2016.11.27 - NHK Gala + 一夜明け 新闻报导

2016 NHK Gala 图集

羽生、さらなる進化へ4回転ルッツも練習「視野に入れていきたい」
sponichi 2016年11月27日 11:24
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2016/11/27/kiji/K20161127013802590.html
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズNHK杯の男子を制した羽生結弦(21=ANA)がさらなる進化に意欲を見せた。競技から一夜明けた27日に取材に応じ、今季開幕前に4回転ルッツの練習に取り組んでいたことを明かした。「オフにやっとステップアウトまでいった。来季、組み込む話じゃないけど、視野には入れていきたい」
 羽生は左足リスフラン関節に不安を抱えているが、エッジのアウトサイドで踏み切るルッツは負担が少ないという。「アウトで踏み切るのでかかとの方に乗れる。リスフランへの衝撃が少ない」と説明した。
 この日のエキシビジョンの練習では4回転ループをトーループとのコンビネーションで着氷。これまで、公式練習などではフリーの最後のジャンプに4回転トーループや4回転サルコーに挑むなど、常に進化を目指している。
 12月には史上初の4連覇が懸かるGPファイナル(フランス・マルセイユ)、全日本選手権(大阪)と大舞台が控える。「一歩一歩進めている」。表情には自信がみなぎっていた。

★★★

羽生結弦 五輪連覇へすでに始動 午前開始も「プラン立てている」
daily sports 11/27(日) 11:29配信
http://www.daily.co.jp/general/2016/11/27/0009702408.shtml
「フィギュアスケート・NHK杯」(27日、真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)
 自身3度目の300点超えで連覇を達成し、GPファイナル(12月・仏マルセイユ)進出を決めた羽生結弦(21)=ANA=が一夜明け会見に臨み、前人未踏の4連覇の懸かるファイナルに向け「1歩1歩進めている実感はある。ファイナルもいけるし、全日本までの3連戦を健康な状態で臨めたら」と、意気込みを語った。
 日本の絶対的エースは、すでに連覇の懸かる18年平昌五輪に向けた計画もスタートさせていることを明かした。先日、平昌五輪のフィギュアスケート競技が異例の午前開始となる方向で調整されていることが判明。公式練習が前夜になる可能性が浮上するなど、選手たちは対応に追われることになるが、羽生は「米国の放送局が権利を買っているのは知っていたし、ちょっとずつ頭には入ってた」と、想定内を強調。「内臓機能のことや、光や、睡眠のことを含めた時差のコントロールが、パフォーマンスに影響する。サポートしてくださっている西川さんやバスクリンさんを含めて、相談しながらプランは立てている」と、対策に自信をみせた。

★★★

羽生結弦 貪欲にジャンプの進化求める 4回転ルッツ習得も視野
daily sports  11/27(日) 11:37配信
http://www.daily.co.jp/general/2016/11/27/0009702416.shtml
 「フィギュアスケート・NHK杯」(27日、真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)
 自身3度目の300点超えで連覇を達成し、GPファイナル(12月・仏マルセイユ)進出を決めた羽生結弦(21)=ANA=が一夜明け会見に臨み、前人未踏の4連覇の懸かるファイナルに向け「1歩1歩進めている実感はある。ファイナルもいけるし、全日本までの3連戦を健康な状態で臨めたら」と、意気込みを語った。
 今大会では4回転ループに成功。練習では4回転ループに3回転トーループをつける連続ジャンプにも取り組んでいる。また、フリーの最後に4回転トーループや、4回転サルコーを跳ぶ練習も始めている。「こんなに疲れていても跳べるんだという自信がつく」と、意図を説明した。
 また、来季以降を見据え、視野に入れているのが4回転ルッツの習得。昨年、左足じん帯を痛めたことを受け「ルッツは足にあまり負担が掛からない。まだ来季に組み込むとかそういう話ではないけど、視野には入れている」と明かした。

★★★

フィギュアNHK杯2連覇の羽生「成長も課題も多かった」
NHK News  11月27日 12時32分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161127/k10010785941000.html
フィギュアスケートの羽生結弦選手がNHK杯の男子シングル2連覇から一夜明けた27日、報道陣の取材に応じ、「成長できたところも課題も多く見つかった」と大会を振り返りました。
羽生選手は、今シーズン、4回転ジャンプをショートプログラムで2回、フリーで4回入れる難度の高い演技構成で臨んでいます。
NHK杯では観客を魅了する演技を見せ、ショートプログラムとフリーを合わせた合計で今シーズンの世界最高得点となる301.47をマークして大会2連覇を果たしました。
羽生選手は一夜明けた27日、札幌市の会場で報道陣の取材に応じ、「成長できたところもあり、たくさんの課題も見つけることができた」と大会を振り返りました。そのうえで、「自分の中でこれが限界と決めているわけではないので、今、成長できるところはさせていって、1つ1つ進んでいる実感はある。グランプリファイナルや全日本選手権に向けてパワーをためて試合で出していきたい」と話しました。
羽生選手は、来月、フランスのマルセイユで開かれるグランプリファイナルで、男子シングルで大会初の4連覇を目指します。
また、女子シングルで2位に入り、2年連続のグランプリファイナル進出を決めた宮原知子選手は「今回のNHK杯は苦しい試合だったが、次こそ自分の演技がしっかりできるように気持ちを切り替えたい」と話していました。

