繰り返し確認していました。

羽生選手は、今シーズン10月からの大会出場を目指して調整を進めていくことにしています。

★★★

フィギュアスケート:羽生が練習公開 SP、今季もショパン
Mainichi 2015.08.07
http://mainichi.jp/shimen/news/20150807dde035050058000c.html

【トロント田中義郎】フィギュアスケート男子のソチ冬季五輪金メダリスト、羽生結弦(ANA)が6日、当地で取材に応じ、2015〜16年のショートプログラム(SP)曲を、昨季と同じショパン作曲の「バラード第1番」にする考えを示した。

構成は、昨季、前半に跳んでいた4回転ジャンプを、得点アップが期待できる後半に跳ぶように変更。「成長できるプログラムだと思って決めた」と話し、この日の練習では4回転ジャンプを成功させてオーサー・コーチらから拍手を浴びた。

今後は、世界選手権が来年3月からボストンで開催されるのに加え、練習拠点であるトロントで、より多く調整できるよう北米を中心に試合出場する。今季初戦は10月中旬にカナダで開催される「オータム・クラシック国際」になる予定。

★★★

羽生 23歳でプロ転向明言…18年平昌金メダルを花道に
Sponichi 2015年8月8日 05:30
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2015/08/08/kiji/K20150808010893260.html

五輪連覇が競技者としての花道になる。フィギュアスケート男子の14年ソチ五輪金メダリスト・羽生結弦(ゆづる、20=ANA)が6日、トロントで練習を公開。18年平昌五輪後、プロスケーターに転向する意向を示した。今季のショートプログラム(SP)は昨季と同じショパンの「バラード第1番」で、初戦は10月13日開幕のオータム・クラシック(カナダ・バリー)の見込みだ。

競技者としてのゴールが、プリンスには見えていた。「ソチ、平昌で(金メダルを)獲ってからプロスケーターをやろうと思っていた。優勝で終わりたい」。3年後、羽生は23歳で勝負のリンクに別れを告げる。小学生の頃から抱いていた考えだ。「プロの仕事を全うできる体力の状態で、プロとしてやりたい」。アイスショーに主戦場を移しても、圧倒的なパフォーマンスを見せるための決断だった。

「平昌と関係なくやりたい」という今季のプログラムも固まった。SPは昨季と同じ、ショパンのピアノ曲「バラード第1番」で舞う。ジャンプの基礎点が1・1倍になる演技後半に4回転に挑戦する。昨季も同じ構成だったが、中国杯で1度挑んで失敗して以降は、衝突事故の影響などがあり、封印せざるを得なかった。「もっと洗練させたい」と気合を入れる。

フリーは既にアイスショーで発表した「SEIMEI」。映画「陰陽師」の音楽を使い、安倍晴明を演じる。競技用としては自身初の和風プログラム。「ここまで和のプログラムを出せるのって、今の日本男子では僕しかいない。僕だからできる繊細さや和の力強さがある」。こちらも演技後半に4回転を組み込んだ高難度のプログラムだ。

昨季は中国杯での衝突事故や腹部手術で苦しんだ。今季は拠点のトロントで十分な練習を積むため、カナダ開催のオータム・クラシックを初戦とし、GPシリーズに備える予定。「五輪シーズンまでに積み上げることはあるかもしれないが、結局はそのシーズンの課題をどうクリアするか」。ゴールは決まっても、まずは目の前の1試合に集中。不変のスタイルの先に、男子史上4人目の五輪連覇が待っている。

★★★

【フィギュア】羽生、平昌「金」でプロ転向宣言「優勝で終わりたい」
Hochi 2015年8月8日6時0分
http://www.hochi.co.jp/sports/winter/20150807-OHT1T50252.html

フィギュアスケートで14年ソチ五輪男子金メダルの羽生結弦(20)=ANA=が6日、18年平昌五輪後にプロスケーターに転向する意向を示した。拠点のカナダ・トロントで練習を公開し、「ソチ、平昌で(金メダルを)取って終わり。小さい頃から決めていた。プロの仕事を全うできる体力の状態でやりたい。優勝で終わりたい」と集大成への決意を明かした。

昨年12月に出版されたブライアン・オーサー・コーチ(53)の著書にある対談では、羽生はプロ転向後はコーチも兼ねるプランを明かしていた。この日は「できるなら講師がいい。スケート以外でいろんなことができる。昨年(衝突の)アクシデントがあったからこそ、脳しんとうの危険性について説得力をもって伝えられる」と技術の指導にとどまらず、豊富な経験を後輩に伝える役割を思い描いていた。