★★★

羽生、4回転ループに手応え 「安定の早さにもつながっている」
sanspo 2016.11.27 13:06
http://www.sanspo.com/sports/news/20161127/fgr16112713060004-n1.html
フィギュアスケートのNHK杯で、自身3度目の優勝を飾ったソチ五輪男子金メダルの羽生結弦(21)=ANA=が27日、激戦から一夜明け、会見に臨んだ。
 この日は、午後3時からのエキシビションに向け、午前9時過ぎから氷上で練習した。
 今シーズン3戦目となったNHK杯で、昨年のGPファイナル以来となる合計300点越えをマーク。国内の公式戦では初めて4回転ループを成功させるなどようやくプログラムが形になってきたことに「最初に4回転トーループ、4回転サルコーを(プログラムに)取り入れたときは、特に4回転サルコーですけれども、2シーズン丸々使ってやっとここまで安定したというのがある。ただ、ループに関しては他の4回転と違って、2種類の4回転のベースができてからの4回転ループだったので、安定の早さにもつながっている」と4回転ループを自分の武器にできた感覚を持っている様子だ。
 今後は来月8日にフランス・マルセイユで開幕するGPファイナル、22日から大阪で行われる全日本選手権に出場する。

★★★

羽生、新たな4回転習得を宣言…NHK杯V一夜明け
スポーツ報知 2016年11月27日13時24分  
http://www.hochi.co.jp/sports/winter/20161127-OHT1T50088.html
男子フィギュアスケートで26日のNHK杯を制した羽生結弦(21)=ANA=が27日、一夜明け取材に応じた。
 今大会のフリーで成功させた大技の4回転ループに加えて新たな4回転習得を予告した。「4回転ループのコンビネーションや4回転ルッツを視野に入れてやっていきたい」と宣言。すでに練習にも取り組み始めており、ルッツに関してはステップアウトの段階まできているという。
 今大会では自身3度目となる300点超えで連覇を達成し「自分の限界は決めていない。一歩一歩進めている実感がある」。GPファイナル4連覇に向けては「パワーをためて頑張る」と意気込んだ。

★★★

羽生結弦のジャンプさらに進化 4回転ルッツ習得中
nikkansports 2016年11月27日13時30分
http://www.nikkansports.com/sports/news/1744072.html
羽生のジャンプがさらに進化する。フィギュアスケートグランプリ(GP)シリーズ最終第6戦NHK杯で連覇を達成し、GPファイナル(12月・マルセイユ=フランス)出場を決めた羽生結弦(21=ANA)が27日、エキシビションの練習で4回転ループ-3回転トーループの連続ジャンプをきれいに着氷した。
 今年10月、国際スケート連盟(ISU)主催の大会で4回転ループを成功。今は単独ジャンプとして演技に入れているが、それをさらに難しいコンビネーションにしてみせた。「今日初めてやってみてできた。これから練習でちょっとずつやっていき、(来季の)平昌五輪に向けて視野にいれてやっていければ」と、来季から試合に組み込むことも頭にはあるようだ。
 さらに自身にとって4種類目の4回転ジャンプ、ルッツも習得中だ。今年4月の世界選手権後に左足リスフラン(甲)靱帯(じんたい)損傷で療養。復帰した時、左足に1番負担が少なかったのはループとルッツジャンプだった。ループは右足踏みきりで左足つま先を使わないため理解できるが、左足踏みきりのルッツもかかとの方に重心がいくため甲に衝撃が少なく跳びやすかったという。今季オフの時には、着氷で足が乱れたが降りて、手応えをつかんだ。「来季組み込むということではないが、視野にいれておけたら」。連覇を狙う18年平昌五輪へ、羽生の挑戦はまだまだ続きそうだ。

★★★

羽生、コーチから太鼓判!?「鼻くそをほじっててもトーループを跳べるだろ」
sanspo  2016.11.27 14:49
http://www.sanspo.com/sports/news/20161127/fgr16112714490006-n1.html
ソチ五輪フィギュアスケート男子金メダルの羽生結弦(21)=ANA=が27日、NHK BS1で放送された「明子の部屋」に生出演。プロフィギュアスケーター、鈴木明子さん(31)と軽妙なトークを繰り広げた。
 連覇を飾ったグランプリシリーズ第6戦、NHK杯(札幌)から一夜明け、「正直、悔しい。もっとうまくなりたいと思った」と300点超えにも反省。「全然寝られなかった。けっこう興奮していたので、3時間ぐらいしか寝ていない」と苦笑いを浮かべた。
 フリーは4回転ジャンプを4本跳ぶ攻撃的なプログラム。指導を受けるブライアン・オーサー氏(54)からは、「おまえ、目をつぶってもサルコーを跳べるだろ。鼻くそをほじっててもトーループを跳べるだろ」と冗談交じりでいわれたという。
 ショートプログラム(SP)では衣装を白から紫に変えた。演技前の6分間練習でジャージーを脱ぐと、会場から黄色い歓声が飛んだことに、「めちゃくちゃうれしかった。『変えたぞー』みたいな」としてやったりの表情を浮かべた。振付師のジェフリー・バトル氏(34)から、「(白だと)動きが見えづらい」と指摘を受けたこともあり、「いろいろ考慮したうえで最終的にあの色にたどり着いた」と説明。プリンスの名曲「レッツ・ゴー・クレイジー」を演じるだけに、「もっともっとライブ感を出していきたい」と強いこだわりをみせた。
 休日の過ごし方については「昼間で寝る!夜中までゲーム!」とボードに記した。「平気で(午前)4時までやっています」とオンとオフをきっちり切り替えている。試合前のウオーミングアップでは歌を口ずさむシーンが見られるが、「歌ってないですよ。口パクだから迷惑はかけてない」と告白した。ウオーミングアップのリストは60曲ほどあるという。
  2年後の平昌五輪へ向けては、「まだ現実味が全然ない。五輪のために(フリーで)4回転4つをトライしている。まだまだ完成形は見えていないけど、練習ではできている。あとは本番で出せるように、いかにコンスタントにやっていくか」と決意を語った。

★★★

羽生、休日は「昼まで寝る!夜中までゲーム!」
スポーツ報知  2016年11月27日14時53分  
http://www.hochi.co.jp/sports/winter/20161127-OHT1T50103.html
男子フィギュアスケートで26日のNHK杯を制した羽生結弦(21)=ANA=が27日、エキシビジョンの合間に行われた2012年世界選手権銅メダリスト・鈴木明子さん(31)とのイベントに登場し、休日の過ごし方についてトークを繰り広げた。
 NHK杯から一夜明け、コーチに「目をつぶっててもサルコー飛べるだろう。鼻をほじっててもトウループ飛べるだろ」と言わせるほどの完成度を誇っている羽生だが、「正直悔しいです。もっとうまくなりたいなって思いました」と目標はさらに高いところにあることを明言した。
 今大会から衣装を白からパープルに変えた。6分間の公式練習でお披露目した際、大歓声に包まれたが「(ジャージーを脱ぐのが)緊張しました。すごく真面目な顔をしてましたけど、内心めちゃくちゃ嬉しかったです」とお茶目な一面を覗かせた。
 本題の“休日の過ごし方”については、「昼まで寝る!夜中までゲーム!」「平気で(明け方の)4時までやってる」と練習の前日でも明け方までゲームをやっていると話し、会場を驚かせた。
 羽生は2018年平昌五輪に向け「まだ現実味が無くて、今シーズン1個1個の試合を丁寧にやってるって感じですけど、オリンピックのために4回転4つにトライして頑張っているところですし、まだまだ完成形は見えてないですけれど、練習ではできているので、あとは本番で出せるように、いかにコンスタントにやっていくかっていう事をオリンピックに向けてやっていきたいと思います」と力強く話していた。

★★★

“白鳥”羽生、振付師・タラソワから贈られた曲を優美に披露 NHK杯エキシビション
sankei 2016.11.27 17:34
http://www.sankei.com/sports/news/161127/spo1611270015-n1.html
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ最終第6戦、NHK杯のエキシビションが27日、札幌市の真駒内セキスイハイムアイスアリーナで行われ、大会連覇を飾った男子の羽生結弦(ANA)らが華麗な演技で観客を魅了した。
 羽生は白鳥をイメージした衣装で登場。浅田真央(中京大)らの振付師として知られるロシアのタチアナ・タラソワ氏に贈られた「ノッテ・ステラータ(星降る夜)」を滑り、優美なスピンなどを披露した。
 女子の宮原知子(関大)は2季連続出場を決めたファイナルに向けて「気持ちを切り替えて、しっかりと自分の演技をしたい」と意気込み、氷上を艶やかに舞った。