今季のショートプログラム(SP)は昨季と同じショパンのピアノ曲「バラード第1番」で演技することが決定。得点加算がある演技後半に4回転ジャンプを跳ぶ構成で「もっと洗練させたい。ジャンプだけでなく表現も成長できるプログラム」と意気込んだ。

グランプリ(GP)シリーズに備えてトロントで十分な練習を積むため、今季は2年連続シーズン初戦にしていたフィンランディア杯(フィンランド)でなく、10月にカナダで行われるオータム・クラシックからスタートする。「五輪シーズンまでに積み上げることはあるかもしれないが、結局はそのシーズンの課題をどうクリアするか。今季は平昌と関係なくやりたい」と逆襲のシーズンへ完璧な準備を進める。

★★★

羽生結弦「平昌で終わり」の後は金の伝道師になる
Nikkan 2015年8月8日9時19分 
http://www.nikkansports.com/sports/news/1519753.html

【トロント(カナダ)6日(日本時間7日)=阿部健吾】フィギュアスケート男子で14年ソチ五輪金メダリストの羽生結弦(20=ANA)が、未来像を余すところなく語った。練習拠点とするカナダでインタビューに応じ、フィギュアだけでないスポーツ界の「講師」として、後進を育てる役割を熱望。18年平昌(ピョンチャン)五輪で2連覇を達成して一区切りとする構想も口にし、将来は夏冬を問わない「金の伝道師」になる夢を明かした。

壮絶な経験が新たな道筋を示した。昨年11月、中国杯での衝突事故。頭から血を流し、全身を強く打ちながらも戦い抜いた。そして、その後遺症に悩まされながらも、最後は3月の世界選手権で世界の頂点にあと1歩まで迫った昨季。窮地に立ち、乗り越えたからこそ、使命感が生まれた。

「あのアクシデントがあったからこそ、脳振とうの危険性をより説得力をもって伝えられる。手術後のメンタルケアなども体感しているのでサポートできる。そうなると、スケートだけの話でなく、スポーツ全体になる。そういうところにちょっとずつアプローチしていければいいかな」

日頃から人体関連の書籍を読み、早大の通信制では心理学に関心を抱き、包括的に肉体を学ぶ。さらに、日本を離れてのカナダ生活は4年目に入る。従来の枠にとらわれない将来像は頭にあったが、それが昨季で明確になった。

「コーチをしたいなという気持ちはなくなってきたのかな。枠組みにあまりとらわれたくない。できるなら、講師がいいな。別にスケート以外でいろんなことをしたい。メンタルの話だとか、練習環境なども勉強しているし、できると思います」

対象範囲は夏、冬の競技を問わない。「金」の経験を伝えることが役割。

「日本で活動したい。なるべく若い選手をサポートしたいです。将来的にはどこか専属になれれば収入も安定するかもしれないけど、そうじゃなくていろんなところに行きたい」

19歳での金メダルに至る過程だけでなく、故障や悲運も経験した。若い世代にはこれ以上ない「ゴールド講師」になる。

もちろん、いまは現役の選手。3年後には2度目の五輪が待つ。再び頂点に立つことが、最大の目標には変わりはない。それは、同時にもう1つの夢のためでもある。

「小さいときから平昌でと決めていた。ソチで取って、平昌で取って終わり。そこからプロをやろうと決めていた。まだベストな状態のときにプロスケーターとしてありたいな、と。落ちてきて、落ちてきて、できなくなって引退してプロになるのではなく、やっぱりプロだったらプロとしての仕事がある」

魅せるには、体力、技術の維持は絶対だ。もちろん平昌で2連覇を達成した場合の青写真だが、それが最高の競技人生のフィナーレだといまは思う。そのためにも、競技に集中する。それも、一切の妥協なく。

「スケートのためだけに異国に来ている感覚がある。より、スケートに打ち込まなくてはならない。教室ではないですけど、いたら勉強しないといけない。だから、あんまり(散策とかは)ないです。外食は1年に2、3回。休みの日は、スケートのためにとにかく休む。トレーニングすることもあるし、リフレッシュすることもあれば、調子が悪くて休んだんだったら研究することもある」

観光名所が多くあるトロントにいても、フィギュア漬けに日々に没頭する。ストイックに励む。

あの中国での経験は、もう1つの気持ちも生んだ。

「あまり怖いものはなくなったかなと思います。恐怖としてではなく、恐れるものという感じですかね。難しいな。どんな状況、環境においても、あれを乗り越えたからどうにでもなるのではという気持ちがあります。よりうまくなれる、より自信をもって滑れると思うし、より効率よく練習できると思ってます」