★★★

羽生、エキシビションでSPの“プリンスコンサート”再び
daily sports  11/27(日) 17:40配信
http://www.daily.co.jp/general/2016/11/27/0009703116.shtml
 「フィギュアスケート・NHK杯」(27日、真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)
 自身3度目の300点超えで連覇を達成し、GPファイナル(12月・仏マルセイユ)進出を決めた羽生結弦(21)=ANA=がエキシビションに登場。アンコールではショートプログラム(SP)の使用曲、プリンスさんの「レッツ・ゴー・クレイジー」で会場を沸かせた。
 白と黒のシックな衣装に身を包み、しっとりとしたエキシビションナンバー「ノッテ・ステラータ(星降る夜)」に乗って観客を魅了。
 舞い終えると、大きな拍手に応え、再びリンクに登場した。“プリンスカラー”である紫のライトで演出がされる中、演技終盤からのショートバージョンを披露し、コンサートさながらの盛り上がりを見せた。

★★★

「自分の中で限界はない」羽生、五輪へレベルアップ急ぐ (後藤太輔)
asahi 2016年11月27日18時33分
http://www.asahi.com/articles/ASJCW4RSXJCWUTQP01H.html
2018年平昌(ピョンチャン)五輪で連覇を目指す羽生は、プレシーズンで上々のスタートを切った。手堅く完成度の高い演技を目指すのが五輪シーズンだとすれば、今季は自分の限界値をできるだけ引き上げるシーズンだ。羽生はこの日、「今、成長できることを成長させて、一つ一つ進めている実感がある」と話した。
 4回転ループを含む四つの4回転ジャンプを跳ぶ挑戦的なフリー。今大会では、目立ったミスを4回転サルコーで転倒したことと、3回転が2回転になったことだけに抑えた。この日のエキシビションの練習では、4回転ループからの連続ジャンプも試した。難度が高い4回転ルッツも成功まであと少し。「今季のオフ、(回って)ステップアウト(着氷した足だけでバランスを保てずに逆の足を踏み出すこと)まではいった」
 オーサーコーチは「来年、新しいジャンプを入れようとしても遅すぎるので、今のうちに場数を踏もうとしている。たいへん賢い」とその意欲を買う。
 羽生は「自分の中で限界はない」と言う。演技最終盤での4回転も練習では見せる。レベルアップを急ぐのは、五輪に向けて土台を大きくするためだ。「今季、自信を持つためにもやっているが、来季に向けてもいいものがあると思っている」

★★★

羽生結弦「一個一個進めている」 さらに大技挑戦も
daily sports 2016年11月27日 18時34分
http://www.daily.co.jp/general/2016/11/27/0009703197.shtml
 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ最終第6戦、NHK杯を今季世界最高の301・47点で2連覇した男子の羽生結弦(ANA)が一夜明けた27日、会場の札幌市真駒内セキスイハイムアイスアリーナで報道陣の取材に応じ「一個一個進めている実感はある」と話した。
 「限界はない」と言い切る日本のエースは大技の4回転ルッツや4回転ループからの連続技、最終盤の4回転ジャンプを将来的にプログラムに入れることも視野に入れているという。
 27日午後のエキシビションでは「ノッテ・ステラータ(星降る夜)」などを軽やかに舞った。

★★★

白鳥の王子様!羽生結弦の華麗な演技に観客大興奮
nikkansports 2016年11月27日18時55分
http://www.nikkansports.com/sports/news/1744177.html
<フィギュアスケート:GP最終戦NHK杯>◇27日◇札幌市真駒内セキスイハイムアイスアリーナ◇エキシビション
 男子で今季世界最高で連覇した羽生結弦(21=ANA)を始め、女子で2位の宮原知子(関大)らが華やかにリンクを舞った。
 主役の羽生は大トリで登場した。曲は「ノッテ・ステラータ(星降る夜)」。サン・サーンスの「白鳥」に、イタリア語の歌詞がついたラブソングに乗って、白い羽根がついた豪華な衣装を身にまとい、流れるような華麗なスケーティングを披露すると会場は大興奮に包まれた。
 アンコールは、今季のSP曲、プリンスの「レッツ・ゴー・クレイジー」。今度は一転、軽快なリズムで力強く舞うと会場はライブ会場のごとくまさに一体化。最後まで「羽生劇場」だった。
 今後は12月8日開幕のGPファイナル(フランス・マルセイユ)で史上初の4連覇を目指す。

★★★

フィギュアNHK杯 羽生らエキシビションで華麗な演技
NHK News  11月27日 19時01分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161127/k10010786261000.html
フィギュアスケートのNHK杯は、すべての競技を終えてエキシビションが行われ、今シーズンの世界最高得点で男子シングルを2連覇した羽生結弦選手が華麗な演技で会場を沸かせました。
NHK杯は27日、アイスダンス後半のフリーダンスが行われてすべての競技が終わり、各種目の選手が参加してエキシビションが行われました。
このうち、男子シングルで今シーズンの世界最高得点となる301.47をマークして大会2連覇を果たした羽生選手は、ロシアの振付師のタチアナ・タラソワさんから贈られた幻想的の曲を感情を込めて演じたほか、アンコールではショートプログラムでも使用しているアメリカのミュージシャン、プリンスのアップテンポの曲に乗った勢いのある演技で会場を沸かしました。
また、女子シングルで日本勢最高の2位に入った宮原知子選手は、黒と赤の衣装でボーカル入りの曲に合わせて大人の雰囲気を醸し出して観客を魅了していました。
最後は、観客の大きな拍手や声援の中、選手全員でリンクを回り、大会を締めくくりました。

★★★
 
羽生結弦は「急にハイテンションになる」 田中刑事が素顔明かす
daily sports  11/27(日) 22:55配信
http://www.daily.co.jp/general/2016/11/27/0009704040.shtml
 フィギュアスケート男子で、NHK杯で2連覇を果たした羽生結弦(21)=ANA、初の表彰台となる3位に入った田中刑事(22)=倉敷芸術科学大、女子で2位に入った宮原知子(18)=関大=が、27日放送のNHK総合「サンデースポーツ」(日曜、後9・50)に出演し、同級生の田中が羽生の素顔を「急にハイテンションになる」と明かした。
 インタビュアーを務めたプロフィギュアスケーター・織田信成が「お互いの性格、どう思っている?」と質問。田中は「急にハイテンションになる」と即答。織田に「詳しく教えてほしい」と言われると、「いろいろありすぎて…。本当に、ついていけないんですよ、テンションに」と、苦笑いした。
 これに対して羽生は、田中のことを「受容量が半端ないんですよ。僕が何かしらマシンガントークをしたとしても、何でもうなずいてくれる。何でも受け止めてくれる。女房役的な」と、広い心で受け止めてくれる田中に感謝した。
 羽生と田中は同学年。田中は羽生について「ノービスの時から一緒に戦ってきて、ジュニアで彼がトップを走って追いつかない存在になったんですけど、こうして同じNHK杯で、一緒の舞台で戦えることは本当にうれしい」とし、さらに「もっと戦っていく気持ちを強く持たないといけないなと思いました」と、気を引き締めた。
 これに対して羽生は「単純にうれしい。(自分は)すぐにシニアに上がって戦ってきたので、やっと来たかという気持ち。すぐに表彰台にのぼってきたのでうれしいですね」と、田中の躍進に笑顔がはじけた。

★★★

羽生結弦「これが限界と決めているわけでもない」
読売新聞 2016年11月27日 23時45分
http://www.yomiuri.co.jp/sports/winter/20161127-OYT1T50117.html
NHK杯は27日、エキシビションが行われ、今季世界最高の合計301・47点で2連覇を飾り、4連覇がかかるグランプリ(GP)ファイナル(12月、仏マルセイユ)進出を決めた羽生結弦(ANA)らが華麗な演技で観客を魅了した。
 優勝から一夜明けて取材に応じた羽生は、新技の4回転ループを武器に挑んだGPシリーズ2試合を「課題をたくさん見つけることができた」と振り返り、演技構成について「これが限界と決めているわけでもない」と語った。
 午前の練習では、4回転ループに3回転トウループをつける連続ジャンプを着氷させるなど、更なる成長への意欲は強い。左足のけがで控えていた4回転ルッツの練習を再開したことも明かし、平昌五輪が行われる来季に向け、「視野に入れておけたら」と話した。GPファイナルは「しっかりパワーをためた状態で」戦いたいと意気込んだ。

★★★

羽生結弦、4大陸選手権に出場へ 平昌五輪と同会場
nikkansports 2016年11月28日4時58分
http://www.nikkansports.com/sports/news/1744259.html
エキシビションでファンの声援に応える羽生(撮影・井上学)
羽生の「五輪連覇プラン」が見えてきた。ソチ五輪フィギュアスケート男子シングル金メダリストの羽生結弦(21=ANA)が18年平昌五輪での連覇へ向け、来年2月に本番会場の韓国・江陵アイスアリーナで行われる4大陸選手権に出場する意向があることが27日、分かった。
 ここ3シーズンは見送っていたが、五輪を見据えテスト試合に臨み、リンクを体感する。