若き王者、その自負と責任と確信と。激動の昨季から続く道の先には、多彩な未来が待っている。

◆昨季VTR 11月8日、中国杯フリー直前の練習で閻涵(中国)と大激突。体を強く打ち、頭部から出血した。治療後に演技も5度のジャンプに転倒して2位。翌日、車椅子で帰国した。12月にGPファイナルで2連覇、全日本選手権で3連覇したが、同30日に「尿膜管遺残症」の手術を受ける。15年3月、中国杯と同じ会場で行われた世界選手権で銀メダル。4月の国別対抗戦では、SPで96・27点とシーズン自己ベストを更新して首位に立ち、フリーも冒頭の4回転サルコーを完璧に決めるなどミスを最小限にとどめ1位となった。日本は銅メダルだった。

★★★

羽生、平昌五輪後にプロ転向へ「優勝で終わりたい」/フィギュア
Sanspo 2015.08.08
http://www.sanspo.com/sports/news/20150808/fgr15080805030001-n1.html

【トロント(カナダ)6日(日本時間7日)】フィギュアスケート男子の羽生結弦(20)=ANA=が、2018年平昌冬季五輪後にプロスケーターへ転向すると表明した。練習拠点の当地で練習を公開したソチ五輪金メダリストは、集大成としての五輪2連覇へ強い意欲を示した。

日本フィギュアのエース羽生が、五輪2連覇が懸かる平昌大会を区切りにプロへ転向する考えを明らかにした。

「ソチ、平昌で(金メダルを)取って終わり。小さい頃から決めていた。そこからプロスケーターをやろうと思っていた。ベストな状態でなりたい」

練習を公開後、取材に応じた。小学生の頃から考えていたといい「プロの仕事を全うできる体力の状態で、プロとしてやりたい。優勝で終わりたい」と平昌五輪「金」での集大成へ強い意欲を口にした。

昨季は衝突事故や腹部手術で苦しみ、世界選手権は2位で2連覇を逃した。この日の練習では高難度のジャンプを成功させて復調ぶりをアピールし「体調で困っていることはない。調子を上げていきたい」と明言。今季は10月にカナダで行われる国際大会、オータム・クラシックを初戦としてグランプリ(GP)シリーズに備える予定だ。

ショートプログラム(SP)は昨季と同じくショパンのピアノ曲「バラード第1番」で演技することが決定。フリーでは映画「陰陽師(おんみょうじ)」の曲を使い、自身初めてとなる和風のプログラムを演じる。

「日々成長した部分を感じて練習している。丁寧にこなしていきたい」

世界一奪回が懸かる新シーズンへ、羽生が気を引き締めた。

★★★

羽生18年平昌五輪後にプロ転向へ
Daily 2015.08.08
http://www.daily.co.jp/general/2015/08/08/0008284645.shtml

フィギュアスケート男子でソチ冬季五輪金メダルの羽生結弦(20)=ANA=が6日、2連覇が懸かる2018年平昌(ピョンチャン)五輪を区切りにプロへ転向する考えを示した。「ソチ、平昌で(金メダルを)取ってからプロスケーターをやろうと思っていた。ベストな状態でなりたい」と語った。

拠点のトロントで練習を公開後、報道陣の取材に応じた。小学生の頃から考えていたといい「プロの仕事を全うできる体力の状態で、プロとしてやりたい。優勝で終わりたい」と平昌五輪「金」での集大成へ強い意欲を口にした。

★★★

フィギュアスケート:羽生、平昌区切りにプロへ 「小さい頃から思ってた」
Mainichi 2015.08.08
http://mainichi.jp/shimen/news/20150808ddm035050147000c.html

【トロント田中義郎】フィギュアスケート男子のソチ冬季五輪金メダリスト、羽生結弦(ANA)が6日、当地で取材に応じ、「小さい頃から、ソチで(金メダルを)取って、平昌で(金メダルを)取って終わり。そこからプロスケーターをやろうと思ってた」と2018年平昌五輪を区切りにプロに転向する意向を表明した。現状ではプロは五輪への参加資格がないが、羽生は「自分がベストな状態のときにプロスケーターでありたい」などと理由を説明した。

羽生は昨季のグランプリシリーズ中国大会の練習中に他国の選手と激突し、昨年末には尿膜管遺残症で手術も受けている。そのため「メンタル、練習環境の勉強もしているし、話もできると思う。アクシデントがあったからこそ、より説得力をもって伝えられる。スケートだけじゃなく、いろいろなスポーツにちょっとずつアプローチしていければいい」と幅広い活動のプランを口にした。