★★★

佐野稔の舞評論: 羽生、現在のプログラムを世界選手権まで完璧にこなせるという前提
sanspo 2016.11.28 05:00
http://www.sanspo.com/sports/news/20161128/fgr16112805000002-n1.html
NHK杯国際競技会最終日(27日、札幌市真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)より高難度の4回転ルッツや4回転ループの連続ジャンプへの挑戦は、試してみる価値はある。ただし現在のプログラムを3月の世界選手権までやり、完璧にこなせるならという前提付きだ。
 今大会でもSPでループを失敗し、フリーではサルコーで転倒した。また、多くの種類の4回転ジャンプを跳ぶと、そちらに意識が集中し、演技面に隙ができてしまいがちだ。昨年出した歴代最高点の演技構成点はSP49.14点、フリー98.56点と満点(計150点)に近かった。今回は46.54点+92.52点。もっと練り込む必要がある。
 19歳の金博洋(中国)や17歳のネーサン・チェン(米国)ら若手が4回転ルッツを跳んでおり、追い上げられている不安があるのだろう。だがルッツを入れても他が崩れては話にならない。 (1976年インスブルック五輪代表、77年東京世界選手権銅メダリスト)


★★★

羽生、GPファイナル初4連覇へ「健康な状態でしっかり」
sanspo  2016.11.28 05:01
http://www.sanspo.com/sports/news/20161128/fgr16112805010001-n1.html
NHK杯国際競技会最終日(27日、札幌市真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)羽生は、この日も観客の目を釘付けにした。エキシビションではほぼ満員の会場で「ノッテ・ステラータ(星降る夜)」などを軽やかに舞った。NHK杯を皮切りに約1カ月の間に男女を通じて初の4連覇がかかるGPファイナル、5連覇を目指す全日本選手権が続く。「健康な状態でしっかりとパワーを出したい」と再び、ファンの声援を力に変えていく。

★★★

シン羽生に変身!?五輪連覇&世界最高更新へ神プログラム構想
sanspo  2016.11.28 05:05
http://www.sanspo.com/sports/news/20161128/fgr16112805050003-n1.html
NHK杯国際競技会最終日(27日、札幌市真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)ユヅ様がシン・ユヅ様に変身!? 前日26日に今季世界最高の合計301・47点で優勝した羽生結弦(21)=ANA=が、2018年平昌五輪での連覇に向けて秘策を明かした。今大会のフリーで国内の公式戦として初めて成功させた4回転ループを、来季は連続ジャンプに進化させる可能性を示唆。さらに、自身4種類目の4回転ジャンプとなる4回転ルッツや、基礎点が1・1倍になる後半にも4回転ジャンプを織り込むことなど、超人プログラムで五輪シーズンに突入する。
この男の辞書に満足という言葉はない。この日のエキシビションでも観客を魅了した羽生。だが、頭の中は早くも平昌五輪につながる来季の構想でいっぱいだった。
 「自分の中では限界というのを決めていない。それ(ループのコンビネーション)も視野に含めてやっていければいい」
 描くテーマは「新・進・神」ユヅル-か。
 (1)4回転ループに3回転トーループをつける連続ジャンプ:この日のエキシビションに向けた練習滑走でも2度成功させた。『4回転戦争』が勃発している男子において、来季の新プログラムに組み込む可能性は十分にある。
 (2)4回転ルッツ:現在ループ、サルコー、トーループの3種類の4回転ジャンプを跳ぶ羽生は、4月に左足リスフラン関節靱帯(じんたい)を損傷。けがの影響が最も少ないジャンプを「ループとルッツ」とし、4回転半を除く5種類のジャンプの中で最も基礎点が高く、日本選手が公式戦で成功させていないルッツ(13・60点)にも挑むつもりだ。
(3)後半にも4回転:単発の4回転ループを4回転ループ+3回転トーループの連続ジャンプにすると4・3点アップ。仮に今季のフリープログラムの2本目に跳ぶ4回転サルコーを4回転ルッツに変更すれば3・1点が加算され、基礎点は合計で7・4点上がる。さらに、基礎点が1・1倍になる演技後半に4回転ジャンプを組み込む構想も。基礎点が計10点近く上がれば、フリーで常時200点越えを狙え、五輪本番で昨年のGPファイナルでたたき出した世界歴代最高330・43点の更新も可能にする“神プログラム”が完成する。
 着実に“進化”を続ける羽生。絶対王者は「一個一個、進めているなという実感はある」と胸を張る。フィギュア界の“新時代”を切り開くのは、間違いなくこの男だ。 (角かずみ)
★朝型体質にシン化
 平昌五輪では、さまざまな理由からフィギュアスケートが異例の午前開始となることが濃厚だ。羽生は「光とか睡眠は時差のコントロールやパフォーマンスに非常に影響する。相談しながらプランを立てている」。夜に演技することが多い“夜型体質”を、周囲のサポートによって朝型にシフトチェンジする対策を思案中だ。