今シーズンのショートプログラム(SP)の曲を昨季と同じショパンのピアノ曲「バラード第1番」に決めたことも発表。4回転ジャンプを後半に入れて難易度を上げる見込みだ。羽生は「試合ごとに進化できてるなって思えるようにしたい」と意気込んだ。今季初戦はカナダで10月中旬に開催される国際大会のオータム・クラシックとしたい意向も示した。

★★★

羽生「平昌後はプロに」 フィギュア男子
Chunichi 2015.08.08
http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2015080802000065.html

【トロント=共同】フィギュアスケート男子でソチ冬季五輪金メダルの羽生結弦(はにゅうゆづる)(20)=ANA=が六日、二連覇が懸かる二〇一八年平昌(ピョンチャン)五輪を区切りにプロへ転向する考えを示した。「ソチ、平昌で(金メダルを)取ってからプロスケーターをやろうと思っていた。ベストな状態でなりたい」と語った。

拠点の当地で練習を公開後、報道陣の取材に応じた。小学生の頃から考えていたといい「プロの仕事を全うできる体力の状態で、プロとしてやりたい。優勝で終わりたい」と平昌五輪「金」での集大成へ強い意欲を口にした。

昨季は衝突事故や腹部手術で苦しみ、世界選手権は2位で二連覇を逃した。今季はトロントで十分な練習を積むため、例年出場することが多かったフィンランディア杯(フィンランド)ではなく、十月にカナダで行われる国際大会、オータム・クラシックを初戦としてグランプリ(GP)シリーズに備えたい意向を持つ。

★★★

 

羽生結弦、明かした胸中 集大成へ高難度プログラム挑戦
Asahi 2015年8月12日19時01分 (文と写真・前田大輔)
http://www.asahi.com/articles/ASH8B4RKBH8BUTQP018.html

3年後の平昌五輪で2連覇を果たし、フィギュアスケート人生の集大成にすると誓った羽生結弦(ANA)。ライバルのパトリック・チャン(カナダ)が休養から復帰する新シーズンに向け、拠点のカナダ・トロントで、より高難度のプログラムの習得に励む。

トロントの中心部から、車で北へ約20分の郊外にある「クリケット・クラブ」。羽生はこの地を拠点にして、4季目を迎える。6日、練習を公開した。

「スケートのためだけに、異国に来ている感覚。よりスケートに打ち込まなくてはならない。教室にいたら、勉強しないといけないみたいな」。オフの日も散策や外食はほとんどせず「スケートのためにとにかく休む」。早大の通信課程に在学し、リポートの提出にも追われているという。

昨季は中国杯での衝突事故や下腹部の手術、世界選手権で連覇を逃すなど試練が続いた。オフはアイスショーで日本各地を巡り、トロントに戻ったのは7月末だった。

「滑り込めていない。一番調子が悪い時は、トリプルアクセルが跳べなくなるくらいになる」。体重もベストより数キロ軽い。だが、昨季の経験を通じ「あまり怖いものはなくなった」と言い切る。「どんな状況、環境でも、あれを乗り越えたからどうにでもなるのではという気持ちが少しある。よりうまくなれる、より自信をもって滑れると思うし、より効率よく練習できると思う」

■大人への脱皮図る
新シーズンに向け「さらにハードルを上げた感じ」と話すのは、ショートプログラム(SP)だ。昨季と同じショパンの「バラード第1番」を使用するが、昨季は断念した演技後半の4回転ジャンプに再び挑む。

それだけではない。ジャンプを跳ぶ前や、技のつなぎで複雑なステップを増やし、出来栄え(GOE)や演技構成点で上積みを狙う。美しいスケーティングで、世界選手権3連覇の経験があるチャンに対抗するためでもある。ブライアン・オーサー・コーチは「105~106点を狙える構成だ」と語り、羽生がソチ五輪で出したSPの世界最高得点(101・45点)を超えることを期待する。

「クラシック曲は難しい。昨季はジャンプでいっぱいいっぱいだった」と羽生。フリーで使う映画「陰陽師(おんみょうじ)」の曲は、物語の場面を想像しながら演じられるが、SPはピアノの旋律だけ。「無の状況から、自分の気持ちを生み出して表現することがまだできない」と課題を挙げる。表現面で幅を広げることは、3年後の五輪に向けて成長が求められる要素だ。「(ピアノの旋律を)耳で聴きながら、曲を自然に解釈して、皆さんに視覚でも楽しんでもらいたい」。20歳になり、スケートでも大人への脱皮を図る。