★★★

羽生、来季にも4回転4種類目「ルッツ」挑戦
スポーツ報知 2016年11月28日6時0分  
http://www.hochi.co.jp/sports/winter/20161127-OHT1T50320.html
◆フィギュアスケート グランプリシリーズ最終戦NHK杯 最終日(27日、北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)
 今季世界最高得点の300点超えで連覇した羽生結弦(21)=ANA=が一夜明けた27日、エキシビションに参加。自身4種類目の4回転ジャンプとして、高難度の「ルッツ」習得を視野に入れていると明かした。
 GPシリーズで初めて4回転ループを成功させた羽生の視線は、すでに次の挑戦へ向いていた。アクセルを除いたジャンプの中で最難関のルッツだ。「オフにはステップアウトまでいった。来シーズンに組み入れていくという話ではないけど、視野には入れている」。4種類目の4回転習得プランを明かした。
 昨季終盤に左足甲のリスフラン関節の靱帯(じんたい)を痛めた羽生は「ルッツはあまり足に負担がかからない。左足のアウトサイドで踏み切るので、かかとの方に乗れる。リスフランへの衝撃が少ない」と説明した。試合で成功させている4回転はトウループ、サルコー、ループの3種類。基礎点が13・6と高いルッツは金博洋(中国)とネーサン・チェン(米国)の2人が国際スケート連盟(ISU)公認試合で成功させている。
 今大会の公式練習で、4種類の4回転を跳ぶチェンの滑りを初めて生で見て刺激を受けた。「簡単にルッツやフリップを跳んでいて、自分はまだ簡単なことをやっているんだなと思えた。自信になった」。習得すれば、さらに高得点が可能になり、4回転5本のプログラムへ選択肢が広がる。
 この日の練習では4回転ループ―3回転トウループの連続ジャンプを2度決めた。「平昌も視野に含めてやっていきたい」。前人未到の4連覇を狙う12月のGPファイナル(8~11日、マルセイユ)、年末の全日本選手権と試合が続く。「一歩一歩進んでいる実感がある。この3連戦、健康な状態でパワーを出せるようにしたい」と笑顔で締めた。(高木 恵)

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田中刑事、3位表彰台で君が代「ユヅので聞いたので次は自分で」
スポーツ報知 2016年11月28日6時0分  
http://www.hochi.co.jp/sports/winter/20161127-OHT1T50325.html
◆フィギュアスケート グランプリシリーズ最終戦NHK杯 最終日(27日、北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)
 羽生の同級生で、NHK杯3位の田中刑事(22)=倉敷芸術科学大=は「表彰台では国歌が印象的だった。でも、今回はユヅの(優勝)で聞いたので次は自分の成績で」と新たな目標を立てた。
 同じく同級生で9位の日野龍樹(21)=中京大=は「もっとこいや」と羽生から愛のあるメッセージをもらい、「もうちょっと待って」と返事。「僕も大きな大会でまた演技がしたい」と刺激を受けた。

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羽生結弦、五輪見据え4大陸選手権で平昌リンク体感
nikkansports 2016年11月28日9時58分 紙面から
http://www.nikkansports.com/sports/news/1744386.html
羽生の「五輪連覇プラン」が見えてきた。ソチ五輪フィギュアスケート男子シングル金メダリストの羽生結弦(21=ANA)が18年平昌五輪での連覇へ向け、来年2月15日に本番会場の韓国・江陵アイスアリーナで開幕する4大陸選手権に出場する意向があることが27日、分かった。ここ3シーズンは見送っていたが、五輪を見据えテスト試合に臨み、リンクを体感する。
 平昌五輪まで、あと1年と3カ月弱。アジア人初の連覇を狙う羽生の入念な計画が見えてきた。まずは来年2月の「プレ五輪」4大陸選手権への出場だ。本番会場の江陵アイスアリーナで同時期に行われるため、氷の感触や、会場内外の雰囲気などを感じるために出ておきたい大会。14年ソチ五輪でも、同地で行われたプレ大会グランプリ(GP)ファイナルを経験していた。GPシリーズNHK杯連覇、6季連続のGPファイナル進出決定から一夜明けた27日、関係者は「五輪で勝つためにやってきているのだから当たり前」と出場への意欲を明かした。
 4大陸選手権はアジア、米国、オセアニア、アフリカの選手で争う大会で、日本では年末の全日本選手権10位以内から代表が選出される。羽生は東北高1年の11年に初出場し、2位でシニア初表彰台に上がった。だが、13年を最後にここ3シーズンは世界選手権を優先し、見送ってきた。3月にヘルシンキで行われる世界選手権は五輪の枠取りと同時に、13-14シーズン以来3季ぶり優勝もかかる。それでも今季は五輪連覇を見据え、その1カ月前の4大陸選手権も重要視する。
 五輪本番への準備は別のアプローチからも始めている。平昌五輪は、放送権の関係でフィギュアスケートでは珍しく夜ではなく、午前中に競技スタート予定。時間に対応できるよう、羽生は契約する寝具、食品などのメーカー担当者と「相談しながらプランを立てている」と明かした。金メダルへ、着々と準備を進める。
 ◆4大陸選手権 98-99年シーズンに創設された欧州を除く米、オセアニア、アジア、アフリカの4大陸の選手による大会。欧州選手権などと同等の扱い。日本は過去、男子シングルで6度、女子シングルで10度の優勝を誇る。