練習後、新聞各社の取材に「ソチで(金メダルを)取って、その次の五輪で取って終わって、そこからプロをやろうと小さいころから決めていた」と語り、平昌五輪を区切りにプロへ転向する意向を示した。ただ、関係者によると、発言が大きく報じられて戸惑ったという。五輪後の去就は考えず、レベルアップに集中する。

今季の初戦は、10月中旬にカナダで開かれるオータム・クラシック国際の予定だ。同月末のグランプリシリーズ初戦・スケートカナダで、いきなりチャンと対決する。「ワクワクしているが、今はそういうことに気を取られている場合ではない。自分が成長できることを心がけている」

★★★

フィギュア・羽生結弦 3年後にプロ転向の真意
週刊朝日 2015.8.12 11:30
https://dot.asahi.com/wa/2015081200008.html?page=1

「去年発売された、コーチのブライアン・オーサー氏の著書の中で、羽生本人が『この4年に集中して、そして終わらせると思います』と、平昌(ピョンチャン)五輪を集大成にしようとしていると思わせる言葉を口にしていたので、やはり、そうなのか、と……」(ベテラン五輪担当記者)

 ソチ五輪のフィギュアスケート男子金メダリスト・羽生結弦(20)が6日、拠点としているカナダ・トロントで練習を公開し、そこで「ソチ、平昌で(金メダルを)取って終わり。小さい頃から決めていた。そこからプロスケーターをやろうと思っていた。プロの仕事を全うできる体力の状態で、プロとしてやりたい」と公言したのだ。

 3年後の平昌での羽生は23歳。まだまだできるのに、と考えてしまうが、思い出されるのが彼の被災体験である。2011年3月11日、16歳だった彼は仙台の自宅近くのリンクで練習していたときに東日本大震災に見舞われ、避難所生活を経験した。

「それから拠点を神奈川に移して練習を再開することになっても、自分だけ逃げ出してスケートさせてもらっていいものかと悩んだ……そんな真面目な青年なんです。その3年後、金メダルを取ったわけですが、日本人の五輪好き、金メダル待望論は相当なもので、羽生は連覇して当然ぐらいに思ってませんか(笑)。彼の感じているプレッシャーは計り知れませんよ。『平昌で最後』という彼の言葉は、それからは自分が滑りたいように滑ります、という意思表示なんじゃないかなと思うんです」(アマスポーツ担当記者)

 前出のベテラン記者は今後の展開をこう読む。

「女子の浅田真央と男子の羽生は二枚看板。スターがいないと注目度がガクンと落ちます。スケート連盟は、男子は高橋大輔が引退し、羽生に頼りたいはず。『ハーフハーフ』と言って休養していた浅田が復帰しましたが、連盟は羽生に対しても3年後、とりあえず休養して考えてみたら、と引き留めるでしょう。羽生は、先手を打っているような気がします。実は彼は3年前に出した本でも『大きな目標は、オリンピックで金メダルをとって、そして引退……金メダルを考えているのは、ソチの次のオリンピックです』と語ってました。目標の一つ前の五輪で金を取ってしまったわけで、モチベーションの維持が大変だと思います」

 優男に見えて実は有言実行型のユヅくんが描く、自分なりのストーリー。今後の展開から目が離せない。

(岸本貞司) ※週刊朝日 2015年8月21日号

★★★

Hanyu to go pro after 2018 Games
Japan News 4:12 pm, August 08, 2015
https://web.archive.org/web/20150813035447/http://the-japan-news.com/news/article/0002342096

TORONTO — Yuzuru Hanyu is determined to defend his Olympic figure skating title in 2018 in Pyeongchang, South Korea, after which the 23-year-old indicated he will turn professional.

“I will end with a title and a title [at Sochi and Pyeongchang], then turn pro,” Hanyu, the gold medalist at the 2014 Sochi Olympics, told the press at his training base in Toronto. “I want to become a pro skater while I am still in my best condition.”

Meanwhile, Hanyu said he will retain the same music, Chopin’s Ballade No. 1, for his short program that he used this past season, while increasing the difficulty of the routine.

He plans to add a quadruple jump to the second half, and include a triple-triple combination off a complex step series.

In his long program, he plans to have three quad jumps of two varieties as he skates to music from the movie “Onmyoji.”

“I want to be able to think I am making progress in each and every competition,” Hanyu said.

Last season, Hanyu managed to win a silver medal at the world championships, overcoming the effects of a horrific crash with another skater during warm-ups at the Cup of China as well as abdominal surgery.

Coach Brian Orser said Hanyu will be starting the next season as a challenger, without the pressure of being No. 1 in the world. Hanyu is leaning toward beginning his season in mid-October at the Autumn Classic international meet in Canada.