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羽生結弦が貫禄V NHK杯男子フリーは16%
nikkansports 2016年11月28日10時17分
http://www.nikkansports.com/sports/news/1744424.html
26日土曜日に中継されたフィギュアスケートのGP最終戦NHK杯の男子フリー(NHK総合午後7時30分から115分間)の平均視聴率が16・0%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)だったことが28日、わかった。
 試合は羽生結弦(21=ANA)が、フリー197・58点、合計301・47点で優勝し、史上初の4連覇が懸かるGPファイナル(12月、フランス・マルセイユ)切符を獲得した。

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精密に進化した羽生の4回転ループは平昌五輪の武器になる!
The PAGE 2016.11.28 12:00
https://thepage.jp/detail/20161128-00000001-wordleafs
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ最終戦、NHK杯男子シングルで、ソチ五輪金メダリストの羽生結弦(21、ANA)が、計301.47点の今季世界最高得点で連覇を果たした。
 では、羽生の何がどう凄かったのか? 2位に終わったスケート・カナダと何がどう違ったのか?
 元全日本2位で、現在、ジュニア世代の育成に尽力している中庭健介さんは、こう分析した。
「2位に終わったスケート・カナダの羽生選手の4回転ループは、どちらかというと思い切り良く跳ぶことだけを考えた、野球で言えば160キロ級の剛速球でしたが、今回は150キロ台で、しかも細かいコントロールを加えたような、丁寧なジャンプになっていました。ジャンプの入りの動きから細かく精密になっていました。ショートではステップアウト、フリーでは空中での軸が若干ゆがみ、外れそうになりましたが、こらえました。おそらく感覚の中で、思い切りと、正確、丁寧にまとめることの調整がつき始めたのだと思います。
 ループは右足1本で跳び、右足1本で着地するジャンプのため、なかなか勢いをつけにくいのが特徴ですが、例えば腕の軌道や右足のアウトエッジで描く弧の大きさを一定にさせるなど、どこに意識をおけばいいのかというコツや極意のようなものをつかんだかのように見えました。間違いなく来シーズンの平昌五輪に向けてのプラス材料となるでしょう」
 
 ショート、フリーの冒頭に、それぞれ今シーズンから挑戦している4回転ループを組み込んだ。ショートではステップアウトしたが、フリーでは見事に着氷を決め、国内初成功を果たした。フリーで4つ入れ込んだ4回転ジャンプは、後半の最初に組んだ4回転サルコーは転倒したが、残り3つを成功させた。
 中庭さんは、「ジャンプに関する丁寧、精密と言うキーワードは、ショートで2本、フリーで4本入れたすべての4回転に当てはまるものでした。昨年よりさらに難しくなったプログラムなのに、ジャンプに綿密な磨きがかかっている部分が、スケート・カナダからの大きな進化、成長ポイントです。足の故障回復が不安視されていましたが、しっかりと滑り込んできた跡がうかがえました。そのあたりのコンディショニングの調整能力も高くなってきたのでしょう」と、評価した。
 コンビネーションジャンプでは、トリプルがダブルになってしまうミスもあったが、中庭さんは、「それらのミスがなければというのが、羽生選手にとって次へのノビシロであり、モチベーションにつながっていると思います。今回も、ミスがなければ、彼が持つ世界最高得点に迫るところまでいったでしょう。その意味で、このNHK杯は、次のGPファイナルに非常にうまくつながっていくと思います」と見ている。

 羽生は、4回転ループにセカンドジャンプとして3回転トゥーループをつけるコンビネーションや、アメリカの17歳の新星、ネイサン・チェンがプログラムに入れている4回転ルッツへの挑戦をも視野に入れて練習しているという。中庭さんは、この挑戦についてもポジティブな見方をしている。
「4回転ループの成功率が高まり、着氷感覚をつかめるようになれば、羽生選手レベルでは、セカンドジャンプに3回転トゥーループをつけることはそう難しくないんです。ルッツに関しても、ループと違って両足を使うことができるので、成功させることは十分に可能です。
 羽生選手のアスリートとしてのモチベーションがそうさせるのでしょうが、現状に満足することなく、次から次へ難しい技術に挑戦をすることで、今取り組んでいるジャンプが感覚的に簡単に思えるようになり、精神面が非常に強くなり自信になります。安定した演技構成点の高さといい、羽生選手のGPファイナル4連覇に死角はみつかりません」
 羽生が大会初の4連覇を狙うGPファイナルは、12月8日からフランスのマルセイユで開催される。